メインのPCデスクとは別に普段は折り畳んでしまえるコンパクトなテーブルが欲しくて探していたら、無印良品にパイン材の良い感じのテーブルがありました。
パイン材は清潔感がある色味だし、私のブログは商品レビューがメインだから、これなら商品の写真を撮影する際に商品を乗せて撮影するのにも使えそうだなと思ったものの、値段がちょっと高いし、足が長すぎて大きすぎる…。
もっと足が短いローテーブルが良いなと更に探してみたら「どう見ても同じ商品では?」
って感じのローテーブルが山善から出ていました。
YAMAZEN(山善)折りたたみ式パイン材ローテーブル
穴だらけのダンボール
どういう保管方法だったのか、それとも発送段階で運送会社がやったのか、送られてきた商品のダンボールが穴だらけでした。
裏返しても穴だらけ。もうこれだけで神経質な人は返品したくなるんじゃね?ってレベルで酷かった。
ちなみに私が購入したのはロータイプの折りたたみ式で「幅80cm × 奥行50cm × 高さ35cm」のもの。
意味のない緩衝材
開封すると薄っぺらいシートに包まれているだけの商品が。
天板側にはさすがに発泡スチロールが入っていましたがこれも薄い発泡スチロールだし、普通のテーブルの天板のよくついているベリって剥がせるビニールのような保護シールとかもありませんでした。
傷とひびだらけの天板
適当な緩衝材を見ただけで嫌な予感はしましたが、案の定、天板にもこんな感じの削ったようなささくれ立った線が数本入っていたり、
傷ならまだしも、写真のような爪でなぞると引っ掛かるレベルのしっかりとした板割れのヒビが無数に入っていて驚きました。
金具類が曲がって
作りが本当に雑で、注意喚起のシールや金具類は曲がってついてました。
ガタつくテーブル
こんな雑な作りですから、組み立て(足を垂直に立てて金具でパチンと固定するだけ)るとガタガタします。
10点のテーブル
もちろん100点満点で。
ここまで酷いテーブルにはなかなか出会いえないでしょうね。
天板の傷なんかもこのブログの写真は小さいから目立たないだけで、目視すると誰でもびっくりするレベル。
なんせ触ると傷で表面がザラザラしますから。傷だけならまだしも、ひび割れしてるし。
足の先に滑り止めまでついているのにガタガタするし。
これは日本じゃアウトレットのB品。DIY始めたばかりの主婦が作ったレベル。値段つけるなら1,980円。
恐らく中国の工場のやる気のないバイトの工員(このテーブルはmade in china)が作っているんでしょうし、山善側のチェック体制も杜撰なんじゃないかと。
仕上がった段階でちゃんとチェックしてたらこんなの出荷せんわ。
個体差あり
ただアマゾンのレビューを見ると評価している人も割と多くいますんで、個体差があって当たり外れがあるようだから、私の物が外れだっただけかも知れません。
が、実物チェックして買うならまだしも、このテーブルは個人的にはおすすめ出来ません。天板ヒビ入ってたり、ガタつくテーブルとかあり得んし。
返品メンドクセーからこのまま使いますが(テーブルとしてじゃなく用途は商品レビューの置き台として)普通の感覚を持った人ならほぼ100%返金、返品する商品だと感じました。
良い点挙げるなら
強いて良い点を挙げるとするなら、
商品レビュー用に使える
レビュー用の置き台としてならガタついていても気にならないし、白味が強めのパイン材なので、天板に物を置いて露出補正をプラスにして明るく撮るだけで、
こんな感じで清潔感のある写真の仕上がりになります。
サイズ的にも幅78cm×奥行50cmとある程度大き目のサイズだから、ブログやYouTubeでの商品レビューにも使えそうです。
実際に瀬戸弘司さんが「瀬戸弘司公式レビュー用机」と動画の中で言ってました。
もっとも瀬戸さんのは山善じゃなくて無印良品のやつだけど…。
コンパクトに収納可能
折り畳めば壁に立てかけたり、デッドスペースに置けたりとコンパクトに収納する事ができます。
安い
パイン材で材料費が安いからか、アマゾンで5,000円と折り畳み式のテーブルとしてはかなりお買い得価格。
天板耐荷重30kg
だそうです。細長いパイン材を張り合わせて作られているから30kgとか乗せたら張り合わせたところからパキッといきそうな気もするけど…。
ちなみに30kgってのはあくまでも天板耐荷重だから、足を含めた全体の耐荷重ってわけではありません。足組み立てた状態でどの程度なのかは不明。
そういや良品計画の方は15kgと表示されていました。
天板は天然木の集成材で複数の板の貼り合わせですから、多分30kgは盛りすぎで無印の表記の15kgくらいが妥当かと。
組み立て済み
テーブル自体は箱に入った段階で完成品で、足の部分を垂直に立てて、金具で引っ掛けるだけでテーブルになりますから、面倒臭い組み立て作業をしなくて済むのは便利ですね。
無印良品との関係は?
それにしても無印良品のパイン材テーブルとの酷似具合が凄いです。サイズもほぼ一緒だし、パイン材を使用している点、金具で折り畳める点(しかも使用している金具類の種類まで一緒)、
折り畳んだ際に金具を真ん中で止める白いマジックテープまで一緒。
この商品の品番って「MJT-7850L」だからMJTは「無印テーブル」の略?とか…。
いち消費者の私としてはどーでもいい話ですけど、ここまでそっくりだとやはりちょっと気になりました。
無印良品に置いてました
追記になりますが、後で無印良品のサイトを再確認してみたら
この記事を書いた時点で販売されていなかった(販売中止中だった?)脚の長さが35cmのパイン材のローテーブルも販売していました。
価格が5,900円で送料が756円。会員だと今現在10%OFFやっているから丁度6,000円くらい。
多分ほぼ同じ商品っぽい(アマゾンで良品計画のシールが貼ってあったとの報告も)ので、1000円の価格差でどの程度クオリティが上がるのかは不明ですけど、無印の方が最終段階の検品をしっかりやっていそうだから、私に届いたようなここまで酷いのは来ないような気はします。
って言うか、普通にちゃんと作って、箱に詰める段階で普通にちゃんと検品してさえすればこんな商品は販売しないはず。
検品してるなら「これくらいはしゃあない」で出荷しちゃってるんでしょう。
もっとも、ちゃんと検品して仮に作り直しや廃棄が増えてしまったらこの価格では売れないだろうから仕方がないと言えば仕方がないのかも。
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