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5,000円で買えた三脚MeFOTOのA0350Q0を詳しくレビュー

アマゾンで爆安で売られていたMeFOTOのA0350Q0三脚

アマゾンで数量限定で爆安で売られていたMeFOTOのA0350Q0という三脚。

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5,485円で買えたMeFOTO三脚

5000円で売られていたMeFOTOのA0350Q0三脚

具体的な購入金額は5,485円。通常サイズの三脚(少し小さめですが)がこの価格で販売されていて、しかもマンフロットのbefreeのように折り畳めて小さくなる上に最大耐荷重が4kgとなかなか本格仕様だったので、思わず衝動買いしてしまいました。

MeFOTOって?

BENROブランドの中国メーカー。

MeFOTOの商品はBENROブランドに準じた規格で、製品に自信があるから全商品「5年間長期無料保証付き」だそう。

Rangersの三脚

中国製だと私はRangersという三脚も所有していますが、これも作りが悪くなく、特に中国製に対するアレルギーもないので、価格も安かったし即決でした。

MeFOTOの三脚A0350Q0詳細

A0350Q0概要

MeFOTOの三脚A0350Q0のパッケージ

  • 全伸長1310mm
  • 最低高420mm
  • 収納高310mm
  • 最大パイプ径21.8mm、最小パイプ径9.0mm
  • 本体重量1.2kg
  • 耐荷重重量4kg
  • アルカスタイルのプレートを仕様
  • 専用ソフトケース、工具付属

正規代理店ワイドトレード紹介ページから。

ちなみにアマゾンには工具付属って書かれていたんだけど、私に届いたA0350Q0には工具類は一切付属していませんでした。

マンフロットのbefreeやベルボンのUT-43Qのような折り畳めるタイプの三脚で、折り畳むと31cmとかなりコンパクトに収納可能。

A0350Q0のキャリングケース

A0350Q0のキャリングケース

ダンボール箱を開けるとキャリングケースが現れました(三脚本体はケースの中に入っていた)が、これがなかなか良い感じ。

以前購入したマンフロットの190go!のキャリングケースがあまりに酷かったので尚更良く見えるのでしょうが、しっかり作られていて好印象。

って言うか、マンフロットの190go!のやつはキャリングケースじゃなくてただの袋に紐がついただけ。befreeの方にはこのA0350Q0のようなキャリングケースが付属するみたいなのに、何で190go!にはあんなポンコツつけてくるのか理解不能です。

A0350Q0の質感

A0350Q0の質感

素材はアルミで、ズシッとした重量があり、折り畳まれている状態だと金属の塊感があって、手に持っただけでしっかりとした剛性感を感じます。この時点で三脚としてのクオリティはかなり高いように思えました。

私が購入した色はグリーン(5,000円で買えたのはグリーンだけだった)ですが、落ち着いた深みのあるグリーンに塗られていて、質感と相まって高級感を醸し出しています。

普通に見てこれが5,000円とは誰も思わないだろうなくらいの完成度。

A0350Q0のナットロックの精度

A0350Q0のナットロックの精度

脚はナットロックで伸縮させるタイプで、全ての脚が見事に捻るだけで自重で落ちました。これ自重で落ちると伸ばすのが凄く楽でほんと便利。もっともこれは個体差もあるだろうから運も良かったんだとは思います。

私が持っている190go!もナットロック式ですが、最初に届いたやつは自重で全部脚が落ちたけど、初期不良で返品交換して届いた現在愛用中の2台目は自分で引っ張り出さないと脚が伸びない部分があります。

脚をどちら向きに捻ると締まるか開くかのアイコンシールが貼られていました。

A0350Q0の開脚は2段階

A0350Q0の開脚は2段階

A0350Q0の開脚は2段階

脚は2段階にしか開かず。この点ちょっと残念。

脚の開脚はこのMeFOTOと白字で書かれた部分を引き抜いたり押し込んだりで調節します。

センターポールが下げられない

A0350Q0はセンターポールが下げられない

これも残念な点で、センターポールを下げる(縮める)ことが出来ません。だから普通の状態で並べると190go!よりも最低高が高くなってしまいます。

RangersとA0350Q0のサイズの違い

Rangersの三脚と比較してもこの通り。

なお、センターポールは倍に伸ばすことは可能。

A0350Q0の脚は5段

これまた残念な点で、上の写真を見てもらってお分かりの通り、脚は5段式なので、もっとも細い脚で僅か9mmになってしまいます。

「脚の太さ=強度」とは必ずしもいかないまでも、やはり細いと不安定になるのは確かなので、個人的には4段で作って欲しかったかなと。

自由雲台付属

A0350Q0には自由雲台付属

自由雲台はアルカスイス互換で、一番下(写真手前)のネジで雲台を水平方向に回転させ、中央奥の大きなネジでボールを回転、一番上のネジでクイックシュープレートの固定となっています。

自由雲台の工作精度は非常に高いものの、

190go!のように1つのネジを回すだけで雲台の回転とボールの回転をさせられるタイプの方が面倒じゃなくて私は好きなので、付け替えたいと思うのですが、雲台の大きさが大きくなると三脚を畳んだ時に脚がちゃんと閉じなくなるから諦めました。

A0350Q0のクイックシュープレート

A0350Q0のクイックシュープレート

クイックシュープレートはコインや六角レンチで締めるタイプですが、

A0350Q0のクイックシュープレート

ネジに厚みを持たせてあるため、手で締めることも可能。

A0350Q0のクイックシュープレート

滑り止めのゴムは4箇所に4個付属のオーソドックスなやつ。

A0350Q0のエンドフック

A0350Q0のエンドフック

三脚の対荷重を高めるために重りを引っ掛けられるエンドフックもついています。

A0350Q0にカメラを乗せてみた

A0350Q0にsd Quattroに24-105mm F4 DG OS HSM

自分が所有していて、三脚と一緒に持ち歩くことが多い組み合わせのシグマのsd Quattroに24-105mm F4 DG OS HSM(総重量約1.5kg)の組み合わせで取り付けてみました。

安定感は悪くなく、脚を1本前に出して乗せればレンズを下に向けても倒れることはありません。

A0350Q0の開脚は2段階

脚を広げれば安定感も増すので、スローシャッターで撮影してもブレることは全くありませんでした。

A0350Q0に60Dを乗せてみた

脚を全て伸ばして、センターポールも倍に伸ばした高さMAXの状態1310mmで60DにEF-S60mmF2.8マクロ(総重量約1kg)をつけてみたところ。

一番下の細い脚も曲がることなく全く問題なく設置可能。予想したよりはグラつくこともなく、普通に使えてしまう感じ。もっとも最大耐荷重4kgをうたっているんだから、このくらいは当たり前ですけど。

A0350Q0にsd Quattroに24-105mm F4 DG OS HSM

三脚の高さをMAX状態のままsd Quattroに24-105mm F4 DG OS HSM(総重量約1.5kg)に付け替えてみたところ。これでも9mmと細い一番下の細い脚も曲がったりはしませんでした。

普通に撮影は可能ですけど、レンズを最大に伸ばすとやはり頼りない感じ。脚を伸ばさない状態でしか使わないならともかく、この組み合わせで持ち歩くなら、個人的には190go!の方をチョイスします。足引っ掛けて倒しても嫌だし。

5000円ならA0350Q0おすすめ

三脚本体のクオリティやキャリングケースも含めてこれが5,000円で買えたのはラッキーでした。

私が持っているニコワンのJ5やパナのFZ1000くらいなら脚を最大に伸ばした状態でも全く問題なく使えるし、小さく畳めて重量も1.2kgと軽いから持ち歩きも楽だし、190go!のサブ的な扱いで使っていこうかなと。

A0350Q0とRangersのサイズの違い

ただ、Rangersの三脚と丸かぶりしてしまったのが…。Rangersの方が脚が太くて4段の分強度が高いし、重さも0.1kgしか違わないし…。いや、単に「安っ!!」と思って衝動買いした私のミスなんですけど。

とは言え、5,000円は本当にお買い得だったと思います。

そういや、正規代理店のワイドトレードがBENROとこのMeFOTOからの撤退を発表したそうです。5年間無料保証とうたっているものの、正規代理店の変更があった場合に引き継ぎがどうなるかや、正規代理店が決まらなかった場合どうなるのかは不安。

MeFOTOのA0350Q0は今現在は10,000円ほどで売られていますが、カラーによってまた定期的に5,000円程度で売られる可能性はあるのかも。私が買った時はグリーンだけがこの値段でした。

また、ワイドトレードが運営している楽天のショップ撮影機材専門店ワイドトレードでは、BENROやこのMeFOTOがアウトレット価格で売られています。

代理店撤退で在庫処分的なお値打ち品が出てくるかも知れないから、こまめにチェックしてみると良いかも。

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