【実機レビュー】1Mii「B06TX」Bluetoothトランスミッターの正直な感想

購入した1Mii「B06TX」
購入した1Mii「B06TX」

テレビをBluetooth化して、テレビの音を完全ワイヤレスイヤホンで聴くことが可能になる1MiiのBluetoothトランスミッター「B06TX」を購入して使ってみていますので、接続方法や音質、問題点等をありのままにレビューしてみたいと思います。

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1MiiのB06TXって?

いわゆるトランスミッター(送信機)といわれるアイテムで、Bluetoothのワイヤレスイヤホン等とこのB06TXとをペアリングすることで、テレビをBluetooth化し、完全ワイヤレスイヤホンでテレビの音を聴くことができる商品です。

Bluetooth内蔵以外のテレビの場合は、深夜のテレビ視聴等でイヤホンを使いたい時は有線イヤホンを使う必要がありますが、このB06TXをテレビに接続しておけば、手持ちのワイヤレスイヤホンで手軽にテレビ視聴可能なので利便性が格段に向上します。

これさえあればムフフな映像とかも音量を気にせず楽しめたりもするわけで。

ちなみに公式サイトの企業情報にすらどこの企業なのかの記載がないため1Miiでググると「どこの国?」と関連キーワードが表示されますが、住所には中国の深センと書かれているので、中国企業だと思われます。

B06TXの外観や付属品類

B06TXの外観

1Mii「B06TX」のサイズ感
1Mii「B06TX」のサイズ感

サイズはデザイン的にもApple TVにそっくりで、私が所有している第二世代のApple TVと並べるとこんな感じ。

1Mii「B06TX」のサイズ感その2
1Mii「B06TX」のサイズ感その2

iPhone SE2と並べてもこのくらいの小さめサイズで、9.2cm x 6cm x 2.2cmで重量は181gと公式サイトには記載があります。

B06TX本体
B06TX本体

本体は樹脂製で中身が入っているの?と疑ってしまうほど軽量。

本体にはアンテナが2本ついていて、ボタン類は真ん中が電源ボタンで、上2つが音量の大、小ボタン、下の2つがBluetoothのペアリングをする際に押すボタン。

B06TX本体裏側
B06TX本体裏側

ただ、ちゃんと4箇所にシリコン製の滑り止めが付属しているので、軽量でも設置後は簡単には動かないように作られています。

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B06TXの端子類

背面の端子類は豊富で、

B06TXの端子類
B06TXの端子類
  • AUX端子
  • 光デジタル端子(オプティカル)
  • 同軸デジタル端子(コアキシャル)

この3つの出力端子を備えていて、しかもケーブルは全て付属してくるため、別途ケーブルを購入する必要がありません

B06TXの付属品類

B06TXの付属品類
B06TXの付属品類

ってなわけで、その付属品類のケーブル全てはこんな感じ。

B06TXのマニュアル
B06TXのマニュアル

説明書はペラのが1枚付属していましたが、全て英語で書かれているため分かりづらい。

説明書内のQRコードから公式サイトに飛び、そこからB06TXのマニュアルをダウンロードすると、日本語マニュアルも用意されていましたけど、大した内容量でもないんだから日本語表記のマニュアルくらい用意しておいて欲しいところ。

ちなみに化粧箱を開封したら箱自体に説明書きが書かれていたのはなかなか斬新なアイデアだなと。

B06TXの仕様

BluetoothバージョンBluetooth5.0
搭載チップCSR8670
2台同時接続
対応コーデックSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD
通信可能距離屋内20-30m、屋外60m
アンテナデュアルアンテナ

2台同時接続というのは、同時に2人で楽しめる機能で、だからこの機種にはBluetoothボタンが2個ついています。

コーデックはAACも含まれるので、Appleの端末でも接続可能。

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B06TXとテレビとの接続方法

私の目的はテレビをワイヤレス化することなので、ここではテレビとの接続方法について記載します。

ちなみに他にもプロジェクターやCDプレーヤー等に接続可能とのこと。

  1. テレビと該当ケーブルを繋ぐ
  2. 本体に電源ケーブル、そのケーブルを電源に
  3. 初回は自動ペアリングモードになるので、使用したい機器とペアリング
  4. テレビ側を「外部スピーカー」に設定

これだけです。

該当ケーブルというのは上記した3種類の中から自分が使いたいケーブルを使えばOK。

私は光デジタルケーブルで接続を試したのですが、どうしても音が出なかったため、

同軸デジタルに変更してみたところ正常に音が出ました。

テレビにはサウンドバーをHDMIでARC接続しているので、これが干渉したのかも知れませんし、

私のテレビはLGの2017年製とちょっと古めの有機ELテレビなので、もしかするとテレビとの相性なんかもあるのかも知れません。

いずれにしても3種類のケーブルがありますから、音が出ない場合はケーブルを変えてみると良さげ。

また、ペアリングに関してですが、使うことを考えている完全ワイヤレスイヤホン

  • ソニー:WF-H800
  • Noble Audio:FALCON
  • ゼンハイザー:CX 400BT

この3機種を試してみたものの、FALCON以外はどうしてもペアリングしてくれなかったので、仕方がないからFALCONを使うことに。

本当は一番使用頻度が少ないWF-H800を使いたかったのですが・・・。

ちなみに正常にペアリングすると、B06TX本体の電源ボタンのランプが青に点灯するようです。

これはペアリング後、動作中も青で点灯しっぱなしになります。

正常にペアリング出来ているか否かはこの青ランプ点灯が目印になる形。

FALCONの場合は正常にペアリングすると「Pairing Successful」とイヤホン内で喋ってくれるのも合図になりますが。

これで正常にペアリングし、ケーブル接続も問題なく、テレビ側のオーディオ設定を「外部スピーカー」に設定すればワイヤレスイヤホンからテレビの音が流れてくることとなります。

テレビ側のスピーカー設定をいじることも忘れずに。

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B06TXの音質について

これは接続機器全て(B06TXと私の場合はLGのテレビとイヤホンのFALCON)の性能によって差異が生じるので、あくまでも個人的な感想にはなりますが、個人的には十分許容範囲内の音質には感じています。

もちいろんどこまで求めるかは個人差ありますし、あくまでも私個人はそれなりに満足しているという評価にはなってしまいますが。

音質を自分好みに変化させるイコライザー等の機能はありませんから、個人的にはもう少し低音が欲しいなという不満はあります。

これに関しても私が使っているFALCONとの組み合わせでの音質になるため、別なイヤホンだとまた異なる印象にはなるのかも知れませんし、同じFALCONを利用してもテレビ側の音質によっても異なると思うので一概には言えないのですが。

また、FALCONはaptX HDをサポートしていないから私は体験は出来ていませんが、B06TXはコーデックはaptX HDまで対応しているので、aptX HD対応機器を接続すれば更に高音質で楽しめるのかも知れません。

B06TXの音の遅延に関して

テレビ視聴時は口の動きと実際に聞こえてくる音との若干のズレがあるようには思えますが、ほぼ問題ないレベルには感じます。

Amazon Prime Video等での映画やドラマでも不快になるレベルでの音ズレは感じません。

ただ、ゲーム機のPS4 Proで試してみたところ、かなり大きくズレてしまい、シビアな対戦等では使えないレベルなのかなとは。

例えばFIFA22だとボールを蹴った1秒くらい遅れて音が鳴ったり、未だにプレイし続けているディビジョン2なんかだと銃声と着弾のズレが酷くてプレイしづらい印象。

明らかに音ズレが発生しているのが分かるので、ゲーム使用時に利用できるか否かはこれが許容できるかどうかにかかってくるのかも。

私はシビアなFPSのマルチプレイとかは遊びませんが、普通にプレイしているだけでもこの音ズレは正直慣れが必要でした。

ただし、B06TXは高音質で低遅延と言われているaptX LL(Low Latency)にも対応していますから、aptX LL対応のワイヤレスイヤホンを使えば遅延なしもしくはそれに近い形で利用することは可能なのかも知れません。

ワイヤレスヘッドホンだとゼンハイザーのこの機種がaptX LL対応で12,000円程度で購入可能なようです。

ちなみにaptX LLのイヤホン以外を使用した場合「70〜220㎳を遅延する恐れがある」とAmazon内の説明欄に記載がありました。

hiroa
hiroa

私はワイヤレスヘッドホンは所有していないので、ヘッドホンでは試していません

B06TXのBluetoothの伝送距離について

「屋内で干渉なしの場合は20-30mに到達できる」と記載がありますが、私の部屋には干渉する可能性があるワイヤレスの電話機やBluetooth機器が沢山ある私の部屋でも3mくらい離れた別の部屋に移動しても途切れたり、切断されたりすることはありませんでした。

ぶっちゃけテレビからそう離れた状況下で使うことはありませんので、個人的には問題ありません。

仮にトイレに行ったりして離れる場合は一旦イヤホンを外してB06TXから大きく離れない位置に置いておけばいいだけなので。

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B06TX使用時に気付いた問題点

ペアリングの不安定さ

ペアリング関連の問題が発生することが多くて正直困っています。

問題というか不安定というか・・・。

1m以上離れるとペアリングしづらくなるそうなので、ペアリングする時は必ずB06TXの近くでするようにしているのですが、上記した通りで、3機種試したワイヤレスイヤホンは1機種しか正常にペアリング出来なかったし、イヤホン使用を終了するため、イヤホンをケースに入れると自動的にペアリングが解除されるのですが、再ペアリングがなかなか出来ずに何度もやり直してやっとペアリング出来るとか。

テレビ視聴をやめるため、イヤホンをケースに、B06TXも終了(電源ボタンを1秒長押し)し、また後日使おうとすると今度はペアリングが出来なくなって何度もやり直してやっと正常にペアリング出来るとかも普通に起こります。

スマホを始めとして様々なBluetooth機器を使用していますが、ペアリング段階でここまでつまづいてしまう機器は初めてなので、正直なかなか面倒くさいです。

追記になりますが、

  1. 本体の電源をオン
  2. イヤホンはケースから出したらペアリングされるまで耳に入れずB06TXの側に置く
  3. 正常にペアリングされた合図の青ランプ点灯までそのまま放置
  4. ペアリング確認後テレビの電源をオン

この方法を試してみたところ、今のところ100%ペアリング出来ています(15回程度)。

ここら辺の使い方の詳細(どの機器から電源をオンにする等々)はマニュアルに一切書かれていないので、特に指定はないのかも知れませんが、私はこの方法で今後使うことにします。

音量変更の面倒くささ

B06TX本体
B06TX本体

B06TX本体に何故プラスとマイナスのボタンがついているのかというと、これで音量を変更するから。

リモコンでの音量操作ができなくなるため、この2つのボタンで音量を変更する形になります。

ワイヤレスイヤホン側で音量をボタン操作しても音量変更ができない仕様(少なくても私のFALCONの場合は)のようなので、いちいち本体で音量操作をする必要があるのがちょっと面倒くさく感じました。

B06TXは悪くはないのだが・・・

個人的には遅延はそこまでの欠点にはならないため、ペアリングが不安定な点を除けば良い商品だとは思います。

普段はB06TXの電源をオフにしておいてサウンドバーでテレビを視聴し、深夜帯やムフフなやつをこっそり聞きたい場合だけB06TXをオンにしてワイヤレスイヤホンで視聴するという切り替えが非常に便利なので。

「有線イヤホンを使えばいいじゃん」という気持ちも分かりますが、普段からケーブルレスのワイヤレスイヤホンに慣れきってしまうと、やはり有線イヤホンは面倒くさいわけで。

ただ、だからこそペアリングが不安定な部分は解消して欲しいなというのが正直な感想。

使いたい時に電源入れてもペアリング段階でつまづいてしまうと本当に厄介です。

何度もペアリングをやり直すのも本当に面倒くさい。

もしかすると私の個体の初期不良の可能性もありますし、ワイヤレスイヤホンとの相性もあるのかも知れません。

また、私の6畳の狭い室内にはあちらこちらに電波を出す機器が置かれているので、そのせいもあるのかも知れませんが、B06TX自体にこのペアリングの不安定さの問題点があるのなら、これを我慢できる人にしか正直オススメは出来ないかな・・・。

ちなみに同じようなBluetoothトランスミッターだと

1Miiからは更に機能が強化されたB03や、他のメーカーだとAnkerやサンワダイレクト、ゼンハイザーからも出ています。

しかもゼンハイザーのBT T100を除いてトランスミッターだけじゃなく、受信もできるレシーバー機能も有しています。

個人的にはレシーバーは既に持っているので、今回はトランスミッターのみの商品を選択しました。

また、両方の機能を有していると、壊れる確率も高くなりそう(あくまでも印象ですが)な気もするので。

ってなわけで、どれを選んでもそれほど高額な商品ではありませんから、テレビの音をワイヤレスイヤホンで聴きたい方にはこのBluetoothトランスミッターをオススメします。

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