発売日から一週間後の2021年5月28日に届いた最新のApple TV 4K(2021) 64GBをガッツリ使ってみたので、今まで使用し続けていたAmazonのFire TV Cubeと自分なりの視点で比較してみました。
なお、Fire TV Cubeを所有しているのにわざわざApple TV 4Kを追加購入した理由はこちらに書いた通りで、早い話が「NURO光&Wi-Fi6対応のバッファロー最速ルーター」を最大限活かしたいから。
Fire TV Cubeはそのまま手元に残す形で、2階の自室にApple TV 4K、1階のリビングでFire TV Cubeを使い続けることになります。
無線LANルーターは2階の自室に置いてあり、Hulu等の動画配信サービスを1階と2階で同時視聴することが多々あるため、現在はApple TV 4Kを有線、Fire TV Cubeを無線で接続しています。
Apple TV 4Kの良い点
動作が非常に高速
各コンテンツやアプリの動作は非常に高速で快適です。
スクロールしても引っかからないし、全体的に機敏に動作するから気持ち良く使えます。
ただし、Fire TV Cubeよりも電源オンからトップページが表示されるまで待たされる時間が長いです。
両機種共に電源オフではなく、スリープ状態で待機するわけですが、Fire TV Cubeのほうは電源オンで1、2秒で即トップページが表示されるのに対して、Apple TV 4Kのほうは6秒以上かかってしまいます。
とはいえ、Fire TV Cubeのようなトップページにゴチャゴチャとコンテンツが表示される形ではなく、写真の通り各種アプリのアイコンが表示され、ここから各アプリを起動させる形なので、トップページの表示は非常に高速でこちらのほうが気持ちが良く使えるのは確か。
シンプルで分かりやすいUI
Apple TV 4Kのメイン画面(トップページ)は上の写真の通りで、アイコンが整然と並んだ状態で表示されるため、シンプルで分かりやすい。
アップル製品らしく、シンプルでオシャレで分かりやすいUIは好印象。
リモコン・本体のデザインと質感
リモコンはアルミ削り出しの上質な質感で、ボタンのクリックした際の音や感触にまでこだわって作られている印象。
本体もプラスチックながら質感は悪くないし、シンプルでコンパクトで美しく仕上がっています。
デザイン性に関してはさすがAppleといった感じ。
ちなみにリモコンの正式名称は「Siri Remote」と呼ぶそう。
電池不要で充電式のSiri Remote(リモコン)
Siri Remoteは充電式なので、電池を購入する必要がありません。
バッテリー残量の確認もApple TV 4Kから簡単に出来ます。
ただし、充電にはLightningケーブルが必要で、完全に充電するためには約3時間必要とのこと。
とはいえ「一般的な使いかたで1年に数回充電する必要がある」と公式ページに記載されているので、1度充電してしまえば頻繁に充電する必要はなさげ。
ちなみに上の写真は約2週間(1日平均約1時間)使用しての電池残量で、届いてから一度も充電はしていません。
なお、届いた段階(初期状態)で何%だったのかは未確認のため不明ですが。
有線がギガビットEthernetで高速
有線はギガビットEthernetを搭載しているため、理論上は100MbpsまでのFire TV Cubeよりも断然高速です。
私がApple TV 4Kを追加購入した主な理由はこの点。
本体にはちゃんとイーサネットポートが用意されているから、直接ケーブルを接続するだけ。
Fire TV Cubeの場合は有線接続する場合はこんな感じで付属のイーサネットアダプタをぶら下げる必要があります。
Wi-Fi6対応で無線も超高速!
Wi-Fiも802.11ax(Wi-Fi6)に対応している分、802.11ac(Wi-Fi5)のFire TV Cubeよりも理論上は高速になります。
有線と同様に「理論上は・・・」の注釈がつくのは、設置する部屋のインターネット回線やWi-Fiルーター等の環境に依存するから。
Apple TV 4KがWi-Fi6に対応していても、ルーター側が未対応だったらWi-Fi6で通信することは出来ないし、そもそもネットの回線速度が遅かったら意味ないので。
電源オン時にランプ点灯
両機種共に電源オフ機能がなく、スリープのみなのですが、Apple TV 4Kの場合は電源ランプが点灯、消灯するので分かりやすいです。
Fire TV Cubeはこれがないから、電源のオンオフ状態が分かりづらい。
どちらも付けっぱなし状態が続くと勝手にスリープになるように時間設定することが出来ますけど、分かりやすいほうが良いに決まっています。
YouTube動画の広告位置表示
Apple TV 4KのYouTubeアプリは、YouTube動画の広告表示位置が表示されます。
いわゆるミッドロール広告と言われる動画内の途中で挟まれる広告は動画作成者が意図的に入れますが、広告が表示される位置は写真のようにシークバー(再生バー)に黄色の区切りで表示されます。
これがApple TV 4Kだと表示されるので、広告が入る前の視聴中止したり、広告位置を早送りでやり過ごす(広告が表示される確率が下がる)が容易になっています。
Fire TV Cubeの場合は表示がなく、視聴中に広告が始まる前に「広告6秒前」みたいな表示が出るだけ(出ない場合もある?)。
Fire TV Cubeもそれ見て視聴をやめたければやめれば良いだけですけど。
アップデートでいつの間にか表示されなくなってしまったようで、2021年11月現在この広告位置の表示はなくなりました。個人的には地味に便利だっただけに残念
HDMIとサウンドバーとの連携が完璧
これに関しては単に私の環境の問題にはなりますが、
- Fire TV Cube
- テレビ:LG OLED65B7P
- サウンドバー:ソニー HT-S200F
この環境でHDMIケーブルで接続すると、テレビの電源オン時に稀にFire TV Cubeの映像が映らなかったり、音が全く鳴らない不具合が発生していて、非常に困っていましたが、Apple TV 4Kに変更して以降はこの問題は一切起こらなくなりました。
Amazonのサポートに電話した際は「機器の相性の問題でうちの問題ではない」と言われ、まぁ確かに仕方がないと納得(ソニー、LG全て問い合わせていずれも「相性」と一蹴されました)していましたが、Apple TV 4Kだと何ら問題がないので、やっぱりFire TV Cubeの問題だったことが判明。
もっともFire TV Cube単体使用では何の問題もなく、上記の組み合わせで発生するわけだから、Amazon側に非があるわけでもないですけども。
写真アプリが便利
iPhone等で写した写真をテレビの大画面で簡単に見れるのはやはり便利。
とはいえ、無料ストレージがたった5GのiCloudに対し、Amazonの方はプライム会員はAmazon Photosアプリに写真に限り無制限で保存することが可能で、Fire TV CubeのAmazon Photosアプリでこちらも簡単に視聴可能なのですが。
Amazon Fire TV Cubeの良い点
分かりやすいUI
UIに関してはトップページに理路整然とアイコンが並んでシンプルで美しいApple TV 4Kも好きですが、個人的には更にコンテンツを探しやすいFire TV Cubeのほうが好みでした。
私がPrime Videoの動画視聴がメインになることもあり、Fire TV CubeのほうがPrime Videoの動画にアクセスしやすいからかも知れませんが、トップページから下にスクロールしていくだけでオススメの映画やドラマ等が表示されたりするので、何を視聴したいか決まっていない時が割と多い私としてはこっちのほうが個人的には楽。
また、Abema TVやHulu等に関しては、ライブ放送をトップページ上に即表示してくれる機能もあるので、両方共に利用している私としてはとても重宝しています。
特にAbemaのアニメは暇潰しに良く視聴しているから、アプリを立ち上げなくても現在放送中のアニメが確認できるこの機能は重宝しています。
頻繁にアクセスするアプリをトップページのメインバーに表示できるのも便利。
動作が非常に高速
動作は非常に高速で、Apple TV 4Kと遜色ありません。
上記した通りで、電源オンからトップページが表示されるまでの時間はこちらの方が高速ですし。
バージョンアップを繰り返したせいか、2022年時点では結構重く感じることも多くなりました。Apple TVは相変わらずシンプルなトップページなので非常に高速です。
大人向けアプリに対して寛容
GyaoやDMMといった大人向けの映像が配信されるアプリは軒並みNGのAppleに対して、ここら辺が寛容なAmazonのスタンスの違いもあるからか、Fire TV Cubeのほうが大人向けコンテンツの視聴が容易です。
もちろんPINコードを入力しないと視聴できないように制限をかけることも可能。
値段の安さ
通常価格は14,980円とApple TV 4Kと比較しても特段の安さは感じませんが、こちらはAmazonのプライムセールで度々セール価格になるので、その際に購入すればかなりお得に購入できるようです。
私は定価購入しているので、セール価格が分かりませんが、いくらで買えるかググってみたところ、8,980円と書かれていました。
ちなみに両機種共にHDMIケーブルは別売り。
発熱の少なさ
発熱は本体がかなり大きいこともあってApple TV 4Kよりは少ない印象。
ただ、私の個体では稀にフリーズすることはありました。
動画を探す際とかに高速でスクロールさせたりすると固まってしまうみたいな。
アップデートが割と頻繁にあるため、修正前の一時的な不具合でフリーズしてしまった可能性も否定できませんけど。
Fire TV Cubeの購入日は2020年の1月31日ですから、1年4か月以上使い続けている中で数回フリーズしただけの話。
Apple TV 4Kのほうはまだ一度もフリーズしていませんが、こちらはまだ2週間ちょいしか使っていないので。
リモコンが安い
両機種共に当然リモコンが付属していますが、物理リモコンは紛失や故障の際には当然買い替えの必要があります。
Apple TV 4Kのほうは6,500円も必要になるのに対して、Fire TV Cubeは2,980円で購入可能。
Amazon Photosが超便利!
Apple TV同様にこちらもテレビで簡単にスマホやタブレット内の写真を楽しむことが可能で便利です。
しかもこちらはiCloudと異なり、写真に限り無料で無制限、しかも無劣化(RAWも保存可能)で保存可能なクラウドサービス。
Apple TV 4Kのいまいちな点
U-NEXTの「その他」が視聴不可
U-NEXTは親アカウント(メインアカウント)のみ「その他」というジャンル(早い話が大人向けの動画)が視聴可能なのですが、Apple TV 4Kだとこの「その他」が非表示となり視聴することが出来ません。
「その他」目当てでU-NEXTに登録している私としてはこれは致命的な欠点でした。
一応グラビアまでならブラウザやタブレット等の別の端末でウォッチリストに登録しておけばウォッチリストから視聴は可能ですが、ムフフなやつは一切ダメでした。
これFire TV Cubeだと問題なく視聴可能なんですけども・・・。
Gyaoアプリなし
こちらは3月で終了になったとのこと。
これもFire TV Cubeだと問題なく視聴可能で、映画の「ドラマ」や「Vシネマ」内のムフフなやつまで普通に観れます。
Gyaoはここら辺の大人向けの映画がかなり充実していることもあって弾かれたのかな?
U-NEXTも上記通りですから、ここら辺Amazonよりも厳しく設定しているのかも知れません。
Apple基準だとGyaoは「年齢制限17+」とのことですし。
ちなみに「dアニメストア」なんかもありませんから、ここら辺常用している人はFire TV Cubeのほうが良いのかも。
一応、AirPlay(画面ミラーリング)を使えば視聴可能ですが、単体で視聴出来たほうが良いに決まっているし、いちいちスマホやタブレット等を立ち上げて飛ばすってのがスマートな視聴方法じゃなくて個人的には面倒くさくて嫌い。
DMM動画がアプリがない
「DMM動画アプリ」もありません。
Fire TV Cubeの場合は、DMMで購入した動画(ぶっちゃけ全部ムフフなやつ)はアプリでそのまま再生可能ですし、4K動画も再生可能なのですが、Apple TV 4Kの場合はAirPlayを使わなければ再生できません。
しかも、スマホ版や最新のiPad Pro(2021)のタブレット版でも、DMM動画アプリは最高画質がHDしかも720pに制限されるため、4K動画でもAirPlayを使用した場合は720pでの再生になってしまいます。
後日、DMM動画プレイヤーが4K・FullHD動画のストリーミング再生に対応したため、Apple TV 4KでもDMMで購入した動画をAirPlayを使って4K・FullHDで視聴することが可能になりました
Siri Remote(リモコン)にテレビの入力切替がない
設定すればApple TV 4Kのリモコンのみでテレビの電源のオンオフや、音量切替なんかは出来るのですが、テレビの入力切替がないので、結局テレビのリモコンも同時に使わなければいけない羽目に。
Apple TV 4Kで動画視聴(HDMI1)とPS4 Proでゲーム(HDMI4)を半々くらいで楽しんでいる私としては動画視聴を終了して続けてゲームを始めることも頻繁にあるため、テレビの入力切替ボタンがないと使い物になりません。
もちろん入力切替がないと地デジに変更も出来ないから結果的にテレビのリモコンも傍らに置いておくことになるはず。
これFire TV Cubeも全く一緒なんですが、なんで入力切替ボタンを搭載しないんですかね?理解に苦しみます。
本体の発熱具合
底面に排熱用の通気口が設けられているものの、Fire TV Cubeと比較して一目瞭然の通り、本体がかなり薄型(高さが低い)なこともあってか熱が籠もりやすく、本体が発熱しやすい印象です。
今のところフリーズしたりはありませんが、触るとかなり熱くなるので、私は念のため本体下に通気口を塞がないような土台を置いて熱が籠もらないように&逃しやすいような形で使用しています。
ちなみにFire TV Cubeも底面に通気口っぽいのがあるのですが、これはスピーカーだそう。
こちらはシリコン?ゴム?の素材なので、こんな感じでホコリが付着しやすいです。
Amazon Fire TV Cubeのいまいちな点
電源アダプターがデカすぎ
かなり大きいので、電源タップによっては隣と干渉してコンセントに挿せないケースも考えられるので注意は必要です。
一方のApple TV 4Kは電源コードタイプ(写真右)でアダプターは不要なのでスマート。
ネット回線周りが旧式
Wi-Fi | 有線 | |
---|---|---|
Apple TV 4K | 802.11ac(Wi-Fi5) | 最大100Mbps |
Fire TV Cube | 802.11ax(Wi-Fi6) | 最大1Gbps |
Wi-Fiは802.11ac(Wi-Fi5)まで、有線は100Mbpsまでと、Apple TV 4Kが802.11ax(Wi-Fi6)、ギガビットイーサネットまで対応しているのと比較すると、一世代前の仕様にとどまっています。
もっとも4K動画視聴は11ac、100Mbpsまでで十分ですし、肝心の4Kコンテンツのほうが未だに一向に揃ってきていないのが現状ですけども。
いつの間にかFire TV内の設定から「ネットワーク」で速度測定ができるようになっていたため行ってみた結果がこちら。
有線接続時のネット速度の測定値は「92.89Mbps」と表示されていますので、ほぼ速度MAXという結果に。
もちろん、どんなに高速なネットワークに接続していたとしても、Fire TV Cubeは100Mbpsまでしか対応しておらず、これがボトルネックになるため、100Mbpsを超えることはありません。
また、Wi-Fi接続の際に2.4GHz帯だと問題はないものの、5GHz帯に接続する場合はチャンネルを「36」「40」「44」「48」のいずれかに固定しなければいけません。
今のルーターは空いているチャンネルに自動変更する機能が備わっているものが多いため、これを設定してやらないと接続できない問題が発生してしまいます。
有線時にイーサネットアダプタが別途必要
イーサネットアダプタ自体はFire TV Cubeの場合は付属品として同梱されていますから無料なのですが、
本体とこのイーサネットアダプタをケーブルで接続する形なので、見た目的に不格好になるのが玉に瑕。
Apple TV 4Kのように本体にコネクタが用意されているほうが当然見た目的にスマートです。
リモコンの質感が安っぽい
Apple TV 4Kのリモコンが神すぎるってだけの話ですが、比較してしまうとさすがにちょっとなと。
Apple TV 4Kのリモコンはアルミの質感はもちろん、ボタンの押し心地とかまでこだわって作られているので。
リモコンにテレビの入力切替がない
これはApple TV 4Kのほうにも書いた通りで、入力切替ボタンがありません。
Apple TV 4KとFire TV Cubeの画質や音質の比較
これに関してはどちらも同等なのかなとは。
Apple TV 4Kのほうがより細かく設定することが出来るのですが、これに関してはテレビと使用しているサウンドバーとの兼ね合いもあるからなんとも。
とりあえず私のLGの2017年製の有機ELテレビとソニーのサウンドバーとの組み合わせだと、4Kコンテンツなんかを視聴してみた場合でも両機種共に画質や音質の面で大きな差は感じません。
スペック上もどちらも
- Dolby Atmos
- Dolby Vision
- HDR10
等々が仕様に記載されています。
私自身あまり詳しくないので、詳しい方がスペック比較すると細かな点で違いはあるのかも知れませんが。
Apple TV+に関して
アップル端末を購入すると1年間無料視聴が可能になるApple TV+ですが、評判通りコンテンツ不足が酷くて結局ほとんど観ていません。
- 小さな世界
- カラーで見る夜の世界
は動物好きの私にとっては珠玉のコンテンツでしたが。
それとApple TV 4Kから直接Apple TV+に加入できない点もちょっと面倒くさいですね。
サブスクの設定をしないといけないから、スマホやタブレット、ブラウザ等から加入する必要がありました。
まとめ
正直どっち買っても気持ち良く使えるのかなとは。
ただし、セール価格で購入するのなら断然Fire TV Cubeをオススメします。
本体も電源アダプタもデカいし、リモコンも質感が悪く、全体的なデザインや質感的にはApple TV 4Kに劣りますが、動画を視聴するという本体の目的だけで考えればにむしろこちらの方が使いやすいし、「Gyao」や「dアニメストア」、「DMM動画」等のApple TV 4Kでは使えないアプリも多々使えるのも便利です。
Amazonのタイムセール祭りで8,500円程度で買えるし。
あえてApple TV 4Kのほうを選択するとしたら、ネットワーク周りが先進的ってところかな。
Wi-FiがWi-Fi6に対応している点や、有線がギガイーサネットに対応している点は個人的には魅力的に感じました。
今後4Kで配信されるコンテンツも増えていくかも知れないし、より長く使いたいと考えるのであればApple TV 4Kの選択肢もありかと。
ちなみに体感的にはWi-Fiでも有線でもFire TV Cubeと比較して高速になっている感じは受けませんでした(^_^;)
実測値的にはどうだろうと考えたものの、Apple TV 4Kってブラウザアプリもない(Fire TVにはあり)ので、速度測定するのに見知らぬアプリをインストールする必要があって躊躇してしまいました。
DaVinci Resolveやカメラで有名なBlackmagic Designが作ってる「Blackmagic Disk Speed Test」のような信頼できるアプリがあれば話は別なんですが・・・。
Apple TV 4Kを無線、Fire TV Cubeを有線接続で
使いまくった結果、最終的にはこの形で落ち着きました。
当初は逆でしたが、2022年現在は、Wi-Fi6対応のApple TV 4Kを1階のリビングに設置し、Fire TV Cubeを2階の私の部屋に置いてある無線LANルーターと有線接続しています。
理由としてはぶっちゃけ大人向けコンテンツを私が良く視聴するから。
上記した通りでApple TV 4Kは規制が厳しいからか、ここがからっきしダメなので。
無線でも有線でもネットワーク周りはApple TV 4Kのほうが先進的で優れているものの、高速な回線が必要になる4K配信の海外ドラマ、映画は未だに数えるほどでHDでの配信がほとんどだからそれほど意味を持ちませんでした。
2022年現在、Fire TVもようやくWi-Fi6に対応した「Fire TV Stick 4K Max」が発売されたので、Fire TV CubeもそろそろWi-Fi6対応の新モデルが発売されるかも。
ちなみにFire TV Cubeと私のテレビ&サウンドバーの組み合わせだと未だに動作がおかしい不具合が稀に発生してしまうのが面倒。
ただ、この不具合を差し引いても、私の使用環境だとFire TV CubeのほうがApple TV 4Kよりも適切と判断しました。
っていうか、2020年3月でApple TVでのアプリ提供が終了になっているGyaoが、2022年4月になっても未だにApple TV 4Kでダウンロード可能なアプリのランキングにGyaoが含まれているってどういうことなの?
Apple TV全然売れていないから?いい加減なんですかね?
Wi-Fi6対応のNew Fire TV Cube登場
Wi-Fi6に対応したニューモデルですが、有線は相変わらず100Mbps止まり。
100Mbps出せれば十分でしょというのがAmazonの答えなのかも。
これでうちのFire TV Cubeは初期型ということになりましたが、まだ買い替えるほどではなく十分使えています。
とはいえ、AmazonがトップページのUIをガラッと変えたこともあり、Fire TV Cubeの動作がモッサリしてしまったのは残念な所。
この点、Apple TV 4KはUIの変更はなく、相変わらずトップページはシンプルに各アプリのアイコンのみで、そこからPrime VideoなりHuluに入っていく形だからサクサク機敏に動作してストレスがありません。
もちろんCPUの差もあるのかも知れませんが、この点では2022年現在は断然Apple TV 4Kのほうが上ですね。
これで専用アプリでGyaoとか復活してくれれば文句なしなんですけど。
New Apple TV 4K(2022)発売
Apple TV 4Kも2022の第三世代モデルが発売になり、A15 Bionicチップ搭載で更に強力になりました。
価格も有線不使用の人向けにWi-Fiのみ版が製造され、半導体不足や円安で何でも高額なこのご時世に、かなり頑張った価格帯での発売となっています。
Wi-Fiオンリーのほうは丁度New Fire TV Cubeと同じ価格なので、お買い得感はあるかも知れません。
もっともAmazonはタイムセール祭りで安くするでしょうし、性能は初代よりも上、インストール可能な動画視聴アプリの数が多いので、どちらを選択するかは個々の使い方次第になるのかも。
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