車の盗難防止目的等で使える「CloudGPS」という商品を購入してみました。
その名の通り小型のGPS発信機で、マグネットを内蔵しているため、車の下側(裏側、シャーシ)に取り付けられ、この本体の位置情報が自分のスマホで分かってしまうという優れもの。
AppleのAirTagなんかと同じような商品といえば分かりやすいでしょうか。
探偵の浮気調査なんかにも使えるような面白そうな商品で興味がわいたので、好奇心もあって一度実際に使ってみたいなと。
CloudGPSに関して
購入はAmazonで、出荷・販売元は共にalama.storeという中国上海の聞いたことがない企業でしたが、届いた商品のマニュアルにはこの手のGPS関連商品を販売している「株式会社リアルタイムシステムズ」という日本企業の社名が書かれていました。
荷物自体は国内からヤマトの宅急便コンパクトで注文翌日に届いています。
GPSで位置情報を特定されてしまう商品ですから、抵抗がある方は素直にやめておいたほうが宜しいのかも知れません。
商品自体は中国製ですし。
Amazonの評価は2022年12月7日現在レビュー数が749件もあり、5点満点に近く「Amazonおすすめ」マーク入り。これをどう考えるかはあなた次第。
CloudGPS開封&付属品
本体の他には取説とクイックスタートガイド、後はUSBケーブルのシンプルな付属品類。
化粧箱はしっかりした作りですが、ブラウザからログインして利用するWebアプリのユーザーIDと初期パスワードが記されたシールが貼られていました。
私が購入したproLite版はパスワードの変更ができない仕様のようなので、中のマニュアルにでも記載してくれれば良いのにというのが素直な感想。
しかもユーザーIDが5桁で、パスワードは数字のみのたった4桁。
また、化粧箱にシールが貼られていて「剥がして開封した場合は返品できなくなります」といった内容の文言が書かれていました。
ケーブルはMicroUSBケーブルで、反対側はUSB-Aコネクタと一昔前のケーブルが同梱されています。
今現在はUSB-Cのみの充電器も少なくないですから、変換コネクタが必要な場合はこのようなコネクタを購入すると良さげ。
取説等は日本人が翻訳したであろうちゃんとした日本語のマニュアルが同梱されていますからこの点は安心です。
CloudGPSのサイズ
サイズは「7cm × 7.5cm × 3cm:重量168g」。
私自身が計測したサイズなので多少の誤差はあると思いますが、かなり大きくて厚みがあるのは、5000mAhのバッテリーを内蔵していることや、小さい磁石を5つ内蔵していること、中にSIMカードが入っていたりするためかと。
プロが仕事使う製品は分かりませんが、Amazon等で売られているこの手の製品を見ても皆一様にこの程度のサイズだから、これがスタンダードなサイズ感なんだと思います。
まぁ小さければ小さいほどベターでしょうが仕方がないんでしょう。
CloudGPS使い方
非常に簡単で、
ぶっちゃけこれだけ。
ログインの情報は上記した箱に記載されたIDとパスワード。
「サポートできなくなる場合があるから連絡先を登録してくれ」との文言がWebアプリ上に出るので、住所等の個人情報等を入力して送信しましたが、これは使用するにあたって必要性自体はないのかも。
入力はフォームから送信しましたが、何故か名前と電話番号はあらかじめ記入済みになっていました。
CloudGPSのWebアプリ
CloudGPSは専用のアプリが用意されていないので、このようなWebアプリを使用することになります。
Webアプリなので、ブラウザからログインして使用するためにChromeかSafariが必要とのこと。
この画面から「リアルタイム現在地確認」をタップすると
このような地図が表示されて、CloudGPS本体の現在地が表示される形。
地図自体はGoogleマップの地図が使用されているので、馴染み深くて非常に見やすいですし、航空写真表示も可能です。
CloudGPSを車に設置すればどこに行ったとしてもリアルタイムで位置が地図上に表示されるのでいつでもトラッキングできますよと。
アプリ自体は出来ることが少なく、住所取得で住所を表示したり、
最長7日間の本体がどのように動いたのかを地図上で教えてくれる軌跡データを表示出来る程度なので、シンプルでかえって分かりやすいと感じました。
要は位置情報のトラッキングさえ出来ればOKなので、高機能でゴチャゴチャするよりは個人的にはこれで良いのかなと。
CloudGPSのトラッキング試してみた
実際に自分の車に装着してCloudGPSのトラッキングを試してみましたが、精度も高くてなかなかの好感触。
停車中は上の地図の写真のように表示され「住所取得」をタップすると住所の表示まで可能。
走行中はこんな感じで表示されます。
ただし、カーナビやGoogleマップのようにリアルタイムで現在地が動いて表示されるわけではありません。
「1分間に1回の情報更新」と記載があったように記憶しているのですが、とにかくリアルタイムで表示はできませんから、赤信号で停車中でも位置にズレが生じてしまうようです。
ただ、しばらく停車している状態だと正確な位置情報を取得してくれるので、一般的な利用の範囲内なら特に問題はないのかなとは。
また、様々な電波が飛び交う都会になればなるほどGPSの情報の取得は難しくなるのかも知れませんが、茨城の田舎住まいのため、そこら辺の情報は調査することができませんでした。
浮気調査目的で使ってみた場合
あくまでも擬似的なので、役立つか分かりませんが、この用途で使うと仮定して使ってみました。
また、内容は一部重複していますが、ご了承下さい。
設置は容易?
こっそり設置する必要があるでしょうから、簡単に短時間で設置や取り外しができると便利だと思いますが、車種によっては車の下側(裏側)は意外と磁石がくっつく場所がなかったりするので、設置したい車であらかじめチェックしておく必要性があると思います。
また、磁力がいまいちなので落下の危険性は常に考えておかなければいけないかと。
車内設置で問題ないならダッシュボード内やマットの下とかトランク内とかに置くと良いかも。
いずれもGPSの信号は私の車内だと問題ありませんでした。
バッテリーの持ちは?
頻繁に取り付け、取り外しをするとバレる確率が上がるでしょうから、なるべく設置したままにしたいところでしょうが、停車中はバッテリーの消費がほとんどないものの、車が動いているとバッテリーはどんどん消費されます。
購入したばかりの私の個体でも、2時間程度走るだけで10%は消費されてしまいますので、あまり期待しないほうが宜しいかと。
便利な機能は?
「軌跡表示」と「お知らせ」があります。
軌跡はその名の通りCloudGPSを取り付けた車が走行した場所を線で地図上に現してくれる機能です。
本日、3日間、7日間の3種類から選べますが、1日だけ表示させることができるのは「当日」のみで、例えば1週間のうちの火曜日だけを表示したいといったことが出来ないのが残念。
曜日ごとに線の色分けはされる(木曜日のデータなので緑の線)ものの、3日間なら3日分ごちゃっと一度に表示されるだけです。
軌跡は拡大するとこのような赤丸と青丸が表示され、それぞれ赤が移動中、青が停止中で住所の取得が可能。
例えばこの日私は大洗に行きましたが、ある程度の時間停車した磯前神社の駐車場なんかはちゃんと青丸で表示されていて、住所の取得ができました。
これを使えば「ここによってここで停車していたな」というのが7日分まで遡って調査することが出来ます。
お知らせ機能は、このように対象者の行動をズラッと時系列で一覧表示してくれる機能。
「クリックして住所表示」をタップすれば地図で位置を知らせてくれます。
日付と時間も表示されますから、その時間帯にどこにいたのかがひと目で分かります。
こちらも併用すれば対象者の行動は更に正確に対象者の行動が把握できるかと。
特に自宅と職場を往復する通勤用途で利用している車だったら、おかしな行動すれば一発で分かります。
CloudGPSの良い点
非常に簡単に利用可能
これは上記した通りで、ログインすれば即使用可能なので、スマホさえ持っていれば誰でも使えます。
使用するにあたって難しいことは何一つありません。
良好な位置情報の精度
軌跡を表示すると、地図上で住宅の上を通ってしまっているようなデタラメな表示がされる場合はありますが、最も重要なGPSの位置情報精度はかなり正確で満足のいくレベルでした。
例えば自宅に置いた状態だと、うちの場合は何丁目何番地まで完全に正確に情報を表示することが出来ます。
もっともAppleのAirTagも同様に完全な位置情報を取得しているからAirTagと比較して大差ありませんけど。
Webアプリが使いやすい
非常にシンプルなUIで、月額利用料金最安コースの場合は出来ることが限られているアプリなので、説明書を読まなくても老若男女誰でも即使えるレベル。
データ通信で利用可能
当然といえば当然の話しですが、出先で4G等で位置情報を確認可能なので、自宅のWi-Fiのみでチェックする必要性はありません。
ただ、地図を表示させるため、それなりにパケットは使いますから、格安SIMをご利用の方は確認のしすぎには注意は必要。
地図はGoogleマップを利用していて、簡易表示のデフォルトと航空写真の2択が可能なので、デフォルトを使えばデータ量の節約にはなりそうですが。
音や光漏れなし
浮気調査用とかで使いたいと考える場合は、音が鳴ったり光ったりするのは避けたいところだと思いますが、これらはどちらもありませんとAmazonの販売ページに特徴として記載されています。
Googleマップ利用
Webアプリで利用する地図はGoogleマップを使用するため、非常に見やすく分かりやすい。
Googleマップなので航空写真表示も可能ですが、航空写真にしてしまうとこの通り何故か地図上の店名等の情報表示が一切消えてしまうのは残念。
良好なバッテリーの持ち
仕事中は車が8から10時間程度完全に停止している状態であることが前提で、車のトランクに入れてみて片道30から50分(渋滞状況によりけり)程度の職場との往復を1週間試してみたところ、バッテリー残量が100%→60%だったので、このような使用方法の場合は、1回の充電で3週間から1か月程度持ちそうです。
浮気調査目的ならベター
上記していますが「軌跡表示」や「お知らせ機能」があり、車の下等につけられるようにマグネット内蔵なので、この目的用途ならKDDIやMIXIから発売されている見守り系の製品よりも優れているはず。
もちろんあっちは主に子供に持たせるための製品なので用途は異なりますが。
CloudGPSの注意点
マグネットの磁力が微妙
これ本当に大丈夫なの?と疑ってしまうレベルの磁力です。
自動車の下側に設置した場合、この程度の磁力だと悪路で外れるんじゃないかなと疑ってしまうレベル。
磁石は写真の通り合計5個内蔵されていますから、最低限この5つが全て貼り付けられるスペース(約4cm × 4cm)じゃないと難しそうな印象です。
ネオジム磁石とか搭載すれば良いのでしょうが、恐らくGPSの精度とか何かしら影響が出てしまうから難しかったのかな?と勝手に推測してみましたけど。
2時間程度一般道を走行して落下するか試してみた限りでは落下はしませんでしたが、いつ落ちても不思議はないのかなとは。
私は自分の車の車内に置いてますから問題ありませんけど、車の下とかに設置したい場合はちょっと考えものかも。
ちなみに落下した場合の保証はありませんとのこと。
車の下側への取り付けが困難
うちの車はスバルのXVなのですが、実際に車の下に潜り込んだことすらない私としては、勝手な推測で車の下部分って金属ばかりで構成されていると思い込んでいたものの、いざこのCloudGPSを取り付けてみようとしたところ、意外なほどに樹脂部分が多くて取り付けることが困難でした。
車両重量を軽くするためですかね?それともスバルのXVが特殊なんですかね?
とにかく磁石をくっつけられる「約4cm × 4cm」のスペースが本当になかなか見つかりません。
唯一簡単に見つかったのがマフラー部分。
ただ、当然かなり熱を持つパーツなので、ここに取り付けるのは厳しいはず。
とは分かっていたものの、本当につけられる部分が限られて見つけられなかったから、とりあえずここに取り付けて1時間30分くらい走行してみました。
結果的に問題はありませんでしたが、CloudGPS本体は強烈に熱を帯びていましたから、やはりマフラー部分はやめておいたほうが無難かと。
もちろん車種によって貼り付けられる金属パーツを沢山使用している車もあるでしょうから一概には言えませんが、もし車の下に取り付けることを検討しているのであれば、購入前に事前に磁石がくっつく場所(約4cm × 4cm)があるかチェックしておいたほうが良いと思います。
ちなみにこのようにカメラで撮影した写真上だと車の下は確認しやすいものの、実際は車高が高い車以外は覗き込んで場所を探すだけでも結構大変です。
磁石がくっつくか否かは手探りで探していくしかなさげでした。
なお、うちの車のようにゴチャゴチャと色々と物が入ったダッシュボードの中に入れてみてGPSが問題ないかどうか試してみたところ、全く問題ありませんでした。
浮気調査とかでパートナーの車に忍ばせたいなんて場合はこのような使い方や、車のマットに隠し入れるとかのほうが無難なのかも知れません。
ただし、振動を感知して動作する関係上、動かないような場所だとそもそも動作しませんので車内設置の場合はその点ご注意を。
道路の凹凸を拾いにくい高級車の場合も車内設置は厳しいかも。
後日うちの妹の車(トヨタのタンク)に取り付けられるのか試してみたところ、後輪のシャーシ部分にアッサリと取り付けることが出来ました。
写真はタイヤを曲げた状態なので、外から見えやすく取り付けやすい状態になっていますが、タイヤをまっすぐに戻すと見えにくくなります。
っていうか、まずこんな場所に設置されているとは夢にも思わないから見つかることはないでしょうね。
車の下側に取り付ける場合は、やはり車種によって様々なので、対象の車を事前にチェックしたほうが良さげ。
ちなみに「落下テストしたいからこのままでいい?」と聞いたところ「キモいから無理」との返答が。
まぁ当然でしょうけど。
バッテリーの持ちは微妙
CloudGPSのバッテリーは5000mAhの大容量バッテリーを搭載していて「最大15日間稼働可能」との記載があるのですが、実際に使ってみたところ、合計2時間程度車に乗ってきて、93%→82%まで減ってしまいました。
今が12月で、真冬の寒さの影響もあるのかも知れませんし、私の個体の問題なのかも知れませんが。
CloudGPSは振動を感知すると動作する仕組みなので、車に取り付けた場合は車が駐車している際はバッテリーの消費がほとんどないようですが、車が動いている間はバッテリーを消費し続けるため、かなりバッテリーの消費量が早い印象を持ちました。
バッテリーの持ちは「良い点」のほうでも挙げていますが、要は使い方によってバッテリーの持ちに関して満足に感じる方、不満に感じる方が出てしまうといったところでしょうか。
なお、充電時間はバッテリー空の状態から満充電までで6から10時間必要とのこと。
時間にかなり開きがあるのは使用する充電器の出力ワットによって異なりますということなんだと思います。
セキュリティの問題
私が購入したproLite版は初期パスワードの変更もできないようで、わずか4桁の数字のパスワードだったり、上記した通りで落下の可能性も十分考えられることも含めて、ちょっとセキュリティ的にどうなのよ?と。
こちらも変更不可のユーザーIDもご丁寧に本体にデカデカとシール貼られている(見せられないので写真は消してます)し。
っていうか、なんでパスワードの変更がPro版以上じゃないと出来ませんという摩訶不思議な条件がついてるんですかね?
そもそも私が使用しているproLite版はこのWebアプリ上に「設定」の項目すら見当たりません。
もう少しここら辺ちゃんと作り込まないと・・・。
せっかくGPSのトラッキング等が良い感じに動作するのにもったいない。
継続利用は月額1,480円(税抜)必要
Amazonの商品タイトルにも「30日使い放題」と記載されている通りで、こちらは本体を購入しただけだと1か月間しか使用することが出来ません。
翌月もGPS機能を使いたいと思ったら、サブスク契約が必要となり、最も安価なこのPROLITE版で月額1,480円(税抜)が必要になります。
最初だけクーポン取得で更に1か月の無料期間がプラスされるとの記載はあります
SIM付きの通信費込みですし、やってくれることは凄いことなので、このくらいの金額は妥当な金額なのかな?とは思うものの、本体自体がそれなりに高額なので、ちょっと高いなと感じてしまったのも事実。
私は車外への設置も試してみたかったからCloudGPSを購入しましたが、車内に置くだけならこれで十分なのかも。
こちらは1年間月額不要とのことだし、KDDIという大手企業の商品という安心感があります。
AirTagでも良いんだけど、車の盗難防止目的だと致命的な欠陥があって使い物にならないので。
中断でSIM交換に?
例えば1か月だけ使ってみてから一旦中断し、再開したいと考えた場合はSIMカードの交換になってしまうようです。
この件に関してはWebアプリの「よくある質問」にも取扱説明書にも記載が一切ないので良く分かりませんが、Amazonの質問内で「株式会社リアルタイムシステムズ」で返答があるので間違いなさそう。
どの程度の期間月額利用料金を支払わないとSIMカードが使えなくなってしまうのかは分かりませんが、SIMカードの交換が無料ということはないでしょうから、本体購入後に簡単に中断・再開したり出来る類の商品ではないようです。
スマホへの通知機能なし
対象車が動いた際にスマホに通知してくれる機能があれば確認する頻度が減るから便利だと思いますけど、残念ながらありません。
必要な場合は、月額2,980円(税抜)必要になるPRO版以上のコースで契約し直す必要があります。
そもそもこの最も安価なPROLITE版は各種設定すらできません。
リアルタイムではありません
これはイマイチではなく、勘違いしている人がいたら・・・の話ですが「リアルタイム自動追跡」との文言があるものの、上位版は分かりませんが、少なくてもこのproLite版はリアルタイムトラッキングは出来ませんでした。
Googleマップやカーナビのようにリアルタイムで走行地点が更新され続ける形ではありません。
1分間隔?くらいで情報が更新されるため、車で走行している場合はリアルタイムでトラッキングすることは出来ません。
Webアプリなので、ブラウザを更新すれば可能な限り走行位置に近い場所の表示はされても、車は速いスピードでどんどん動いてしまってどんどんズレるから、リアルタイムとはちょっと違うと思います。
まとめ
私が購入したのは16,000円程度で購入可能なサブスクのproLite版1か月無料でついてくる商品で、この上にPro版、更に上にPrime版というのがあるようですから、これらの上位版を使えばまた違った感想になったのかも知れませんが、正直厳しい内容の話が多くなってしまいました。
ただ、なかなか夢のある商品で個人的には好奇心が刺激される面白いアイテムだとは感じます。
でも私自身はAirtagを車内に置いていることもあるので、とりあえず1か月利用のみで十分かなとは。
私が高額な車を乗っていたり、パートナーに浮気の疑いでも持っていれば使い続けたかも知れませんが。
あとは繰り返しになりますが、車の下に取り付けることを前提に購入検討されている方は、事前に取付可能かチェックをしてみることをおすすめします。
車種によって磁石がくっつく金属パーツを利用しているか否かは様々でしょうし、取り付けられても磁力がいまいち心許ないので、4cm × 4cmで全ての磁石がくっつくスペースがないと厳しいです。
それと当然ですが、悪用厳禁のアイテムなので、常識の範囲内で遊びましょう。
トラッキモ
同様に車の下に取り付けられるタイプの発信機だと、この「トラッキモ」という商品が良くおすすめされているようでした。
こちらは別売りの防水マグネットケースを別途購入しないと磁石でつけられないのですが、セキュリティは高そうだし、月額利用料金も1年間込みなので価格差は大差ありません。
1か月延長無料クーポンコードの取得方法
CloudGpsは1か月無料で試用期間を延長してもらえるクーポンコードを発券してもらえます。
方法はブラウザアプリのCloudGPSログイン後に「よくある質問」のQ8に書いてある通り。
要はAmazonレビューで高評価を書いてくれればお礼として1か月試用期間を無料で延長しますよというやり方なので、正直感心しないやり方ですが、それでも30日間延長は大きいのでレビューしたほうが良いと思います。
レビュー後にこれまたCloudGpsログイン後に表示される「お問い合わせ」のフォームから連絡すればもらえるのですが、何故か決済関係の仕様上の問題との話で1か月は支払う形になりました。
要は1か月は無料、もう1か月は有料の2か月間の使用期間延長になる形で、無料クーポンをもらいたい場合は強制的に1か月分の負担となります。
この点も注意点といえば注意点かも知れません。
ただし、私の場合はプラスで20日分無料で追加されましたが(確か期間限定だとか)。
CloudGPSのサポート対応について
上記の通りで、無料クーポンを頂く際に問い合わせましたが、サポート対応は迅速丁寧で安心して使える印象は持ちました。
この点は二重丸かなと。
トラッキモとの簡易比較
トラッキモ4Gも買って使ってみました。
こちらはトラッキモ本体と大容量のバッテリーパックがセットになったもので、CloudGpsよりも5,000円くらい高いですが、トラッキモは1年間通信費(月額利用料金)が使い放題なので、長期間使うことを考えるとむしろ割安。
非常にコンパクトな本体のみでももちろん使用可能ですが、バッテリーの持ちが非常に悪いのと、本体には磁石がついていないので、車の外装に取り付けたりとかは出来ません。
使い勝手に関してはトラッキモのほうは専用アプリが用意されていたり、バッテリーパック付属の磁力が強力だったりするので、トラッキモのほうが便利といえば便利でした。
子供に持たせる場合はこまめな充電の煩わしさだけデメリットにはなりますが、トラッキモ本体だけを購入すれば良いので、このトラッキモが最強かも知れません。
認知症で徘徊してしまうようなお年寄りに持たせるのもトラッキモがベストかも。
ただ、トラッキモはバッテリーパックに本体を入れて使う場合は磁力が強すぎて車体の下に設置した場合は路面の凹凸による振動検知がなかなか働かず、かなり進んでからやっとトラッキングが開始されるなんてことが頻繁に起こりました。
この手のGPSは振動検知でトラッキング開始となるので、磁力が強すぎるのも逆に考えもののようです。
ちなみにCloudGpsは結局3か月間使って家に放置中、このトラッキモは弟がBMWのSUVに乗っているので、万一の盗難用に使ってとあげました。
浮気調査目的で考えるのであれば、そもそも短期使用で十分だから、シンプルで使いやすいCloudGpsのほうが良いのかも知れません。
探偵頼むよりも遥かに安上がりでしょうし。
コメント