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「ペレッティー vs プリジア」ペット用の除菌消臭剤対決の意外な結論

左「ペレッティー」右「プリジア」
左「ペレッティー」右「プリジア」

Amazonで人気のペット用の除菌・消臭剤「ペレッティー」と「プリジア」を使い比べてみました。

どちらもペットが舐めてもOKな安心安全性高い除菌消臭効果をうたったペット用の除菌消臭スプレーです。

うちには4匹の猫がいますので、主にその猫たちが使用しているトイレの除菌消臭用として実際に使ってみて比較してみています。

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ペレッティーとは

動物病院で使用されている ” 瞬間・劇的に臭いが消える!” プロ用 消臭・除菌剤。ペットの食器や食事、トイレ臭にも直接吹きかけて瞬間消臭!★細菌からウィルスまで99.9%強力除菌!★人やペットの体にも安全な獣医師が使用しているプロ用製剤です。人体や動物に有害な二酸化塩素やエタノール、界面活性剤、防腐剤等は一切使用しておりません。

商品紹介でデメリットを書く馬鹿正直な業者は殆どいないでしょうが、上で引用させてもらった文面意外にも凄いうたい文句ばかりが並び過ぎている点が性格が歪んでいる私にとっては逆に胡散臭さを感じてしまいました。

Amazon内での紹介欄では獣医さんらしき人物が診察時にペットを乗せる台にペレッティーを吹き掛けている写真が写っていますが、動物病院&獣医名の記載がないのも×。

特徴的なルックスなので、もしかすると名前なんか載せなくても知られているくらい超有名な獣医さんなのかも知れませんが、少なくても私は誰だか知らん。

プリジアとは?

こちらは上のペレッティーをAmazonで見つけた際に関連商品として出てきたもので、ペレッティーとは逆でAmazon内のページでは何の説明も一切書かれていなかったため、公式サイトを探して説明を読む必要がありました。

ペレッティーみたいな商品紹介もどうかとは思うものの、商品説明が一切無いのもこれはこれで適当すぎてどうかとは思います。

実際Amazon内では売れているようだし、レビューの評判も割と良いようだったからペレッティーの対抗馬と勝手に認定して購入して使ってみましたが。

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ペレッティー vs プリジアの比較

値段の比較

  • ペレッティー500ml・1,996円
  • プリジア400ml・1,378円

2019年10月時点でのAmazon調べ。

どちらも詰め替え用の大容量ボトルやパックが販売されていますので、そっちを買って詰め替えれば更に安くはなるものの、どちらも一般的なペット用の除菌消臭スプレーと比較するとかなり割高

もっとも香りでごまかす安価な消臭スプレーとは異なり、どちらも猫が舐めてしまっても安心安全とうたっているくらいですから、ペットたちへの安全性を考えれば安い出費だとは思いますけども。

hiroa
hiroa

物価高騰のあおりを受けたから?か、2022年時点でプリジアは1,800円に値段変更されています

配合成分

ペレッティーとプリジアの配合成分の違い
ペレッティーとプリジアの配合成分の違い
配合成分の違い
  • ペレッティー・次亜塩素酸ナトリウム0.010%、水99.910%(安定型次亜塩素酸ナトリウム濃度:100ppm)
  • プリジア・次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン、水(次亜塩素酸濃度:100ppm(弱酸性))

成分的には「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸」の違いがあるようです。

  • 次亜塩素酸
  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 次亜塩素酸水

似て非なるものではあるそうですが、除菌消臭剤効果に関しては大差ないと厚労省の資料がアップされていました。

もちろん含有量や、これらの主成分に加える添加物によって除菌消臭剤効果に違いが出るとそれぞれの製造メーカーはサイト上でうたっています。

例えばこのメーカーだと次亜塩素酸水の方が次亜塩素酸ナトリウムよりも優れると受け取れるように記載している。

「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素系漂白剤の成分(キッチンハイター等々)ですから「本当にペットが舐めても大丈夫なの?」という疑問はあるものの、ペレッティーの場合はやたらと含有量が少なくほぼ水と言っても良いようなので、確かに問題は無いのかも。

効果の違い

hiroa
hiroa

私の臭覚的には違いは全く分からず

消臭効果に関しては用途にもよるでしょうけど、私の使用用途(システムトイレの猫砂への除菌消臭)だと、どちらを使っても効果の実感はできますが、時間が経つとやっぱりどちらを使っても結果的には猫砂は臭ってしまいました

どちらもスプレーした直後は塩素系の不快な臭いがしますが、徐々に薄れていく感じ。

ちなみに猫のトイレは猫砂を頻繁に交換する必要がない

ユニチャームのデオトイレ(猫砂はシリカゲルで棒状のサンド)といういわゆるシステムトイレを設置しています。

猫の調子が悪かったりすると、おしっこした部分がいつまで経っても色が戻らず濃い色に変色したままになったりするので、その際はその部分だけ取り除くし、大の時はご丁寧にしっかり埋められているので、ビニール袋を使って周りの猫砂ごと綺麗に取り除きますが、基本的にこのタイプのトイレは猫砂を取り除く必要がない代わりに、おしっこが何回も通過した猫砂を使い続けるため、時間が経つとどうしても臭ってきます。

しかもうちの場合は猫の多頭飼いでトイレは4個設置し、4匹分(1匹は自力排尿が出来ないので実質3匹分)のトイレを置いてあります。

幸い一戸建てで室内はそれなりの広さがあるから、臭いの問題に関してはそこまで神経質にはなっていませんが、システムトイレの同じ猫砂を使い続ける不衛生さや、トイレ本体のプラスチック部分への菌の繁殖の方が問題なので、消臭よりもむしろ除菌を目当てで除菌消臭スプレーを使用しています。

ただし、猫砂への除菌効果に関しては私のような素人では測定することが出来ないため感想を書くことは出来ませんし、これに関しては両社製品を信じるしかないのが現実。

スプレーポンプの違い

スプレーポンプの違い
  • ペレッティー・多めの量が霧状に噴射される
  • プリジア・少量が霧状に噴射される

これに関しては明確な違いがあり、プリジアのスプレーポンプは噴霧される量が少な過ぎて猫砂への消臭除菌用としては使いにくかったです。

もちろん用途は様々で、猫のトイレ用の商品ではありませんから仕方がないのかも知れませんが。

使用用途によっては少ない量を噴霧可能なプリジアの方が使用量を抑えられるからお得感は感じるのかも。

また、全体的なボトルの作りに関してもペレッティーの方がかなり頑丈に作られている上に「ON・OFF」の切替が可能(子供の悪戯防止にもなる)な点が優れています。

詰め替え詰め替えで長期使用を考えた場合は、ペレッティーのボトルの方が遥かに耐久性に優れて使い続けられるのではないかと。

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個人的なオススメは?

この2種類で選ぶのであれば、個人的には猫砂の除菌消臭用途ならペレッティーの方をオススメします。

一番の決め手はスプレーポンプの使いやすさとボトルの丈夫さ。

シュッシュと広範囲に気持ちよくスプレー出来ますので、こちらの方が断然使いやすい。

まぁぶっちゃけそれくらいの違いだけで、実際に両方使ってみた印象としてはあとは本当に大差ないと思いました。

お勧めの他の選択

実はこの2商品の有効成分は「次亜塩素酸」や「次亜塩素酸ナトリウム」ですから、探せば遥かに安価な製品が多々存在していることに気付きました。

ジアニスト
ジアニスト

で、実際に今現在使っているのは、この「ジアニスト」という製品。

ペレッティーの空きボトルを利用して使っています。

希釈して使用するタイプなので、ペレッティーやプリジアと比較して遥かにコスパに優れるし、成分も大差ないようだし、希釈するのは水道水を使って薄めるだけだから簡単だし・・・と、むしろこの手の製品の方コスパに優れてオススメなのかも知れません。

この手のコスパに優れる「次亜塩素酸」は他にもAmazonなんかで大量に売られていますので、希釈して使うことに抵抗がないなら、どれでもお好きな物をチョイスされると良いかもです。

もちろんペット用に限らず台所からお風呂場、下駄箱等々の様々な用途の除菌消臭に使えるから、ハイターとか買って使うよりも全然お得なようでした。

ジアニストをリピートしました

ジアニストがなくなったからまた購入しようとしたところ、コロナウイルスの便乗値上げでAmazonで倍の価格で販売されていました。

ただし、あくまでも取り扱い業者が便乗値上げをしているだけで、ジアニストを製造販売している業者さんは通常価格で販売してくれているようでしたのでリピートすることに。

ヤフーと楽天内に「ジアニスト」というそのままの店名で2/15日現在、送料は別途必要になってしまいますが、2500mlを通常価格の1,000円程度で販売してくれています。

手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効

厚生労働省が公式サイトでこのように記載して以降「次亜塩素酸」が売れまくっているからか、便乗値上げでどこの業者も軒並み値上げしている中、値上げをせずに良心的な価格で販売を続けてくれているので、微力ながら応援したいと考えています。

ジアニストパウダーに

その後も色々と試してみた結果、私はこのジアニストパウダーに変更して使っています。

コスパ、効果等様々な点を考慮すると恐らくこれが一番良いと思うので、ご興味ある方は。

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