最速!LANケーブル規格「CAT8」でネット回線速度が速くなるのか?テストしてみた

エレコム「CAT8」LD-OCTST

エレコム「CAT8」LD-OCTST

LANケーブルを今まで使い続けていた「CAT6A」のものから、このエレコムの最新最速の「CAT8」のものに買い直してみました。

エレコムのCAT8は2種類あって、私はこの「スリム」と書かれている方を選択しましたが、スリムの割には写真の通りそこそこ太めのシッカリとしたケーブルでしたので、更に太い「スタンダード」の方を選ぶと取り回しがかなり厳しいかも。

太い方が断線しにくいだろうし、長いケーブルを利用したい場合はノイズも出にくいスタンダードを選ぶべきだとは思いますが。

エレコムのフラットLANケーブル

エレコムのフラットLANケーブル

今まで使い続けていたケーブルはAmazonの注文履歴で調べてみたところ、2014年の4月に購入したもので、この「CAT6A」という規格は確か当時最速だったかと思います。

ケーブルが非常に薄い「フラットLANケーブル」と呼ばれるもので、トラブルも一切なく使えていましたが、部屋の模様替えでLANケーブルを接続する機器間の長さが変わってしまい、ケーブルを短いものに変更したくなって今回購入してみた次第。

ちなみにまたエレコムを選択したのは上記した通り長年トラブルなく使えたからで、再度フラットケーブルを選択しなかったのは、フラットケーブルはエレコムだとCAT7までしか用意されていなかったから。

というわけで、せっかくなので、CAT6A→CAT8でインターネットの回線速度が上がるのか試してみました。

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CAT6AとCAT8の違い

まず始めに規格の違いに関しての話をしておくと、早い話が通信速度(伝送速度)が異なるってだけの話です。

  • CAT8・40Gbps
  • CAT6A・10Gbps

それと伝送帯域も異なるとのこと。

  • CAT8・2000MHz
  • CAT6A・500MHz

この「伝送帯域」という言葉は分かりにくいですが「伝送速度」とほぼ同義と捉えて良いとのことで、こちらも数字が大きくなればなるほど高速と考えれば間違いないそうです。

LANケーブルの伝送帯域 | LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット
通信機器やLANケーブルは通信速度で評価されています。一方で、「伝送帯域」も最終的な通信品質に影響する重要な値です。こちらでは、この「伝送帯域」の概要についてお話します。 伝送帯域とは

ややこしいのが「CAT6A」と「CAT6」のように同じ数字でもアルファベットのAやeが付属している規格の有無が存在することで、10GbpsのCAT6Aに対してCAT6は1Gbpsまでとなっている点。

Aが付いているか付いていないかで速度にえらい違いがあるので、購入する際はお間違いなきよう。

もっとも古くて通信速度が遅い機器に高速なLANケーブルを使用しても回線速度が機器の限界までしか発揮されないだけで問題なく使えるそうですから、6でも8でも金額的には大差ありませんので、今買うなら将来性も見越して問答無用でCAT8を選んでおきゃ良いだけの話みたい。

金額的な差もそこまで大きな差はありません。

回線速度テストをした環境

今回、回線速度テストをしてみた環境ですが、

  1. NURO光 戸建て(下り最大2Gbps)
  2. プロバイダ:So-net
  3. ONU(光回線終端装置):ZXHN F660A
  4. 光電話
  5. PC:iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)

ネット環境で使用している機器類を含めた環境はこんな感じです。

光回線に関しては「NTTフレッツ光」や「auひかり」を経て2015年の夏頃にNUROに変更して以降、特に不満らしい不満もないのでそのままNURO光を継続中。

プランは戸建てのNURO 光G2Vってプランで、プロバイダはソネット

ソネットに関しても特になんら不満はないので、NURO契約時から継続中。

ZXHN F660A

ZXHN F660A

ONUに関しては、NUROから貸与されている「ZXHN F660A」を長年そのまま使用しています。

これ「huawei問題」で浮上した中国の「ZTE Corporation」のONUで、配布されてからだいぶ年数も経過していますけど、NUROのソニーからは特に回収交換とかの話は無く、私も特に問題なく使えているのでそのまま使っています。

IEEE 802.11ac対応してますし、速度的にも不満もありませんし。

NURO 光のONUはルーター機能を搭載!その種類と性能の違いを比較 | NURO 光
NURO 光では、「ルーター機能を搭載したONU」が無料で貸し出されます。 今回の記事では、NURO 光で貸し出される全6種類のONUをご紹介し、それぞれどんな性能のものなのか?一般的なONUと比較して違いがあるのか?といった点について、解説していきたいと思います。
  • HG8045Q・huawei
  • ZXHN F660A・ZTE Corporation

っていうか、今調べてみたら802.11ac対応のONUは今現在もこの2種類のみを貸与しているようで、NUROの場合はこの2種類のONUが最新のもののようですね。

NURO光を契約すると漏れなくhuaweiかZTEのONUが付いてくるって「セキュリティの問題とかどうなってんの?」って不安に思う人もいそうだけど・・・。

ちなみにNURO光は最大2Gbpsを謳っていますが、注意書きとして以下の2点の注意点が公式サイト上に記載されています。。

有線接続の場合は最大1Gbps無線接続の場合は通信規格IEEE802.11acにおける通信で1.3Gbpsとなります。記載の最大通信速度は、技術規格上の最大値であり実使用速度を示すものではありません。

いわゆるベストエフォートの文言に関しては、どこの光回線を利用したとしても、どこのプロバイダと契約したとしても一緒の話ですけど、NURO光は有線接続だと最大1Gbpsまでしか速度が出ないってのは契約前に頭に入れておいた方が良さげ。

っていうか、有線接続の方が安定性は上でしょうし、速度も平均的には安定して高速になるのでしょうが、理論上?は無線の方が速度出るんですね。知らんかった。

速度測定に利用したPCに関しては、2014年モデルのiMac 5Kになります。

メモリは24GBに増設しているとはいえ、それなりに古いMacになるので、今回の速度測定に少なからず悪影響はあるのかも知れません。

測定する機器によっても回線速度は影響を受けると言われますので。

ただし、今回はCAT6→CAT8で回線速度が上がるか否かだけのチェックですから、両方共に同じ2014年製のiMacで測定すれば条件は一緒になりますから特に問題はないかと。

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CAT6AとCAT8それぞれ速度測定してみた

前置きが長くなりましたが、ここからは実際に測定してみた結果報告を。

測定は

  • 2014年モデルのiMac 5K
  • ブラウザChrome(最新バージョン)

を使用し、速度測定サイトは「FAST.com」を利用して測定してみました。

インターネット回線の速度テスト
ダウンロードスピードはどのくらいですか? FAST.comはお客様のISPスピードを数秒で測定いたします。

このサイト私は初めて訪れたのですが「速度測定」で検索すると2020年2月現在最上位に位置しているし、NETFLIXが運営しているサイトでしたので、信頼性も問題なしと判断してこのサイトを利用してみることにしています。

ちなみにブラウザを利用した速度測定サイトって、JAVAやFlashプレーヤーが必要だったりするサイトが少なくないので、うちのMacだと利用できないサイトが少なくなかったりするですが、この「FAST.com」はChromeでアクセスしただけで特に設定等も必要なく即測定が開始されました。

CAT6Aの回線速度

ケーブル交換前のCAT6AのLANケーブルを使用した際の速度はこんな感じ。

数回測定していますが、平均して大体800Mbpsくらいでした。

CAT8の回線速度

ケーブル交換後のCAT8のLANケーブルを使用した際の速度はこんな感じ。

こちらも数回測定していますが、同様に平均して大体800Mbpsくらいでした。

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結果&まとめ

あくまでもうちの環境下での速度測定結果にはなりますが、結果に多少の数値のバラつきはあったものの、ほぼほぼ一緒の結果で、CAT6AとCAT8とで回線速度に差はほとんど見られませんでした。

念のため

ブロードバンドスピードテスト(回線速度・通信速度測定診断サイト)
回線速度や通信速度のスピードテストができます。速度向上の裏技もあります。

こちらのサイトでもテストしてみましたが、

どちらのケーブルを利用してもこんな感じの数値で、結果的には伝送速度が40GbpsのCAT8のLANケーブルで繋いでも、伝送速度が10GbpsのCAT6AのLANケーブルで繋いでも、インターネットの回線速度には全く変わりがなく拍子抜けする結果に。

NURO光は有線接続の場合は最大1Gbpsと記載がある通り、そもそも1Gbpsに満たない速度しか出ないうちの環境だと10GbpsのCAT6AのLANケーブルで十分だったということのようでした。

とはいえ、CAT8を使っていれば、将来的に更に通信速度が速くなった環境に変更した場合でもそもまま使えるわけだし、1,500円程度で買えたケーブルですから文句は一切ありません。

そもそも「長いLANケーブルから短いLANケーブルに買い替える」という当初の目的は果たされたわけで。

コメント

  1. MTU より:

    catについて細かく書かれていて分かりやすかったです。