ファット・カンパニーから発売された「からかい上手の高木さん」のフィギュアです。
帰宅したら身に覚えのない宅急便が届いていて「何だろう?」と開けてみたらこのフィギュアでした。
いつ頃注文したのか調べてみたら、なんと約8か月前の2018年6月11日。
ヤフーショッピングの店舗で買っているので、ヤフーメール宛に発送の段階でメール来ていたようですけど、普段ヤフーメールとか全然チェックしていないので全く気付かず…。
フィギュアの世界は予約注文が常なので、在庫品以外は注文しても届くのが半年、1年先はザラな上に先延ばしになることもしばしば。
アニメも見終えてだいぶ経ってしまうとすっかり熱が冷めてしまうので、もう少し事前に準備しておくとか出来ないものですかね?この業界。
「からかい上手の高木さん」付属品
フィギュア本体の他に
- 土台
- 椅子
- 机(文房具つき)
この3つのみ。
机に並べられた高木さんの文房具類は接着済みなので、位置を変更したり出来ない形。
この点評価は分かれそうですが、個人的にはパーツとして付属されると紛失したり壊したりしてしまうことがあるんで、この形の方がベターかなとは。
「ねんどろいど」のような沢山のパーツが付属するフィギュアもありますけど、結局は箱の中にしまったまま出すことが殆どないし、写真撮ったりする際もこんな形で固定されていると楽なので。
椅子や机は軽くて貧弱でプラスチック?っぽい素材で塗装も並。
金属のパイプ部分はもう少しメタリック感だったり、使用済み感を出した塗装だとベストでしたが、まぁこんなもんでしょうか。
ちょっと離れて見ればちゃんとそれなりに見れますし。
机や椅子の木材の部分の塗装もベターっと単色で塗られているだけなので、もうちょっと木目感が出てると尚良しですけど、まぁこれもこんなもんかな。
逆に文房具類はかなり丁寧に作られていて、ノートの罫線なんかもリアルだし、教科書の印字も何が書かれているのか分かりそうなくらいリアルな仕上がり。
ちなみに椅子とノートにはそれぞれ高木さんを設置した際にずり落ちにくいように窪みが彫られていました。
土台はデコマス写真上では透明で丸いアクリルの土台でしたが、教室の床をイメージした土台が付属してきました。
見た目的に木材には見えず、床にも見えない程度の微妙なクオリティではありますが、線の部分が盛り上がっていたりと、ひと手間かけられているのは間違いない。
透明なアクリルの土台よりはマシなのかも知れません。
高木さんの造形
メインの高木さんの造形に関してですが、個人的には「顔(表情)を除けば」文句なしだと思います。
高木さんのスタイルは非常に綺麗でリアルですし、縮尺でおかしな印象もありません。
ただ、肝心の顔がちょっと違和感あるのかなぁとは。
これデコマスの写真を見た段階で個人的に「あれ?」って印象を受けていて、注文するのも止めるか悩んだくらい。
このフィギュアはこのキービジュアルをベースに製作されているのですが、なんかこのアニメの中の高木さんの写真とフィギュアの顔が違うんですよねー。
どうも、口角から目の下までの長さがフィギュアの方が長いのが違和感を感じる原因なのかな?と個人的に。
フィギュアの方が顔がちょっと面長になっているというか。
アニメの表情よりも大人っぽいというか。
ただし、デコマスの写真よりは届いたフィギュアの方がよりアニメの高木さんの顔に近いような印象は持ちましたし、フィギュアのクオリティは十分でちゃんと可愛らしく作られているのは間違いない。
高木さんの塗装
色味的にはこれがフィギュア素の状態の色でしょうか。
肌色は個人的に好きな色というか綺麗に見える色味で、絶妙な色白よりの綺麗な肌色なんじゃないかと感じました。
まぁフィギュアの肌色って個々で好みが分かれるでしょうから、あくまでも私の個人的な好みの色って話ではありますが。
目の下が赤く塗られている(高木さんは中学生なのでチークではない)のですが、これも本当に絶妙な色加減でほんのり赤く染まっていて顔の肌色を綺麗に見せているのかも。メリハリがついているというか。
制服やスカートもかなり丁寧に塗られていて、シワや陰影までリアルに表現されています。
髪の毛に塗られていない塗装ハゲの部分があったり、ちょっと雑な部分はあったりはしますが、全体的にはクレームをつけたくなるレベルの塗装ミスは私の個体ではありませんでした。
髪の毛はハイライトやシャドウの塗り分けはあまり目立たず、単色でベタ塗りされているような印象を受けますが、違和感は特に感じません。
黒のハイソックスはクリア塗装?なのかハイライトが入るように塗られているし、上履きの裏までリアルだし、全体的に塗装は値段の割(12,000円くらいで購入)には満足です。
高木さんフィギュアの残念な点
高木さんの目線(視線)がおかしい
これデコマス写真の段階で気付いていたのですが、高木さんの目線(視線)が明らかに隣の席に座っている西片ではなく、斜め上の誰だか知らない男子生徒を見てしまっています。
元となるキービジュアル(上の公式ツイッターの写真)上ではちゃんと視線は隣の西片なのに、これは明らかにおかしいなと。
椅子と机にフィギュアが固定されるように穴が開いていて、フィギュアが動かないように固定される形になりますから、西片の方を向かせようとすると机ごと傾けなければいけません。
何かしら意図があっての高木さんのこの顔の向きなのかも知れませんが、個人的にはキービジュアル通りに隣の席の西片を見ていて欲しかったなと。
腕やスカートに色移り
机の上の腕をはめ込む窪みに高木さんの腕を固定する際、かなりキツキツだったためか、机に固定した状態から再度腕を外してみたら腕に色移りしてしまいました。
腕の方はノートの罫線の赤と青が、スカートの方は摩擦でちょっと溶けたような状態に…。
全体的には満足度は高い
デコマス写真見た段階では買うのを止めようかと思いましたが、個人的には届いたフィギュアの方がデコマス写真よりもむしろ良かったので、何だかちょっと得したような気分でした。
気に入らなかったら開封しないで即そのまま「フリマアプリにでも」と考えていましたけど、無事デトルフの中に入ることに。
ちなみに、Amazonのレビューで「手と袖口にゴムが」とか書かれていましたが、私の個体にそのような付着物は全くありませんでした。
余談ですが、高木さん役の高橋李依さんが歌う高木さんのエンディングの曲を集めたサントラアルバムがAmazon Musicで聴き放題なんですけど、これがまた秀逸なのでオススメ。
昔のJ-Popのヒット曲のカバーばかりなんだけど、透き通るような美しい歌声なので、聴いていてとても心地良い気分にさせられます。
アニメは2期の制作が決まりましたし、またまた楽しみ。
そうそう、出来れば西片のフィギュアも個人的には欲しいかも。
このアニメって高木さんはもちろん、西片も可愛いんですよねー。
並べて飾ってあげたいので、ファットカンパニーさん是非。
からかい上手の高木さん2
ファット・カンパニーからまた高木さんのフィギュアが発売されるとのこと。
原型師は前回と同じiTANDiさんという方のようですが、今回のフィギュアの方が顔がアニメの高木さんに似ているような印象。
ただ、髪の毛の前後の貼り合わせ部分が露骨に目立つのが個人的には気になるかも。ぐるっと一周みたいだし。
西片は需要が無いようで(苦笑)フィギュア化されないようです。
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