Jackery(ジャクリ)のポータブル電源240と、最大出力68WのソーラーパネルSolarSaga 60です。
どちらも昨年の11月に購入したもので、最初にポータブル電源240の方だけ購入していたのですが「毎回自宅の電源から充電していたら勿体なくね?」と思い、後からソーラーパネルの方も追加しています。
巷じゃ非常に人気が高いJackery製品ですが、本当に噂にたがわぬ良品なのか、私自身が実際に購入&使ってみて感じたことを率直に書き綴ってみたいと思います。
Jackeryポータブル電源240とSolarSaga60購入理由
タイトルに書いた通り、私の場合は主に「節電目的」と「停電や災害時の備え」として買っています。
後は単純に一度こういう流行り物を買って実際に使ってみたかったというのもあります。
私はキャンプはやらないので、キャンプ場等での使用は一切考えていません。
私も家に猫たちがいなければ流行りのソロキャンとかトライしてみたいとは思うのですが、寂しくなっちゃうから無理なんですよねー。
猫たちじゃなくて私の方が・・・。
とは言え、この240だと給電利用の場合は200Wまでの機器しか繋いで使用できませんから、キャンプ用途で購入して様々な電気機器を使用するための電源として考えるのなら上位モデルの700や1000を購入すべきかとは思います。
ちなみにポータブル電源240は1月25日から新価格になり、定価が税込19,800円になるとのこと。
また、Jackeryは公式サイトでの直販の他、ヤフーショッピングや楽天等のモール内にも公式ショップを開設していて、定期的にセールを行っているから、定価で買うのは勿体ないのでセール時期まで待って買うのがベストです。
Jackeryを選んだ理由
ポータブル電源に関しては私自身が様々な製品を使っているAnkerなんかも検討しましたが、
- セール中で安かった
- 知名度
- JVCケンウッドとの提携
- 単にデザインが好みだった
これらの理由でJackeryを選んでみました。
ケンウッドとの提携というのは、ケンウッドが発売しているポータブル電源「BN-RB1-C」がJackeryとの共同開発製品なので。
東証一部上場企業のケンウッドのお眼鏡にかなったことや、共同開発するにあたってケンウッドの有能な技術者たちが調査しているはずでしょうから、それなりのクオリティは保証されていると考えられるかなと。
リチウムイオン電池は下手な製品だと発火の恐れもあって怖いから、人柱が多いJackeryを選んだというのもあります。
ただ、メーカー的には会社概要に書かれている売り文句の「創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2012年米国シリコンバレーにて設立」というのが、個人的にはどうも胡散臭く感じてあまり好きにはなれない印象は持っています。
実際そういう人物が企業内に在籍しているのは本当なのでしょうが、Appleの元バッテリーエンジニアとか言っても名前すら公表していないわけで、Appleでどの程度の地位や実績を残した人物なのかも全く不明。
個人的には「Apple」という超有名企業のブランド価値を巧みに宣伝に利用している印象を持ってしまって何か嫌だなと。
あとは流行りのYouTuberにバラ撒いてステマレビューをしてもらう宣伝方法を取っている点も更に胡散臭さを助長している印象。
ちなみにJackeryの社長は孫中偉さんという中国人のようです。
Jackeryポータブル電源240とSolarSaga60の特徴
それぞれこんな感じ。
ポータブル電源240を充電してみた
SolarSaga60を使った充電方法
ソーラーパネルSolarSaga60を使って電気を作り、この電気をポータブル電源240に電気を送って蓄電させる方法は非常に簡単で、
- ソーラーパネルを広げる
- ソーラーパネル備え付けのケーブルをポータブル電源の入力ポートに挿す
これだけ。
これだけでソーラーパネルが発電した電気がケーブルを伝って自動的にポータブル電源に移動して蓄電されます。
ソーラーパネルにはマジックテープで容易に脱着可能な脚が2本ついていますので、これを使って立てて、太陽への角度を調節する形。
ちなみにソーラーパネルは展開すると85cmくらいになるため、結構場所をとる点は注意が必要かと。
なお、当然ながらポータブル電源240は付属のアダプターを利用して家庭用のコンセントから充電することも可能です。
また、車のシガーソケットも搭載していますので、車内での充電も可能とのこと。
SolarSaga60の変換効率に関して
- 240モデルの満充電に必要な時間は約8時間
- 変換効率は23%
- 最大出力68W
変換効率というのは文字通り「ソーラーパネルが太陽光エネルギーをどのくらい電気に変換できるか?」の値だそう。
で、使ってみた結論から書くと、
- INPUT値は最大52Wまで出せる
- 8時間あれば10から満充電まで可能
うちの場合はこんな結果だったので個人的には大満足でした。
INPUTというのはソーラーパネルと接続した際にこのポータブル電源に供給されてくる発電量で、写真の51Wと表示されている場所に表示されます。
最大出力は68Wとのことなので、真冬のこの時期に最大52WもINPUT出来るなら十分じゃないかと。
とはいえ、うちは一軒家で、南向きの庭はやベランダは日当たりが抜群すぎて夏場とか困るくらいですから、太陽光発電の条件としては最高クラスになるんじゃないかと思います。
ちなみにINPUTのワット数は写真の通りポータブル電源表示パネルにリアルタイムで常時表示されるため、どの場所、角度に変更すれば最大ワット数で取り込めるのかが簡単にチェックすることが可能。
Jackeryのソーラーパネルだけじゃないのでしょうが、本当に微妙な角度だったり、日陰を作ってしまう障害物だったり、設置場所によって大きく値が変化してしまうから、リアルタイムで値をチェック出来るのは便利というか必須かも。
本当に様々な要因でワット数がガクっと下がるので。
例えば、2階のベランダが南向きで太陽にも最も近いから最強かと思って置いてみたら、思ったように発電しなかったから「何故?」と思ったら、理由はベランダの細い複数の手すりが影を作ってしまうからだったり、
日当たり抜群の室内で試してみたところ、5Wしか出なかったので「何故?」と思ったら、この網戸がUV網戸だったからと。
これに関してはUV網戸の効果が抜群だったことが分かってかえって良かったですけど。
そんなわけで設置場所や条件次第で発電量がかなり左右されることは頭に入れておいた方が良さげです。
うちの場合はどれだけ上がっても52Wを超えることはなかったのですが、気温が高い真夏に試したらまた違った結果になるのかも。
いずれにしても発電効率に関しては大満足です。
なお、ソーラーパネルからではなく自宅のコンセント(うちは40A契約)から充電すると、うちの場合は必ず39W固定で充電されるから、雲ひとつない快晴時の場合はむしろソーラーパネルを利用して充電した方が満充電まで速い計算になります。
追記になりますが、2月の中旬になって、日中の気温がそれなりに上がるようになったからか、最も日差しが強いお昼頃だと最大で65-67Wまで出るようになりました。
最大出力68Wと書かれているから、うちのような日当たり抜群の環境だと、ほぼMAXまで発電可能なようでした。
やはり発電量は外気温にも左右されるみたいですね。
余談ですが「何故60の名称なのに最大出力68Wまでなの?」かというと、旧製品は最大出力が文字通り60Wまでだったものの、改良版の現行品で68Wまで出るようになったからみたいです。
「SolarSaga68」だと語呂も良くないってのもあるのかも。
ポータブル電源240で充電・給電可能な機器
「ポータブル電源240」というネーミングですが、最大電力は200Wなので、200Wまでの機器類なら問題なく充電することが可能。
使っていないものも含まれますが、一応家にあるリチウムイオン搭載の機器類を集めてみたらこんな感じ。
撮影後に気付きましたが、他にはシェーバーとかエネループなんかもありました。
全部は試せていませんが、一応ここら辺なら全部充電できるのかなとは。
とにかくAC電源があるお陰で本当に様々な機器を充電することが可能です。
ドローン(DJI Mini2)のバッテリーでも、
VRヘッドセットの「Oculus Go」でも、
カメラのバッテリーや、
スマホの超急速充電、
先程のカメラのバッテリーの充電中に同時にiPad Air2を充電したりと、トータルで200Wさえ超えなければ本当に何でも充電できてしまう形。
充電する際は機器とポータブル電源本体とをケーブルで繋ぎ、脇のボタンを押すだけ。
そうするとボタンのランプが緑に点灯し、充電に必要な使用中のワット数がパネルに表示されます。
もちろん充電だけではなく、200Wまでの機器なら給電して使うことも可能です。
ポータブル電源の差込口は全てパネル前面に配置されているからケーブルを抜き差ししやすいし、LEDパネルの表示も見やすく、ハンドル部分(持ち手)は折りたためるから非常にコンパクト。
このハンドルはオレンジ色の部分がシリコンパッドで出来ていて滑りにくく、指型に切れ込みも入っていて持ちやすく作られています。
Jackeryポータブル電源の自然放電について
災害時に使用するために蓄電しておいても、自然放電が酷いといざ使おうとした時に使えなかったりしますから、この点は非常に重要視する項目かと思いますが、とりあえず完全に使わずに10日間放置してみてチェックしてみたところ1%も減らなかったので問題ないのかなとは思います。
リチウムイオン電池だから少なからず自然放電は起こっているはずですけど、極小なのでとりあえず充電後に長期間放置しておいても、いざ使いたいという時に空ってことはなさそうです。
ポータブル電源240の問題点
ポータブル電源は直射日光NG
「ソーラーパネルが太陽光発電をしている間は、充電する電池やポータブル電源を直射日光下に長時間露出することは避け、常に乾いた日陰に置いてください」
取説にこのように書かれている通り、ソーラーパネルは発電させるために当然直射日光に当てる必要があるものの、ケーブルで繋ぐポータブル電源の方は何らかの形で直射日光を遮るように設置しなければいけません。
ポータブル電源は240だとかなり小型ですから、ちょっと工夫すれば日陰を作ってそこに置くことはそんなに面倒ってことはありませんが、設置の際に考えておく必要があります。
私はソーラーパネルはウッドデッキの上、ポータブル電源はエアコンの室外機の上に置いてシーツとかで日陰を作っていますが、100円ショップでバケツを買ってきてポータブル電源に被せたりするのも良いかもですね。
特に外でソーラーパネルを使う場合は気を付けた方が良さげ。
車中泊とかキャンプ系のYouTube動画とか観るとポータブル電源まで直射日光に当てて設置している人がいますけど、あればNGです。
ちなみに説明書に記載はありませんが、接続する際のケーブルは大丈夫なの?とツッコミたくなりますけど、こちらも太くて丈夫なケーブルとはいえ、やはり可能な限り直射日光は避けた方が良さげかなとは。
当然ながら家庭用電源から充電するだけなら問題にはなりません。
充電の自動終了(オートパワーオフ機能)がない?
充電の際は本体と機器をケーブル接続して隣にあるボタンを押して充電するのですが、機器が100%まで充電された後でも機器を取り外すか、ボタンを押して充電オフにしない限り延々と充電し続けてしまいます。
試しにスマホを100%まで充電させた後、そのまま繋ぎっぱなしにして放置してみたところ、
100%充電完了した15:42分の時点で48%残っていたポータブル電源の電力が、
充電が終了しているにも関わらず常時使用ワット数の表示が常時6か7と表示され、
結果的に47%蓄電されていた電気が約1時間20分程度で45ワットに減ってしまっていました。
スマホの電源オフは通常はスリープ状態になるだけなので、無操作状態でも微量の電力を消費しているため、100%まで充電した後もスマホがバッテリーを消費していて充電状態になっているから?なのかも知れませんが、無限に充電可能な家庭用電源と異なるため、これだとちょっと困りました。
充電終了したら即ケーブルを抜くか、ボタンを押して充電をオフにすれば良いだけですけど、うっかり忘れてしまったり、充電したまま寝落ちしたりとか誰でも普通にありますし。
ちなみにスマホだけじゃなくてiPadなんかでも同様で、ボタンを押して充電を終了するか、ケーブルを抜かない限り、100%充電完了した状態で接続したままだとパネルに3W使用中と延々表示されたままになってます。
これって「オートパワーオフ機能」、「自動停止機能」とか呼ばれている機能で、モバイルバッテリーに普通に搭載されている機能(機能が働かない未対応のデバイスあるそう)みたいですけど、このポータブル電源にはこの機能はないのかも知れません。
デバイスの電力が10W未満の場合、12時間後に自動的にオフになります
こういう機能はあるとAmazonの販売ページには書かれていましたけど・・・。
追記になりますが、スリープ状態とか全く関係のないバッテリーならどうかと思ってカメラのバッテリーで試してみましたが、やはり100%で充電終了(このバッテリーの場合は100%で充電器のランプが消灯する)した後も充電状態を続けていると、写真通り4W使用中が延々と表示され、時間が経過するとポータブル電源の蓄電量も1時間に1W程度ずつでしたが、減り続けてしまいました。
やはり「オートパワーオフ」機能は備わっていないようなので、充電終了したら必ずケーブル引っこ抜く癖をつけておくべきなのかも。
AC電源接続で機器を使用した場合
このポータブル電源はリチウムイオン電池搭載の機器を充電するだけではなく、AC電源に接続すれば給電の形で家電等も使えるはずなのですが、
試しにアイリスオーヤマの小型のサーキュレーターを接続して使用してみたところ、自宅のコンセントに接続した時のような強さで風が出てきませんでした。
家庭用電源に接続した場合はこのサーキュレーターは最も弱い「静音」でもかなりの風量が出てくるのですが、このポータブル電源と接続してしまうと風が本当に微風しか出て来なくなります。
「静音」の次に強い「中」にすると多少風は強くなるものの、通常使用の「静音」にすらならないため、本体への悪影響や故障を考えてしまい怖くて使えませんでした。
ちなみにポータブル電源240と接続時の「静音」時の消費ワット数は上の写真の通り18Wと表示され、
「中」だと27Wと表示されました。
このサーキュレーター自体は「消費電力31W」とだけ購入したAmazonのページに記載されています。
「最大電力200Wの機器が給電可能」なはずなので、何故サーキュレーターの風量が極端に弱くなるのか不明ですが・・・。
その他としては、充電中に稀に本体温度が高くなるとファンが回ってそこそこうるさい音はしますけど、これに関しては充電する場所を気を付けるだけで防げる話だから特に問題にはならないかなと。
ポータブル電源本体はケーブルレスでどこに設置してもいいわけで。
問題点というか個人的に気になった点に関してはこのくらいでしょうか。
オートパワーオフやこのサーキュレーターの話から考えると、もしかするとこの個体が初期不良の可能性もなきにしもあらずなのかも知れませんが。
SolarSaga60の問題点
最大変換効率をキープするのがシビア
本当にちょっとしたことで発電効率が下がってしまうこのパネル(っていうかどのメーカーもこんな感じでしょうが)。
全く同じ時間帯に同じ場所に設置しても、パネルの位置、角度等々ちょっとしたことで発電量が全く変わってきてしまいます。
当然太陽は時間ごとに動き続けていますから、ずっと50W程度で発電させ続けたいなら、こまめに角度を調節したりする必要があります。
発電量はポータブル電源のパネル側にリアルタイムで表示されるから非常に分かりやすいのですが、完璧に太陽光が当たっていたとしても、角度によって作られる電気量が異なったりするため、時間ごとにその都度ずらしていく必要があります。
もっとも私はそこまですることはありません。面倒くさいから。
設置場所の確保も面倒
同じような話になりますが、
私は書いた通りで家で使用しているだけですから、庭に設置しているのですが、太陽が少し陰っただけで変換効率が大幅ダウンしたり、何かしらのオブジェクトで陰っただけでも同様に大幅ダウンしたりと、設置場所や角度に関してかなりシビアで面倒くさい印象を持ちました。
本来は盗難にあってしまう万一の可能性も考えると、ベランダや室内に設置することが好ましいものの、うちは窓を開けっ放しにするのは完全室内飼いの猫たちがいるから難しいこともあって結果的に庭のデッキの上に置くことにしています。
誰しもが必ず外出先でソーラーパネルを開くわけではないでしょうし、私と同じように自宅で発電させて使う人もいるでしょうから、設置場所に関してもあらかじめ考えておく必要はあるのかなと。
雲ひとつない快晴じゃないと
これもまた同じような話にはなってしまいますが、書いた通りベランダの細い手すりで陰っただけでも大幅に発電量がダウンしてしまうため、快晴の日でも雲が多めの場合は発電量の大幅ダウンは免れません。
いつでも雲ひとつない快晴に恵まれる土地なんてこの世にありませんから、この点もちょっと面倒臭いかなとは。
ただし、雲が抜けてまた日差しがさしてくるとちゃんとリカバリーしてまた発電は開始されます。
まぁ当然SolarSaga60だけの問題点ではなく、どこのメーカーのソーラーパネルも全般的にこんな感じだとは思いますけど。
SolarSaga60使用は節電になるのか?
ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせだと、家の電気を使わずどちらかが壊れるまで無限に電気を蓄えつつ使用可能ということで、何だか凄く得した気分というか、節電している気分になるのですが、東京電力のサイトによると、
- スマホ1回フル充電:約0.4円
- モバイルバッテリー(10,000mAh):約1円
ってな感じの試算になるそう。
もちろんスマホなんかは機種によって1回の充電にかかる料金の多少の増減はあるでしょうし、計算は各家庭の電気料金プランによって変わりますけど、1回0.4円計算で毎日充電すると1か月(30日に設定)で12円、1年でたったの144円程度しかかかない計算に。
充電が必要な機器は沢山あるものの、毎日充電するのはスマホくらいで、後は3から1週間、ほとんど使ってないものに関しては1年に1回とかもあるから、実際は1日あたりどれだけ多く見積もっても私の場合は3円にも満たない計算でした。
仮に1日3円で計算すると1年で1,080円にしかなりません。
ポータブル電源240は66000mAhなので、これを1回フル充電させると6.6円くらいでしょうか。
ソーラーパネルは14,000円くらいで買ったので、元を回収しようとすると・・・。
ちなみに節電効果に関しては私が勝手に考えたわけではなく、Jackery自身もうたい文句にしています。
ただ、大袈裟に宣伝しているわけではなく、控えめに記載しているだけなので、このくらいは別に問題になることはないでしょう。
「環境に貢献できる」とも書かれていますが、微々たるものながら本当に貢献は出来るわけだし。
太陽の光を使って自力で電気を作り出すという子供の頃に誰もが?夢に見たロマンに溢れた商品なので、個人的には節電とかどーでもよく、今のところは面倒臭さをあまり感じずにせっせと楽しんで発電&蓄電&充電して遊んでいるだけですけど。
Jackeryのポータブル電源の寿命を延ばすコツ
リチウムイオン電池って0%まで使い切ることが良くないのは分かっている方が多いかと思うのですが、満充電(100%)まで充電してしまうのもバッテリーの劣化を招くため良くないそうです。
これはJackeryのQ&Aにも本体寿命を少しでも延ばすための注意点として「電源20%〜80%の範囲でお使いいただく」と記載されています。
この話は私は最近になるまで知りませんでしたが、今使っているウォークマンのサポートサイトに
満充電の手前で充電を止める(100%まで充電しない)ことで、充電池の劣化を抑えることができます。
https://www.sony.jp/support/walkman/android/battery/
と書かれていたのを読んで知りました。
Jackeryも「20%〜80%の範囲で」と書かれているので、少しでも寿命を長く伸ばしたいのならこれに従うのがベストだと思います。
まとめ
節電目的での使用には適さないものの、個人的には買って良かったかなとは。
今現在は両方を使用してガジェット類はソーラーパネルが作った電気を蓄えたポータブル電源で全て賄うようにしています。
もっともこの使い方だといざ災害時に充電できていないということが考えられるわけですが。
私の場合は80%まで充電させて20%台で充電する使い方だと、4日程度で再びソーラーパネルを開いて発電させる必要があるから面倒と言えば面倒ですけど、出来ない時は家族にお願いしちゃったりしているし、自分で電気を作り出す作業が意外と楽しいので、今のところあまり苦になっていない感じ。
いずれにしてもどちらの製品も世間の評判・評価通り文句なしに感じましたし、ポータブル電源とソーラーパネルを検討中の方にオススメ出来る商品だと思いました。
2022年1月現在
スマホやタブレット、カメラのバッテリーやDAP、ドローンにVRゴーグル等々、数えれば切りがないほど充電が必要な機器を大量に保有しているため、購入以降はほぼ毎日ポータブル電源をフル活用して機器の充電し続けていますが、ソーラーパネルも含めて特にトラブルもなく使い続けることが出来ています。
ポータブル電源のほうは室温が10度以下の低い状態で放置し続けても自然放電等は特に起きないので、もしもの備えとしても優秀みたい。
もっとも長期保管する場合のバッテリー残量は50%前後にしておくのがベストと言われているため、私の最小モデルではいざという時心許ないとは思いますが。
ソーラーパネルのほうは概ね平均40Wくらいは出ている印象。
上記した通り間違いなく最大出力の68Wに限りなく近い67Wまで出たことはありましたが、本当に神がかった好条件じゃないと出ないようです。
それと、夏場は何故か発電量が少ない傾向があったのですが、調べてみたところ夏場はパネルが高温になりすぎてしまうのが原因で発電効率が下がってしまうという理由のようでした。
こんな感じで、節電目的にはならないとはいえ、電力を自分で作り出して消費する(もちろん家の全てではありません)エコな生活には大変満足しています。
コメント
ぼくも節電目的で購入の検討をしてました!割とガンガン充電してくれるんですねえこのソーラーパネルφ(..)メモメモ
たしかに節電で元を取るのは先が長そうですが非常時の備えも兼ねながら日常生活でも使えると考えるとやはり魅力的ですな(´ー`*)ウンウン
仰る通りでこのソーラーパネルかなり優秀だと思います。
しっかり日が出ていれば毎回50W近くで発電してくれますし。
最近はガジェット類のバッテリーの充電は全てこのポータブル電源とソーラーの組み合わせで電力を賄っています。
それで電気代が目に見えて安くなっているわけではありませんが、
家の電気を使わないから何か得している気にはなっています(苦笑)