乗馬運動が出来るエクササイズマシンのスライヴ(スライブではないらしい)のロデオボーイを1か月前から使用してみていますので、効果のほどと、おすすめ出来るか、出来ないのかの本音レビューを。
写真はかなり大きなダンボールに入って家に届いた際の「ロデオボーイFD-017」。
重量はなんと約20kg!もありました。
ロデオボーイFD-017とは?
乗馬運動が出来るエクササイズマシンで、このFD-017が現時点で最新版の通販専用モデルのロデオボーイになるようです。
「ウェーブ運動、ひねり運動をいっそう複雑化した「ランダム・モーション・テクノロジー」により、これまでにないロデオエクササイズを実現。自宅にいながらいつでも手軽に有酸素運動が可能
http://thrive-fit.jp/rodeo/
とのこと。
以前のロデオボーイは動きが単調であまり評判が良くなかったようでしたが、このFD-017はかなり改良されていて、アマゾン内のレビューの評判もかなり高く、購入者の多くが満足しているようですね。
ロデオボーイFD-017の価格
製造販売元の大東電機工業株式会社の定価は68,000円で、
アマゾンでの販売価格は39,744円(2021年現在は更に安くなっているもよう)。
この手の自宅で運動が出来るタイプのエクササイズマシンの価格帯はピンキリですけど、このロデオボーイはその中でも結構な高額な部類に入るのではないかと。
ちなみにうちは家族皆で使う目的で購入しましたので、割り勘で買いました。
ロデオボーイFD-017の詳細
ロデオボーイの外観と質感
- 耐荷重:100kg以下
- 寸法:約42cm × 約65cm × 約70.5cm
- 重量:約20kg
- 定格電圧・周波数:100V 50/60Hz
- 消費電力:180W
- タイマー:10分オートオフ
- コード長:約2m
- 1日1時間1ヶ月当たりの電気代:約146円
写真や遠目で見るとなかなか質感良く、高級感があるように見えるロデオボーイですが、実物はシートを除いた素材は「PP樹脂、ABS樹脂、EVA樹脂」なので、金属は使われておらず、外装はプラスチッキーで思ったほど重厚感のある作りではありません。
貼り合わせ部分も個体差はあるのでしょうが、至る場所で隙間がそれなりに多かったり、
新品未使用のはずなのに、何故かBB弾でも当たった(写真だと分かりにくいですが左下辺り)かのような微妙な凹みがあったり(輸送時にぶつけられた跡かも)と、雑とまでは言わないまでも値段の割には微妙な感じ。
シートは合皮ですけど、こちらの質感は悪くないです。
丁寧なステッチで、長年愛用しても糸がほつれることがなさそうな感じだし、適度なクッション性がある点もグッド。
動作中に摩擦が起こる部分だけに、この椅子部分が一番最初にダメになりそうな気がしますが、これなら余程のことでもない限りは大丈夫そう。
合皮ですから汚れた際の手入れも楽なのも便利。
後ろの下部分に主電源のオンオフがありますので、電源コードを繋ぎっぱなしでも主電源のオンオフが可能。
ロデオボーイのデザイン性
なかなかシックな色合いで、どんな部屋にでもマッチするんじゃなかろうかと。
デザインもシンプルで配色も悪くないし、なかなかオシャレだと思います。
もっともインテリアにこだわりのあるオシャレなお宅の場合は、一目で「乗馬のエクササイズマシンだ!」とバレバレなデザインなのがちょっと嫌かも知れませんが。
ロデオボーイFD-017の素晴らしい点
複雑でランダムな動き
実物は予想した以上に複雑でランダムに動くというわけではありませんでしたが、かなり力強く動きましたし、この手のマシン(昔から色々買っては捨ててを繰り返しています)にしては上出来だと思います。
この動きに関してはタイトルに書いた通り「期待通り」でした。
可動範囲も意外と広く大きく動くので、60代の母親は初回は10分も出来ずに「酔いそう」と止めてしまいました。
最大6段階の速度調整とオート機能
通常は4段階までしか動かない設定になっていますが、プラスボタンを3秒間押し続けるとリミッターが外れ、5、6段階と激しい動作に変更することが可能。
MAXの6はかなり激しく動作するので、10、20代の若者でも満足がいくかも知れません。
「かも知れない」というのは、私のロデオボーイは実際にこの年代の若者に試してもらっていないので、推測という意味で。
自動コース(オート機能)は2種類あり、一定時間で速度が自動変更される仕組みなので、とりあえずこの自動コースを選択するのが良い感じ。
簡単な操作性
上の写真を見て頂けばお分かりの通りで、ボタン自体は4つしかなく覚えることも少なく、ボタンも大きめですから、誰でも直ぐに覚えて使うことが可能です。
10分間で自動電源オフのタイマー機能
10分間で自動で電源が切れるタイマー機能つき。
ただし、ユーザー側でタイマー時間を詳細に設定することは出来ません。
本体の安定性
本体自体が約20kgあり、これに自分の体重が加わるため、動作中に本体が不安定に傾いたり、倒れそうになったりがありません。
床に傷がつかない配慮
写真のようなシリコン製の衝撃吸収材が多数ついていて、そのまま床置きしても傷がつかないように作られています。
マットを別途購入して敷く必要性がないのは嬉しい配慮。
緊急停止する安全設計
足元の前側全面(線が引いてあって分かれている前の小さい部分)が緊急停止ボタンになっており、万一振り落とされそうになった場合でも、ここを足で踏めば緊急停止する仕組み。
高齢者でも安心して使えるこのシステムは、家族みんなで使えるエクササイズマシンとして考えても優秀じゃないかと。
もちろん手綱同様に持ち手もついており、振り落とされないよう握って運動することも可能です。
静かな動作音
本体が動く際のモーター音は鳴りますが、この手のエクササイズマシンとしては非常に静かな部類に入ると思います。
アパート、マンションでも全く問題なく使えるレベルで、防音のために下にマットも敷く必要性はありません。
静音性に関しては非常に考えて作られていて好印象を持ちました。
この手のエクササイズマシンってうるさいのも少なくないので。
ロデオボーイFD-017の不満点
お尻が痛くなりすぎる
適度な柔らかさとクッション性がある合皮のシートではあるものの、運動中に必要以上に力が入るためか、そのまま座って運動をすると、運動終了後に摩擦でどうしてもお尻や太ももの裏がヒリヒリと痛くなってしまいます。
個人差があるようで、うちの女性陣はそれほど痛くならない(女性のほうがお尻に脂肪が多いからかも)そうなのですが、私はどうしてもダメなので、仕方がないから写真のような分厚いクッション敷いて使用しています。
電源コードが短いと感じる時がある
コード自体は約2mの長さがありますから実際短くはありません。
ただし、「ながら運動」でテレビを観ながら運動をしたいとか考えると、もう少しテレビから離れた場所に置いて使いたいという時があり、その場合「もう少しコードが長ければ」と感じることがあります。
これに関しては個々の家の間取りや電源コンセントの位置によっても変わる話だし、延長コードを使えば良いだけなので、コードが長すぎると今度は邪魔臭く感じますから、粗探し的な話ではありますけども。
ちなみに、運動中は「目線をおへそに」が正しい形と記載されているので、「ながら運動」は本来の正しい使用方法ではないようです。
予想したほどの運動量を感じない
ロデオボーイを使っての運動量に関しては、年齢や日頃の運動の有無等の個人差があるとは思いますが、1日20分間(夜10分1回を2回)毎日使用してはいるものの、残念ながら私は思ったほどの運動量を感じていないのが本音。
動き自体は激しいロデオボーイですけど、実際約1か月使ってみても腹筋も体幹も鍛えられている感覚は全くありません。
昔から体は結構鍛えている方で、筋量も同年代の中年男性と比較してもかなりある方ですから、この程度の動きだとちょっと物足りなさは感じます。
毎回利用している「自動コース2」を1回10分間乗っても、腹筋は効いている感じは全くないし、有酸素運動として考えても、鼻息ひとつ呼吸が乱れません。
腹筋に関して言えば、普通に腹筋運動を20回やった方が余程効くくらいの感覚でしょうか。
もっともレベル5、6は一度試して腰への負担を感じたから私は使用していませんので、この5や6でやればまた実感は変わるのかも知れません。
あとはやっぱり1回10分間は暇なので、本来は「運動中におへそを見る」形が正解なのに、私はゲームをプレイしながら利用することがあるのも悪いのかも。
もっともゲームをプレイしながらのロデオボーイは、これはこれでバランス取るのが難しかったりしますけどね。
それと、あまり効いているように感じなくても、更に長期で使えば知らず知らずにジワリと腹筋や体幹が鍛えられていることも考えられます。
また、うちの家族は腹筋や体幹にかなり効果を実感しているそうで、相当気に入って毎日使用しています。
私の効果に関しては更に毎日使用し続けてみて追記していく予定。
ロデオボーイFD-017はおすすめ出来る!
タイトル通りで、かなり期待通り(予想通りとも)の動きをしてくれるこのマシン。
5、6段階に至っては、予想していた以上に激しい動きでした。
60代のうちの母親は、最初は満足に乗れないくらいだったのに、今では持ち手を掴まずオートに設定(1から4まで強弱自動変更)して毎日楽しく運動しているようです。
腹筋や体幹を楽に鍛えることが可能なマシンということで、特に高齢者に使ってもらいたいマシンかも。
下手に腹筋運動すると腰や首を痛めたりしますから、この手の器具を使うと楽に鍛えられるのではないかと。
操作性も安全性もちゃんと簡単に実行出来るように配慮されて作られていますし。
それに何より乗っているだけで楽しく手軽に簡単に運動出来ますから、誰でも長く続けることも可能でしょう。
ただ、日頃からガッツリ運動している人達や若い人は私と同じような印象になってしまうかな。
あとは腰痛持ちの方はNG。
いずれにしても1台あれば家族全員で使えますから、買って損なしのエクササイズマシンであることは間違いないと思います。
半年間ほぼ毎日使用してみて
ここからは2018年3/31日の追記になりますが、ほぼ毎日1回10分間使用し続けてみたものの、残念ながら私には期待していたほどの効果は現れませんでした。
ちょっと私には物足りない運動だったようです。
ただし、今年66歳になる母は非常に気に入っていて、効果もしっかり実感出来ているとのこと。
手放そうと考えると、家財宅急便とかで送る必要があったり、メルカリやヤフオクでも半額くらいでしか値が付かないようですから、購入をご検討されている方はちょっと慎重に考えた方が良いかも知れません。
値下げされた?
去年の10月に私が購入した時は4万円くらいでしたが、今現在はAmazonで36,000円、ヤフーショッピングの最安店だと32,000円くらいで買えるようです。
販売価格の見直しがあったのかも。
何れにしてもお買い求めしやい価格が変更されていました。
手放してしまいました
頑張って使っていた母親も飽きてしまって使わなくなったため、置いておくと邪魔になるので手放してしまいました。
2万円くらいで売れたものの、ヤマトの家財便の送料と、フリマアプリの手数料引いたら・・・。
やはりこの手の大きなエクササイズマシンはよくよく検討してから買うべきですね。
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