1階リビング設置のエアコン室外機の架台(土台)を因幡電工のリサイクロックに変えてみることに。
2階に設置したエアコンの室外機は音がうるさくてセイコーテクノの「防振ゴムブロック」に交換して効果抜群だったのですが、1階は特に音に悩まされての交換ではないため、今回は価格が安いリサイクロックにしてみました。
エアコン設置から約10年経つし、単純に出来る範囲でメンテというかお手入れしておこうかと考えての交換です。
そろそろエアコン自体買い替えても良いのでしょうが、未だにバキバキに冷えるので、あえて交換する必要性を感じていませんし、今後も大事に使っていこうかと思うので。
因幡電工のリサイクロックって何?
エココンクリートを内包したゴムで覆われた土台です。
特にエアコンの室外機用ではなく「多目的支持台」ということで販売されている商品ですが、エアコンの室外機の架台としても使用可能なように作られていて、ほぼ室外機用に使われているんじゃないでしょうか?
製品重量が5.0kgあるため、非常にガッシリしていることと、ゴムで覆っているため、ビビリ音等の室外機のうるさい音対策としても利用可能な優れもの。
おまけに価格がAmazonで1個1,655円(2023年7月現在)と安価。
長さが異なる数種類が用意されていますが、12畳用くらいだと「CR-W1040」という長さ40cmの物で十分でした。
エアコン室外機の架台は一度交換したらそうそう変える必要はないので、室外機の音に悩まされている方には是非一度試してもらいたい商品です。
ちなみに裏面の両端には一応こんな感じで簡易的に粉砕したゴムの塊が防振・防音対策用に貼り付けられていますが、
リサイクロック設置でも音のうるささが軽減しない場合は防振ゴム等を別途購入して敷いてやると更に良くなるのかも知れません。
因幡電工のリサイクロック取り付け方法
取り付け方法は非常に簡単で、
- 設置中のプラロック(架台)を外す
- リサイクロックに置き換える
- ボルトセットで固定する
これだけ。
設置時に置かれている純正のプラロックはうちはネジで固定されている形だったので、プラスドライバーでネジを外すだけでしたが、ボルトで固定されている場合でもボルトを外すだけです。
うちの室外機は12〜14畳用のエアコンの室外機なので中間サイズくらい(ちょい小型?)だと思いますが、男性なら一人でラクラク持ち上げられる程度の重量でした。
片側ずつ外して置き換えれば良いので、室外機を持ち上げる必要性はなく、女性でも施工可能だとは思います。
もっともリサイクロックが2個で10kgありますし、室外機は片側だけやたらと重かったりするので、素直に男性にお願いしちゃったほうが良いでしょうけど。
また、ボルトセットは室外機がもともとボルトで固定されている場合はそれを使えば良いので必要ないと思いますが、うちのようにネジで固定されている場合はボルトセットが用意されているので、それを別途2個購入する必要がありました。
Amazonだと243円(2023年7月現在)で販売されていますが、7、8月はエアコンの取り付けで業者が大量に必要になるためか、私がチェックした際は品切れ状態で購入できませんでしたので、注意は必要かも。
実際私は品切れで買えていないので、後日入手予定です。
このボルトセットは一般的なプラロックで使用する物と同サイズなので、ホームセンター等でも簡単に入手可能だとは思います。
サイズが「W3/8六角ボルト」との記載があるので、このサイズのボルト、ナット、ワッシャーを「エアコン室外機のプラロック固定で使いたい」と言った感じで店員さんに聞いて購入すると良いかも。
リサイクロック1個につき、両端に1つずつ必要になるから、リサイクロック2個分で合計4個ずつ購入する必要があります。
もっとも室外機もそれなりに重量ありますから、室外機とリサイクロックをボルトで固定せずに上に乗せるだけでもとりあえずは問題ないかも知れません。
ただ、台風でも来た時はズレたり最悪、室外機がリサイクロックから落ちたりしてしまう可能性があるから結局はボルト固定は必要でしょうけど。
リサイクロックと室外機の固定方法
Amazon品切れ中で購入できなかったボルトセットが届いたので、これを使ってリサイクロックと室外機を固定してみました。
ボルトセット一袋に含まれる内容はこんな感じで、これで手前と奥を固定していきます。
リサイクロックは室外機の左右に置く形になるため、このボルトセット2袋必要です。
リサイクロックにはこのようにボルトを通す溝が掘ってありますので、ここにボルトの頭を入れて、室外機を固定したい位置で
スパナやレンチ等でナットを締めるだけ。
私は手で回した後にネジザウルスで締めました。
手前は写真の通りで室外機を持ち上げてボルトを通す形で、
奥は切れ込みが入っているから持ち上げずにボルトをスライドして固定するだけです。
リサイクロックは一見ゴムに見えますが、中身はコンクリート製なので、ネジで固定するのは大変ですから、このようなボルトセットを使って固定するのがベストだと思います。
因幡電工のリサイクロックに交換してみて
上記した通りで、室外機自体にビビリ音等の騒音や振動が発生しての交換ではなかったため、リサイクロックに変更しての騒音の減少は確認出来ていませんが、やはりシッカリとした土台に室外機を乗せたほうが当然安定しますし、音も鳴りにくいと思います。
高いエアコンを購入しても室外機の架台(土台)は基本的にはこのようなショボいプラロックで施工されます。
このようなただのプラスチックよりコンクリートを内包して重量がある上、防振対策として全体がゴムで覆われているリサイクロックのほうがそりゃ良いに決まっています。
おまけにリサイクロックは安いですから、エアコン購入時にあらかじめ用意しておいて、最初からリサイクロックで施工してもらうのも良いんじゃないかと思います。
室外機の架台は5年、10年そのままってことも多いでしょうから、最初から良いやつ付けておいたほうが個人的にはオススメかなと。
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