先日のアマゾンプライムセールで21,500円で購入してみたシャープのコードレス掃除機FREED2(フリード)EC-SX200-A。
シャープのコードレス掃除機FREED2(フリード)EC-SX200-A
普段使用していたダイソンボールの延長パイプが壊れてヘッドが回転しなくなってしまったため、延長パイプのみを購入して修理したものの、今度はヘッド自体が壊れて回転しなくなってしまい、再度ヘッドを購入するのもバカらしくなり使い続けるのを断念。
ダイソンボールを購入する前に使っていた掃除機を使っていましたが、かなりの重量で取り回しが悪く、たまたまプライムセールで安売りしていたFREED2を見つけて今回購入してみました。
剥き出し発送のアマゾン
事前にページにその旨記載があったとは言え、製品の箱剥き出しで発送してくるアマゾンさん。
FREED2(フリード)EC-SX200-Aの外観チェック
本体デザイン・質感・重量
なかなかお洒落でカッコ良いデザインだと思います。
こんな感じで自立するから収納も楽々。
質感は写真で見て想像していたよりも全体的にプラスチッキーでショボかった。
実物は軽さと安っぽい質感も手伝って凄くチープ。もっともそのお陰でかなり軽いしスリムです。
長さも日本人の平均身長に丁度合わせてあるって感じで、うちでこの掃除機をメインで使う女性の身長158cmで長くも短くもなく容易に取り回せるって印象。
重量は約2.2kg(ハンディ時1.5kg)と2リットルのペットボトル1本分程度の重さはありますが、持ち手部分に重量が集中するように考えられているそうで、持った感じは実際の重量よりも軽く感じます。
バッテリー&充電器
バッテリーはこんな感じで取り外し式。
大きさはほぼ手のひらサイズで、掃除機のバッテリーとしてはサイズは普通かな。
充電器もちょっと大きめ。そしてダサいデザイン。
バッテリーがこんな感じで取り外し式になっている点は、これを充電する際の手間と考えるか、便利と考えるかは人それぞれでしょうか。
バッテリー自体は本体からボタンひとつで容易に外せるので、予備の別売りバッテリーを買いやすかったり(アマゾンで6,589円)、充電器と本体を別な場所に置いておいても充電出来たりと個人的にはメリットしか感じませんけども。
充電時間は満充電が約80分、約60分でバッテリーの90%まで充電出来ます。
ちなみにバッテリーの交換目安は約1100回との事で、毎日欠かさず充電したとしても、付属のバッテリーだけで約3年使えてしまう計算。
バッテリーも上記した通り、アマゾンで6,589円と割りと安く簡単に入手可能なのが便利。
ハンディとしても
ノズルを外せばハンディに早変わり。
ハンディにするとなんか近未来のバイク的な乗り物みたいなデザイン。
サイズはパーツを取り付けたダイソンのハンディと大きさ重さ共に同じくらい。
取り回しは私は楽々ですけど、女性にはちょっと重めかな?
両手を使えば苦にならないでしょうけど。
ハンディにした場合、本体側にブラシがついているので、クルっと回転させるだけでブラシヘッドになるのが便利。車の室内掃除なんかにも役立ちます。
もちろんハンディ状態でもヘッドが取り付けられるので、本格的なハンディ掃除機として使えます。
付属のヘッド類
通常のヘッドと隙間ノズルが付属。
布団ツールとかあると便利かも知れませんが、あまり数が用意されていても、そんなに頻繁に付け替える事もないし、片付けるのが面倒臭いから、個人的にはこの2つあれば十分。
ヘッドはこんな感じ。極々普通の掃除機のヘッドです。
ダストカップのサイズ
ダイソンのハンディよりも小さいサイズ。
割りとすぐに満タンになるからこまめなゴミ捨てが必要。
FREED2(フリード)EC-SX200-Aの吸引力
一番肝心の吸引力ですが、これは微妙かも。
普通のコード式のサイクロンクリーナーやダイソンのコードレス(うちの弟が持っているから私は経験済み)より確実に弱いのは間違いない。
私のダイソンハンディよりも弱いですね。
この掃除機は床の種類を見分けて吸塵力とブラシの回転数を自動でコントロールするので、絨毯では強、畳やフローリングは通常(弱?)と勝手に吸引力が切り替わります。
もちろん「強」ボタンを押す事で強制的に強と弱の切り替えも可能。
通常フローリングは非常に弱い力で吸引しますが、取り残しはないくらいに吸い込んではくれます。
強にしてもカーペットにしっかりへばりついた髪の毛とか猫の毛とかはなかなか厳しいレベル。
うちは猫が4匹いて換毛期は猫の抜け毛が酷いので、それを考えると素直にダイソンをチョイスした方が良かったのかも。
ダイソンも安価な物だと3万円台で買えますから。
FREED2(フリード)EC-SX200-Aの動作音
「強」だだかなりうるさいが、他は小さめ。
フローリングメインだと動作音は小さいと言えると思います。自動で吸い込み弱いモードになりますので。
って言うか「強」予想以上に結構うるさい。
まだ音に慣れていないからもあるでしょうが、猫たち逃げる逃げる。
カーペットメインだと「強」で連続動作するから逆に動作音はうるさいと言えますね。
ダイソンもうるさいんだけど、音が甲高いからか、うちの猫たちはあまり嫌がりません。
それを考えても私はダイソンをチョイスするべきだったのかも。
FREED2(フリード)EC-SX200-Aのゴミ捨てと手入れ
ダストカップセットを本体から外し、ゴミ捨てボタンを押してダストカップを外して捨てるとふた手間必要。
写真のようにダストカップは完全に外した状態で捨てる事になります。
ダイソンだとボタンを押すとダストカップは本体についたままボタンを押してパカっと捨てるだけですが、なかなかゴミが落ちてこない問題があるけど、これはダストカップを完全に外して捨てるタイプだからゴミが落ちにくい事は無い。
フィルターはこんな感じでバラバラに分解して清掃します。
ただし毎回やる必要はなく、「フィルターお手入れ」ランプが点灯した時だけやれば良いみたい。
水洗い出来るパーツと出来ないパーツに分かれているため注意が必要。
ちなみにダイソンのフィルター清掃はこの青い棒を引き抜いて、月一頻度で水洗いしてやるだけ。
EC-SX210と上位機種EC-SX310との性能比較
- 掃除するときに手にかかる重さを当社比約40%低減
- 吸込口の自走アシスト力が約4倍
- 吸引風量が当社比約30%向上
- 前からも横からも吸引する吸込口
- ファイバー素材を採用した「床みがきブラシ」により、フローリングの表面の汚れなども拭きとる
- バッテリーの持ちが約1.5倍の最長約30分間に
- アレル物質を抑制するAg+アレルディフェンスフィルターと掃除中に顔や体にあたる
- 不快な排気風を弱めて放出するメッシュ状の排気口採用
- ダストカップやフィルターだけでなく吸込口の汚れやすい部分も水洗い可能
- 2WAYベンリヘッド、付属吸込口収納スタンドを付属
やべーこれ…。プライムセールで安かったせいのと、終了時間まで間もない時に見つけて即購入したせいで後継機種をチェックせずに買ったけど、まさかここまで性能が異なるとは…。
ただ、SX310の方は、SX210と比べると、価格コム調べで最安でも1万円高く(約32,000円)なってしまいます。
3万円になると、もう少し出せば型落ちのダイソンのコードレスが手に入る事を考えると、これまた微妙かも。
FREED2(フリード)EC-SX200-Aの総評
全体的な感想としては割りと満足。
吸引力と音は予想していたよりはちょっと残念でしたが、やはりコードレス掃除機としての抜群の使い勝手の良さは魅力的ですし、値段も安かったし。
タイトルに【微妙】とつけたのは、EC-SX310との性能比較で失敗したのと、やっぱ吸引力も考えるとダイソンだったかな?と言う意味で。
プラス1万円程度でここまで性能が上がるなら素直にEC-SX310の方をチョイスした方が良さげ。ちゃんと調べず買ってしまって大失敗。
あとは吸引力ならやっぱりダイソンのコードレスにかなわないなと。色々と批判的な意見も多いダイソンですが、こと吸引力に限ればやはり敵なしなのかも。
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