キャラクターがデフォルメされた小型フィギュア「ねんどろいど」を写真撮影する際に、背景としてドールハウスを利用される方が結構いらっしゃるようなので、私も真似してドールハウスを組み立ててみることに。
ドールハウス初心者で、どこで何を買えば良いのかすら分かりませんでしたが、とりあえずAmazon内であれこれ探してみたところ、激安でなおかつ「初心者用」と書かれたドールハウスを発見!
レビューには「ねんどろいど用」に買われた方の写真入りのレビューもありましたので、とりあえずこれを買ってみようと。
ドールハウス「子猫物語」
詳細は不明ですけど、Amazonお馴染みの中国製のドールハウスのようです。
開封してみると、
- 木材パーツ
- 紙パーツ
- 布パーツ
- アクリルケースパーツ
等に分かれて綺麗にパッケージングされていました。
分かりやすいマニュアル
マニュアルの言語は中国語ですが、ちゃんと写真入りなので、見やすくて分かりやすく、順番通りに丁寧に組み立てて行けば誰でも作れそうな感じ。
が、「ちょっとこれは…」ってレベルで細かいので、たまたま遊びに来ていた妹に作られてしました(^_^;)
私は初心者向けのプラモデルとかでさえ途中で投げ出してしまうくらい不器用で短気で面倒臭がりで根気がない性格なので、頭に来て壊す前に素直に妹にパスしちゃいました。
「じゃあ何で買ったんだ?」と突っ込まれそうですが、Amazonの商品ページには完成図の写真しかなかったし、初心者用と書かれているし、もっと簡単なものだとばかり思ってしまいまして…。
接着剤等の同梱なし
- ハサミ
- カッター
- 定規
- 木工用ボンド
- のり
- ピンセット
カッターやハサミが入ってないのは値段から考えても当然とはいえ、木工用ボンド等の接着剤まで一切入っていませんので、これらは自前で用意する必要がありました。
また、電気をつけられるギミックがあるので、単四電池2本も別途必要に。
紙パーツが酷い
私が「作れそうもない」と速攻でサジ投げた一つがこれらの紙パーツ類。
コスト削減のためなのか、結構なパーツをこのようなペラッペラの紙(一部厚紙を接着)で作る必要があります。
丁寧に切って、折り曲げて、のり付けすりゃいいだけなんだけど「あああぁぁ!!」と絶叫して破ってしまいそうなくらい細かくて面倒臭そうでした。
花なんかはこんな感じであらかじめ作られているし、棚とかは木材がちゃんとカットされた状態で入ってはいるんですけどね。
家に電気をつけられる
簡単に配線して単四電池2本を用意すれば部屋に電気がつけられます。
ちょうど良い明るさの暖色系の灯りで、雰囲気バッチリ!
ただ、ちゃんと配線しているはずなのに、何故かこの1つしか灯りが点灯せず。
本来は3箇所点灯するようなのですが…。
猫の置物が酷い
「子猫物語」の名前通り、ドールハウスの主役として子猫の置物(フィギュア)が付属してくるんですが、これのクオリティが酷すぎてビビりました。
なんか怖いわ…。
子供見たら泣くだろこれ。
まぁ「激安だしな」で無理無理納得したけど。
アクリルケースが
この価格にも関わらず、アクリルケースまで付属する(3枚のアクリルパネルを自分で接着する)のですが、
間違いなく接着して組み立てたはずなのに、何故かサイズが合わず被せることが出来ませんでした。
ドールハウス「子猫物語」完成写真
僅か10時間ほど(妹談)の作業時間で完成した「子猫物語」の完成形はこんな感じ。
パッと見1,200円以上のクオリティの印象は素直に受けました。
基本的な枠組みは木製パーツが多いからか、安っぽさは殆ど感じません。
紙で作る飾り物等々、うちの妹も私もサジを投げたため、花瓶に入った花束とか、バッグとか実際はもう少し物が多くなります。
それにしても、うちの妹は私に似て「雑な性格」だったことが判明…。
「何でクッションがこんなにデカイんだよ!」と言いたくなったものの、グッと堪えました。
妹自身もこの手のドールハウスの製作は初めてだったとはいえ、額縁も雑だし、このクオリティなら私でも作れたかも…。
ねんどろいどを置いてみた
完成したドールハウスに「ねんどろいど」を置いてみるとこんな感じ。
ねんどろいど用としてはちょっとサイズは小さいかな?
「ねんどろいど」のサイズは各フィギュアによって多少バラつきあると思うのですが、私はこの青葉ちゃんと、ハガレンのエドとアルしか持っていません。
これよりもっと小さめサイズのねんどろいどならピッタリハマるのかも。
そのエドを立たせてみるとこんなサイズ感。
エドの身長でさえこのハウスはちょっと小さめかも…。
って「ねんどろいど」上ではエドの身長は平均サイズだと思うけど。
ドールハウス「子猫物語」まとめ
多くの方々が予想するよりも遥かにクオリティが高いドールハウスだと感じました。
ちょっと小さいのは確かですが、ねんどろいどのフィギュア写真用の背景としても十分使えると思います。
説明書通りに組み立てれば、初心者でもそれなりに作れちゃうし、手先が器用な方なら更に綺麗に仕上げることが可能でしょう。
ただし、激安な分、組み立てはなかなか大変だし、特に紙を切り貼りして作り上げる紙のパーツ類を全部作ろうと考えると気が遠くなります。
余談ですが、今回の写真は全て富士フイルムのXF10でJPEG撮影した写真をリサイズしてみました。
ライティングとか適当でシッカリ撮影してみたわけじゃないんだけど、評判高い富士フイルムの色とかどうですかね?
殆どの写真を単にVelviaで撮影してみたけど、色の再現性とかかなり微妙な気が…。
単焦点だけどデジタルテレコンで画角をフルサイズ換算で35mm、50mmと簡単に変えられたり、MacにWi-Fiで飛ばせるので、色さえ良ければMacのプレビューで開いてリサイズして即ブログ用の画像として使えるんだけど。
もう少しちゃんと使ったらXF10のレビューも書きたいと思うんだけど、今のところの感想としては、イマイチかなとは。
小猫日記だそう
正式名称は「小猫日記」だそうです。
製作動画。
やっぱ器用で丁寧な人が作れば仕上がり具合が全く違いますな。
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