海外のオシャレなYouTuberのDIY動画に触発されて、イケアのテーブルトップと脚でシンプルでクリーンなイメージのPCデスクを組み立ててみました。
用意したのはGERTONというテーブルトップ(天板)とOLOVという脚4本に、オシャレに光らせることができるLEDのライトバーのLEDBERG、ケーブル類をまとめて収納できるケーブルオーガナイザーのSIGNUMの計4点全てイケア製品。
イケアのGERTONテーブルトップ
- 長さ:140cm
- 幅:70cm
- 厚さ:3.0cm
- 重量:19.55kg
- 最大荷重:50kg
- 定価:12,990円
私は今回イケアの店舗に直接買いに行ったわけではなく、ネットの代行業者を使って買いましたが、重い荷物の運搬にも慣れている佐川のお兄さんでもトラックから下ろして玄関まで一人で運んでくるのが大変そうでした。
2階に運ぶのも組み立ても全て1人でやりましたが、重量自体は20kg程度で大したことはないものの、140cmとかなり長いので、取り扱いはやはり大変。可能なら2人で作業した方が良さげかなとは。
なお、写真の通りダンボールがボロボロの汚い状態で届いたけど、代行業者のせいなのか、佐川のせいなのか、はたまたイケアで並んでいた時点でこんな感じだったのかは不明。
しかも明らかにぶつけて凹んだ跡がありました。どこに文句を言えば良いのか分からなかったので泣き寝入りでしたけど。
まぁ確かに取り扱いは大変だから仕方がないと言えば仕方がない。こういうのが嫌なら「自分で買いに行け」ってことになりますね。
2種類あるGERTONテーブルトップ
GERTONは四角いオーソドックスな一枚板の物と、片側だけ丸くカットした物があったので、丸くカットしてある板をチョイス。
理由は単純に見た目的にオシャレに感じたのと、万一部屋で転んだ時に角が丸いと頭を打っても安心(実際酔って一度やった経験あり)なので。
GERTONの品質や質感
素材は「ビーチ無垢材」との表記ですが、角材を接着して張り合わせて一枚の板にしたいわゆる集成材ってやつでしょうか。
色は白っぽく(写真で黄色っぽく写っているのは表面保護用トリートメントオイルを塗った後に写した写真だからです)いかにも清潔そうな色で個人的に好み。テーブルトップにGERTONを選んだ理由の一つ。
面取りとか最低限の処理はしっかりしているし、このGERTONの特徴である丸みの部分も綺麗なシェイプに加工されていますけど、いかにも「削り出し」って感じで、表面は何も塗られておらず、サンダーもかけられていないからザラザラ状態で、節は殆どないものの、
穴や凹みがそれなりにあったりと、個体差はあるでしょうが、私に届いたGERTONはなかなかの品質でした(^_^;)
剃り防止の金具が2本入っていますが、
ここら辺の処理も雑。
とはいえ、だからこそこの値段で販売できるのでしょうし、ナチュラルな木の匂いはこの間の無印良品の薬品臭い木製品よりも好感が持てます。
ただ気に入らなかったのがシール。ベッタリくっついていて綺麗に剥がすの大変でした。こういう所はコストダウンしないで、ちゃんとベタつかず綺麗に剥がせるタイプのシールにして欲しいわ。
イケアの脚OLOV
- 幅:11cm
- 高さ:6cm
- 長さ:58cm
- 重さ:1.42kg
- 定価:500円
1本500円、4本で2,000円で買い揃えることができてしまうイケアの脚。
これも代行使って買っているから私は倍近い値段で買ったものの、それでもこの品質の金属製(脚先は床が傷つかないようにプラスチック製)のしっかりとした脚にしては十分安いと感じました。
脚は脚先が伸縮が可能で、60-90cmの間で机の高さを変更することができます。
実際脚を伸ばさない最も短い状態でテーブルにつけるとテーブルの高さが低すぎて厳しいため、私は10cm上げて使っています。
OLOVの最大荷重は13kg
最大荷重は13kgと書かれているものの、脚の長さを最も短くした強度MAX状態だと約20kgのテレビと10kgくらいのiMac 5Kを同時に乗せても全く問題ありません。
1本13kg、4本で4倍の52kgって計算になる?のか分かりませんけど、50kgとかくらいまでなら全然平気っぽい印象。
OLOVの品質
色は黒をチョイスしましたが、所々塗装が剥げている部分がありました。
とはいえ、重量感もあり、凶器になるレベルのしっかりした作りで1本500円で買えちゃうのには驚かされます。品質的には全く問題なし。
ちなみにテーブルトップのGERTON用の脚は同名(GERTON)で更にしっかりした脚がちゃんと用意されているのですが、1本2,250円と価格が異常に跳ね上がるため今回は断念しました。
OLOVで心許ないようならとGERTONに買い直す予定でしたけど、OLOVで問題ないようなのでこのまま使うつもり。
GERTONとOLOVを繋ぎ合わせる
DIYとか言っても単に脚を取り付けるだけ。
ただし、この角が丸まったテーブルトップのGERTONは本来は脚1本だけで自立させて組み立て終了の形になるテーブルトップなので、
脚1本分の5つの穴が中央寄りの1箇所だけしか開いていないため、4本脚を取り付けたい場合は、自分自身で脚4本分の穴を開け直す必要がありました。
実はこれが結構大変だった…。というのもこの木材(バーチ)結構硬い木材なので。
脚の方にこのような金具類が付属しています。
この円盤状の金具(座金と呼ぶそう)をテーブルトップに取り付け、真ん中の穴に脚をねじ込んで取り付ける形。
ブラック&デッカーの電動ドリルを使って
こんな感じで5箇所穴を開け、
ネジを取り付けていったのですが、
しっかり奥まで穴を開けなかったのが悪かったのか、ネジも回している間にネジ穴がバカになっちゃって、最後まで回すことができなくなった箇所がこんな感じで…。
DIYとか慣れている方ならなんてことはないのでしょうが、殆どやったことがないので…。
それでも脚はグラつかず、何とか固定できたので、これで良しとしてしまいました(苦笑)。
仕上げにBEHANDLAを塗る
このままだとこぼした水も弾かず、板の劣化も気になるので、イケアの公式サイトで紹介されている通り、木製家具の表面保護用トリートメントオイルのBEHANDLAを別途購入して表面に塗りました。
これもイケア製で、内部までしっかりと浸透し、美しいつやを与えるとのこと。色は透明ですから若干色が濃くなったくらいでナチュラルで清潔感のあるバーチ本来の色味は損なわれません。
量もたっぷり入っているからガッツリ2度塗りして仕上げました。
匂いは薬品っぽい匂いじゃないのでそれほど臭いわけではありませんが、一週間くらいは嗅いだことがない不思議な匂いが抜けませんでした。ただ、抜けてしまえば全く匂いは気になりません。
SIGNUMケーブルオーガナイザーでコード類をまとめる
BEHANDLAと同時に購入したこれもイケアのSIGNUMという名称のケーブルオーガナイザーも取り付けています。
名前の通り、ゴチャゴチャしがちなケーブルを乗せてまとめてくれる物で、あればまあまあ便利。
LEDBERGで光らせて更にオシャレに仕上げる
これも動画を真似して取り付けてみました。
棒状のLEDライトで、マルチカラーで様々な色に光らせることが可能。
ただこれは別に要らなかったかなとは(苦笑)。確かに雰囲気は出ますが。
部屋の照明落とすとこんな感じで光り輝きます。
単色を選んで緑なら緑だけをずっと光らせたり、赤から数秒おきに順々に様々な(7色くらい)色に光らせたり。
イケアGERTON+OLOVの机仕上がり具合
イケアの机に変更する前はこんな感じでした。確か楽天内のショップで9,800円くらいで購入した机で、これはこれで気に入っていたのですが、
脚がこんな感じでルンバが入って掃除できないのと、色が変色してしまって汚らしくなっていたのもあって今回机を作り直しました。
今回イケアのテーブルトップと脚の組み合わせで机を作ってみて、こんな感じでイメージ通りの清潔感のある綺麗な机に仕上げることができたと思います。
脚も4本で自立させているだけだから、ルンバも入って掃除できるし。
iMac 5K 27インチ用に作ったテーブルだったのに
ただ、iMacを置くためのPCデスク目的で作った(作ったのは約1か月前)のに、今現在は先日記事で書いた有機ELテレビを置く羽目に…。
55インチのテレビはデカすぎて、置こうと考えていたメタルラックにおさまらず、置く場所がないからとりあえずここに…。
テレビを置いておいて、iMacはこの脇に以前購入したパイン材のローテーブルを用意してその上に置いておき、iMacを使う時はこのテーブルの空いたスペースにわざわざ持ち上げて乗せて使うという…。
有機ELテレビ自体は良い感じなんですけど、6畳の部屋に55インチはやはり必要なかったかなと今更(苦笑)。
イケアGERTON+OLOV机の不満点
グラつく
iMac自体がほんのちょっとの揺れで物凄く振動を拾うので、ちょっと揺らしただけでも、小さい地震でもかなり揺れてしまいます。
埃がたまりやすい
上記した通り表面のザラつきが酷いからか、埃が非常に多く付着する気がします。
テーブルは白っぽい色なので、埃自体は全く目立たないものの、掃除しても数日経って表面を手ですくうとビックリするほど埃が取れる。
ザラザラしているからウェーブハンディで埃を取ろうとするとウェーブが引っかかって上手く埃が取れないのも不満。
気になる場合はサンダーやヤスリがけすれば良いでしょうけど、これも書いた通りで材質のビーチが非常に硬いから上手く表面をツルツルに仕上げられるかどうか…。
私自身がブラック&デッカーのサンダーでちょっと試してみた限りでは、表面をツルツルに仕上げるのは難しそうなので止めました。
コスパ抜群のイケアのテーブルトップ&脚
結果的に仕上がりのクオリティに雲泥の差は生じたものの、真似したという海外のおしゃれな机の動画はここらへん。
関連動画等も含めて観てもらえばお分りの通りで、皆さんこぞってイケアのテーブルトップで机を組み立てています。
確かに値段の割にテーブルトップも脚も品質がそれなりに良くて丈夫だし、デザインは限りなくシンプルでクリーンなイメージなので、色々と好みのオブジェを置いたりして最終的に仕上げていく形で机を作りたい人達にはもってこいなのかも。
今回私は穴開け作業から開始したわけですが、通常は机に穴がちゃんと開いていますから、両方揃えて脚を付属のネジで固定するだけで立派な机が組み立てられます。
また、テーブルトップと脚が組み合わさったセットの状態(組み立ては自分で)でも様々な種類が売られていました。
LINNMONテーブルトップなら1,499円から
私はテーブルトップにGERTONを使いましたが、海外の人達はLINNMONとKARLBYで作ってる人達がかなり多い感じ。
LINNMONは1,499円から買える爆安のテーブルトップで、最も安価な脚のADILSを4本揃えても脚代の1,000円プラスで2,500円でシンプルで立派な机が組み立てられる形。
一方のKARLBYは「キッチンワークトップ」という台所用の板で、水汚れに強いのが特徴。
こちらは2万円以上と高額にはなるものの、キッチン用のパーティクルボードの基材に厚さ3mmのオーク無垢材を貼り付けた板で、何と25年品質保証だそう。
「キッチンワークトップ」で最安の板はEKBACKENで7,900円。このEKBACKENでも25年品質保証です。
イケアで机を作る最大の問題点
イケアで机を作る上での最大の問題は、そもそもイケアで買い物がしづらいってことでしょうか。
近くにイケアがある方は問題ないでしょうけど、遠方から訪れる場合は往復の高速料金が別途必要になるわけだし、イケアはオンラインストアを始めたものの、配送料金が3,990円からとクソ高く、しかもサービス対象エリア(オンラインストアを利用できるエリア)が非常に限られているのも問題。
実際私の住まいからイケアまでは高速料金だけで往復6,000円必要となってしまうため、今回は代行業者を使いました。結果的に往復の高速料金支払ってもイケアに行って買い揃えた方が安かったわけですけど(苦笑)。
でも良い感じで作れたから満足。あとはiMacとテレビの置く場所の兼ね合いと、この机の上に置くオブジェ。私はセンスゼロなので、またこれもオシャレな海外のYouTuberさんの真似をするつもり(^_^;)
脚をイケアの「ODDVALD」に変更
iMacのグラつきがどうしても気になって許せなかったので、最終的にこんな形で仕上げてみました。
個人的には非常に気に入っています。
コメント
500円の脚で、高さを上げている状態でパソコンを乗っけても沈んだり徐々に高さが下がることはございませんか?
特にそのようなことはありませんでしたが、グラつきがどうしても気に入らず、
早い段階でパイン材の脚に変更してしまいました。
結局こっちもグラつくので、イケアのFINNVARDって架台に変更するか迷っています。