オールデンのコードバンチャッカブーツ1340です。
バーガンディの1339の方が人気が高いのですが、オールデンのバーガンディはモンクストラップの954を既に持っていたので、チャッカブーツは1340にしました。
買ったのは5年くらい前かな?でも5回くらいしか履いていない。
レザーソールなのですぐにこんな風に汚くなりますけどね。
購入したのはラコタハウスでもハワイのレザーソウルでもなければ個人輸入でもなく、なとりやでもなく、ユナイテッドアローズ。
ちなみにUAで買ったからと言ってオールデンの作りの荒さはあまり変わりませんでした。
さすがに検品はしっかりしているだろうけど、私のこの靴はジョンロブだったらR品でしょ?みたいなクオリティで雑な部分が多々。
オールデンが採用しているコードバンはホーウィン社の製品ですが、同社は’70年代にコードバン作りからの撤退を検討していました。ところが長らく顧客であったオールデン社の当時の社長で、現会長のアーサー・ターロウ・シニア氏がそれを引き留めたのだそうです。同氏はアメリカのコードバンシューズの伝統が失われることを大変残念に思い、ホーウィン社を説得。2年分の革をまとめて買い取るなどのフォローをしたのです。
「このときの父の決断がなければ、コードバンシューズは滅んでいたかもしれませんね」
とは、現社長のアーサー・S・ターロウ氏の言。そして、このときのいきさつもあって、現在、ホーウィンコードバンのうちで最も上質な部分をオールデンだけが使用できるようになったというのです。
有名な話ですね。確かにコードバンは分厚く、とても良いレザーなのが触ればすぐ分かります。
コードバンならではの履きジワや、この独特の光沢もオールデンのコードバンシューズの魅力のひとつ。
オールデンの良さ
革質
これに関しては文句なし。コードバン以外でもクロムエクセルを使った靴も素晴らしいです。
ただし、その他は革質はダメダメなのが多い。53662ってカーフスキンの靴も持っているんだけど、革質がかなり酷い。
ミリタリーラストで履き心地は抜群に良いのですが…。
履き心地
一番良いのはこれかもですね。足馴染みが本当に良いし、日本人の足にフィットする。バリーラスト、アバディーンラストとかほんと履いてて気持ちが良い。
オールデンの靴は履きづらい
そんな訳で私も嫌いじゃないのですが、人気があって履いている人たちが多いから、ちょっと履きづらいんですよね。特にコードバンはこの光沢ですぐにオールデンと分かっちゃうし。
確かに良い靴なんだけど、あまりにも皆んなが履いているからどうしても履きづらくなる。
あとはやっぱり作りが雑。メイドインアメリカだからこれも仕方がない。クロムハーツなんかと一緒。
でも、皆んなが好きで人気があるというのは、売る時にオークションに出すとそれなりの価格で落札してもらえるのは良い点。
私は靴はコレクションしているので売りませんが。
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