本格的に寒くなり出してきたので、暖かそうで肌触り等が良い毛布をと思ってネットで探して見つけた「三井毛織」の日本製スーピマコットン毛布。
これぞ日本人が誇れるメイドインジャパン!って感じの良品でしたのでご紹介。
三井毛織とは
日本一の毛布の街「泉大津」で、毛布を作り続けて60余年の老舗で、日本製の寝具素材にこだわって製造しているメーカー。
カシミヤやアルパカ、キャメル等の上質な素材を使用した商品も沢山製造しているようです。
通常は製織や染色が国内で行われるだけで「日本製」と表示できますが、三井毛織ではより厳しく規定。製織から縫製加工まで、すべて国内で行われた場合のみマークの使用を認めています。
一概に中国製が悪いとかいう気は更々ありませんけど、特に老舗企業、工場の熟練工がこだわって作る「日本製」の商品はやっぱり格が違うよなという印象は日本人だからやっぱり持ちますよね。
スーピマコットンとは
世界中の全綿花生産量の約1パーセント未満しか採れない、大変希少性の高いスーピマコットン。繊維が長く、含まれる油脂分が高いことから、やわらかな肌ざわりでとても着心地が良く、耐久性があり、絹のような光沢と発色のよさが特徴の上質な綿です。
私は肌が弱くて被れやすいこともあって、洋服類もデザイン性より着心地を選ぶ方なので、既にスーピマコットンのTシャツは数枚持っていて(ユニクロとHAREのTシャツ)その着心地の良さは分かっていました。
そのスーピマコットンで作られる毛布だったら間違いないだろうという事で今回この三井毛織の毛布を購入しています。
三井毛織のスーピマコットン毛布の良いところ
ちゃんと「スーピマ超長棉」100%と書かれていて、「大阪 JAPAN」の文字も。
サイズは140cm×200cmと普通のシングルサイズかな?多分。
素材のスーピマコットンはクラボウの物だそう。
こんな大きいスーピマコットンで眠れるとか贅沢すぎる。
ヘリが丁寧!
上の写真に写っているように、ヘリの部分が丁寧に縫われていました。
毛布って大体ヘリの部分からへたってくるからこういう処理してあると長持ちしそうです。
肌触りが抜群!
書くまでもありませんが、柔らかくて抜群の触り心地です。
コットンですけど、シルクとかに近い肌触り。
もちろんコットンだから全くチクチクしません。
肌が弱い私はウール(素材によってはウールもチクチクしませんが)よりもコットン毛布の方が好みです。
まぁ本当は肌に優しくてより暖かいカシミヤの方が良いでしょうけど、うちは猫4匹いて結構ガリガリとやられちゃうから、寝具類とかにはそんなにお金は掛けられません。
暖かい!
起毛してあるので暖かさは十分。
ウール素材とかの方が当然より暖かいでしょうが、寒がりじゃない私はこのくらいの暖かさで十分かな。
逆にオールシーズンで使えそうだし、コットンだから通気性も良いから、夏でも蒸れずに使えそう。
適度なボリューム感と重さ
折りたたんだ状態で厚みが約13cmくらいで重さは約1.3kg。
本当に「みっちり詰まっている」って感じ。
洗濯機で洗える
これは結構重要ですよね。
いちいちドライクリーニングとか出しに行くの面倒だし。
匂いが殆どしない!
新品の寝具って嫌な臭いとか、嫌じゃなくても何らかの臭いがしたりして、それが嫌で最初は洗ったりするんですが、この毛布はほぼ無臭でした。
個人的には満点!
とても気に入りましたし、個人的には何一つ文句はありません。
素材がスーピマコットンという事で到着前からある程度良い物と予想はしていましたが、まさに予想通り。
これで今年の冬は気持ち良く熟睡できそうです。
ちなみにこの毛布は楽天で6,990円でした。
スーピマコットンでこの品質、日本製でこの価格はかなりお買い得かなと。
ただ、この毛布がこの価格なのは私で最後だったみたいで、今現在は12,000円で売られています。
この毛布の他にも上質な素材や変わった素材(カシミヤ、キャメル、ヤク、アルパカ、デンセル、コットン等)を使った日本製の素晴らしい寝具類が手頃な価格で沢山揃っているので、三井毛織 楽天市場店オススメです。(ヤフーショッピングの方は作ってる途中なのか、楽天の店よりも全然商品が揃っていませんでした)
玄関マットのおまけつき
そうそう、玄関マットのおまけが付いてきました。
厚手でもなく、サイズも小さいけど有難いですね。
オープニングプレゼントとの事なので、今だけ貰えるみたい。
追記
約2か月間毎日使い続けてきましたが、当初の滑らかな手触り、肌触りから起毛が凄くなってきてザラザラになってしまいました。
起毛した方が暖かさは増すでしょうが、個人的にはシルクのような滑らかさが気に入っていたのでこれはかなり残念。
場所によってバラつきがあるから頻繁に摩擦が起こっている部分(私は寝相が悪い)だけこんな感じになっているみたい。
これが進むと「毛玉だらけ」って事になるんでしょうけど、今のところは毛玉までは出来ていません。
ちなみにタオルケット代わりに使っているので、体の上に直接かけていて一度も洗濯はしておらず、直射日光を避けて陰干ししていますが、匂いは殆どしません。
特に「抗菌防臭」のタグとか付いていなかったはずですけど防臭効果もあるのかな?
それと記事中でHAREのTシャツをスーピマコットンと書きましたが、私が所有しているHAREのTシャツの素材は「GIZA45」の間違いでした。大変失礼致しました。
GIZA45も大変希少なコットンでこのTシャツも着心地抜群ですからオススメです。
洗濯してみましたが
洗濯機で洗って完全に乾かしてみましたが、残念ながら写真通りで毛羽立ちは全く戻りませんでした。
届いたばかりの最初の風合いが素晴らしいだけにそれが損なわれる点はやっぱり残念ですが、これは仕方がないのかな。
2年使用してみて
2年間毎日(旅行でホテル等の布団を使う時は別ですが)使い続けていますが、毛羽立ち以降の状態をずっとキープし続けていて、もう毎日なくてはならない存在に。
書いた通りで、買った当初のシルクのような肌触りが約2か月程度で失われてしまった点は残念でしたが、柔らかで肉厚な感触はそのままだし、とても丈夫でオールシーズンで使えるのが気に入っています。
防臭効果が高いからかオッサン臭くもならないから洗濯も必要最小限で済むし、本当に欠点らしい欠点が見つかりません。
この毛布は本当に買って良かったと思うし、破れたりしない限りは一生使うつもりです。
コメント
今暖かい毛布を探していて、この商品をみつけたのですが、今の時期でも使用できそうな保温力かを教えていただけないでしょうか。(商品案内の説明文ではウールのようとなっていたので使用されている方におききしたいと思いまして)
コメント有難うございます。
この毛布は安い綿毛布よりは全然暖かいので、掛け布団次第では真冬でも十分使えます。
実際私はこの上に掛け布団だけで過ごしています(関東住まいですけど)。
ただ暖かさを最優先で毛布をお探しなら
やはり素直にウール等をお買い求め頂いた方が宜しいかと思います。
それとこの毛布を使い続けてみて気になった点を追記しておきましたが、
かなり起毛が激しくなってきて表面がザラザラになってしまいました。
hironeko様
追記までありがとうございます。大変参考になりました。
若干アレルギーがあるのと、これからの時期使えるので綿毛布でこれが暖かいとなっていたのでどうかなと思っていました。
使っていると毛羽たってきてしまうのが少し気になりますね。洗濯等で元に戻るとよいのですが。
ご丁寧に有り難うございます。
なるほど。
アレルギーに関しては私は分かりませんが、この毛布は一年中使えるかなと思います。
毛羽立ってしまったのは仰る通りで残念でした。
気に入っていた手触りにもモロ影響しますし。
洗濯は書いた通りでまだしていないので、してみたら追記しておきます。
こんにちわ。
三井毛織の綿毛布に興味を持って調べていたところ、こちらに辿り着きました。
長期に渡って実際に使用された詳細なレビュー、参考になります。
一点、お聞きしたくコメントさせていただきました。
ショッピングサイトのレビューを眺めていたところ「綿埃?がつく」「翌朝になると紺色のシーツが毛だらけで掃除機がけが大変」といった内容を散見しました。
実際、そんなに毛が抜けるのでしょうか?
それとも使用当初、こなれてくるまでとかにあるのでしょうか?
よろしければ教えて下さい。
コメント有難う御座います。
購入当初から2022年現時点でも毛が抜けたりというのは全くありません。
ただ、写真にある通りで、うちのは三井毛織で現時点で販売されていない
スーピマコットンの物なので、他の綿毛布のケースだとあるのかも知れません。
お役に立てず申し訳ありません。
事前に問い合わせてみると良いかも知れませんね。