自室のテレビにはAmazonのFire TV Cubeを繋いでいます。
購入したのは去年の1月末で、特に不具合等はありませんでしたが、いくつか不満点があり、
今回新しく発売されるApple TV4Kに買い替えることにしてみました。
購入したのはこの64GBモデル。
そんなわけで、今回何故買い替えることにしたのか、Fire TV Cubeの個人的に気に入らなかった点を3つ挙げてみます。
Fire TV Cubeは有線速度が100Mbpsまで
私の自室は2階で、インターネットはNURO光を契約し、無線LANルーターは
バッファローの「WXR-5950AX12」を使用しています。
無線LANルーターは私の自室に設置してあるので、一番使用率が高いFire TV Cubeを有線接続で利用中。
同居している家族もいるからWi-Fiの同時使用率が高いし、せっかく有線引っ張れる距離にルーターとFire TV Cubeがあるんだから有線で使おうかと。
Fire TV Cubeには有線接続が可能になるイーサネットアダプタが同梱されてくるので、Fire TV Cube単体を購入するだけで有線接続が簡単に接続可能ですし。
ただし、このイーサネットアダプタはAmazonの商品説明ページに「10/100 イーサネット」と記載がある通り、最速でも100Mbpsまでしか速度が出ません。
もちろん100Mbps出れば4K動画視聴も容易に可能(4Kで約24Mbpsと言われているそう)だから問題はないのですが、せっかくWi-Fiルーターが最大10Gbpsの伝送速度に対応しているので、対応する機器も「ギガビットEthernet」と公式ページに記載されているApple TV 4Kにしようかなと考えました。
Fire TV Cubeのほうもいつかは別売りでギガ対応のイーサネットアダプタが別売りされると考えて待っていたものの、いつまで経っても発売される気配すらないので諦めました。
そんなわけでこれが今回買い替える一番大きな理由に。
Apple TV 4KはWi-FiがMIMO、Wi‑Fi6対応
Apple TV 4KはWi-Fi接続でもFire TV Cubeより優れています。
MIMOというのはMultiple Input Multiple Outputの略称で、
送受信側それぞれが複数のアンテナを用いて、同一周波数帯で同一通信を行うことで、通信を高速化させる技術です。アンテナを増やすことで、電波も安定します。
https://www.fenet.jp/infla/column/network/204/
とのこと。
また、Apple TV 4Kは最新技術の802.11ax(Wi‑Fi6)にも対応しています。
Fire TV Cubeは802.11acには対応していますが、Wi‑Fi6には未対応。
書いた通りで私は有線LANで使用するつもりなので、とりあえずWi-Fiの話は関係ないし、Wi‑Fi6に未対応でも動画視聴に困ることはありませんけど、せっかくWi‑Fi6対応の無線LANルーターを使用しているので、どのくらい高速になるのかのテストをしてみたいこともあって買い替えようかと。
ちなみにiMac 5KはLate2014と古く、こっちもそろそろ買い替えを検討中だったりします。
iPadもAir2、PS4 Pro、スマホ、テレビ・・・と自室にある機器の全てがWi-Fi6未対応の機器ばかりだから、無線LANルーターの性能を試すために最も安価でWi-Fi6対応のApple TV 4Kは一番買い替えやすい機器だったということもありました。
いずれにしてもこの通信環境の面に関しては、Apple TV 4KのほうがFire TV Cubeよりも遥かに先進的で優れているのは間違いないようです。
っていうか、Fire TV Cube遅れているとも言えるのかも。
それと、Fire TV Cubeのほうは不明ですが、Fire TV Stickって、Wi-Fiで5GHz帯に接続する場合はチャンネルをW52(36、40、44、48)に固定しないと繋がりません。
Fire TV Cubeにこの制約がないのであれば、2階の自室はApple TV 4K、1階のリビングはFire TV StickからFire TV Cubeに変更すればチャンネルを固定する必要もなくなるのかなとも。
今はチャンネルを固定しちゃっていますが、通常は電波の状態が悪い場合に自動でチャンネルを切り替えるように無線LANルーターは設定できるので。
Fire TV Cubeはサウンドバーとの相性が悪い
- 有機ELテレビ(2017年製OLED55C7P)
- HT-S200F(ソニーのサウンドー)
- Fire TV Cube
今現在自室ではこの組み合わせでFire TV Cubeを使用中なのですが、この組み合わせだと相性が悪いようで、サウンドバーとテレビをHDMIケーブルで接続すると、電源オン時に音が出ない症状が度々起こります。
一旦この症状が起こると、Fire TV Cubeを再起動するか、HDMIケーブルを抜き挿しするかのどちらかじゃないと音が出なくないままだから本当に面倒くさい。
Fire TV Cube接続以前はこのような症状は一切出なかったので、単純に相性の問題っぽい。
一応、LG、ソニー、Amazon全てのサポートに問い合わせてみた結果でも「相性の問題」と一蹴されてしまいました。
ただ、HT-S200Fは光デジタル入力も可能なので、この問題は光デジタルケーブルを使って接続すると音が出ない不具合は解消されていました。
が、最近になって今度はHDMI4からHDMI1に切り替えると音が出ない症状が出てしまいました。
この間、Fire TV CubeだけトップページのUIがリニューアルされたのですが、どうもこの時期と重なるので、もしかするとこのアップデートが原因なのかな(推測に過ぎませんが)と。
HDMI4にはPS4 Pro、HDMI1にはFire TV Cubeを接続しているのですが、私はゲームに飽きたら動画配信視聴という感じで割と頻繁に切り替えるので、これがまた面倒くさい。
この症状が起こった場合は、入力を一旦地上波に変更すると何故か音が出て、再度HDMI1や4に戻せば音は普通に出るのですが・・・。
この問題は、今後のファームウェアのアップデートで解消されるかも知れませんけど、この3機種の組み合わせは本当に不具合が起こりやすいようだから、今後も面倒くさい症状が起こる可能性は高くて面倒くさいから、いっそのことApple TV 4Kに変更しちゃおうかと。
テレビもサウンドバーも不具合は一切なく、とても気に入っているから、故障でもしない限りは今後も交換する予定はないし。
Apple TV 4Kに対する期待と不安
Apple TV自体は現物を写真撮影している通りで、私は古い(確か第2世代)を2010年頃に購入しているので所有しています。
動作は重いし、リモコンの使い勝手も良くないし、と良い印象はほとんどなく、今でも故障していないと思いますが、ほとんど使わないままFire TV Stickに入れ替えましたけど。
まぁ、結局はFire TV Stick(昔のバージョン)のほうも似たり寄ったりでしたけどね。
高額だった分だけApple TVのほうが失敗した感が強かっただけで。
そんなわけで、スペック的には申し分ないApple TV 4Kですけど、個人的に良い思い出が全くないから、実際に使ってみるまでは漠然とした不安も感じています。
あとはApple TVのリモコンを含めた使い勝手の面ですかね。
何と言っても10年ぶりにいじるわけですから。
Fire TV Cubeは動作はサクサク動くし、リモコンは使いやすく、リニューアルして微妙になったものの、UIは分かりやすくて全体的に凄くクオリティの高い使いやすい機器ですから、これと比較しなければいけないわけで。
そんなわけで早ければ月末に届くApple TV 4K(2021)に不安と期待に胸を膨らませて、到着をまちわびている今日このごろです。
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