富士フイルムでWALL DECOR(ウォールデコ)という額装された写真プリントを作ってもらいました。
このようなインターネットを利用したプリントサービスは探せば多々ありますが、富士フイルムなら品質は間違いないだろうとの個人的な判断でウォールデコをお願いしています。
WALL DECOR(ウォールデコ)って?
額装までセットになった飾りやすい写真プリントで、専用サイト上からPCやタブレット、スマホから写真を選択して注文し、宅急便での発送まで行ってくれるため、自宅にいながら商品の受け取りまで完了する手間いらずのサービス。
いちいち店舗に足を運ばないで済むから、このご時世にとてもマッチしたサービスなのかも知れません。
WALL DECOR(ウォールデコ)注文した商品
台座の種類やプリント紙、サイズ等々の様々な組み合わせがあって紹介が難しいので、詳細は公式サイトをご確認頂くとして、私が今回購入したウォールデコは以下になります。
- ミュージアム A4 グロッシー
- キャンバス A4
ミュージアムはウォールデコのサイトから引用すると、
「写真展などでも、人気が高いプロフェッショナル仕上げ。平滑性に優れた金属製の写真貼付面と台座とのセットで写真が浮いたように見え美しい仕上がり」
とのことで、ちょっと値段が高めの商品。
グロッシーというのは紙の種類で、これも特徴のあるペーパー5種類から選択可能なのですが、本当は「ディープマット」という無光沢のペーパーを選択したつもりだったのに間違って注文してしまったようで、光沢ありのグロッシー(標準)が来てしまいました。
キャンバスはその名の通りで「キャンバスに印刷した絵画のようなタイプ」とのことなので、一枚欲しいなと思って注文しました。
サイズはどちらもA4サイズでお願いしています。
なお、注文自体はスマホやPCからウォールデコのページにアクセスし、専用の注文ページからJPEGの写真をオンラインでアップすることで注文から決済まで完了するので誰でも簡単に注文できます。
こちらで用意するのは作ってもらいたいと考えているJPEGの写真だけ。
注文時に専用のアプリが開くので、ここで簡単な補正や文字入れ等なら可能でした。
写真は両方共にα7Sという1200万画素しかない低画素機で撮影した写真でしたが、A4サイズなら全く問題なくプリントしてもらえているので、余程昔のスマホやガラケー等で撮影した写真じゃなければ何の問題もなく作ってもらえるかと。
ちなみに金額は2枚で10,450円(税込)。
ただ、初回注文時の割引クーポンが使えたので、実際に支払った金額は8,882円でした。
支払い方法は多々用意されているため、クレジットカード利用したくない人でも困ることはありません。
WALL DECOR(ウォールデコ)到着!
今回注文したのはGW中の5月4日だったため、通常よりも遅くなるとの話でしたが、それでも5月12日には届きました。
発送はヤマト便で、こんな感じのびっくりするほど大きなダンボール箱で届いたので、発注したウォールデコのサイズを間違えてしまったのかと焦りましたが、
中を開けたら厳重に梱包してあっただけでした。
ここまで手間とお金をかけた梱包なら多少雑に荷物を扱われても破損することはなさそう。
WALL DECOR(ウォールデコ)のクオリティ
ミュージアム(グロッシー)のクオリティ
今回作ってもらったのはうちの猫の写真で、こちらがA4サイズのミュージアムのペーパーが標準ペーパー「グロッシー」。
上記した通りで、ペーパーは本当は「ディープマット」でお願いしたつもりでしたが、グロッシーも実物はなかなかでした。
ペーパーの説明書きにあった通りで、一般的な艶ありのペーパーで、高品質で長期間劣化しづらそうな印象です。
サイズ比較でiPhone13mini並べていますが、A4ですからさすがに大きくて存在感があります。
ミュージアムは金属製の写真貼付面に木枠の台座がセットになっている商品ですが、こんな感じで木枠の台座と写真はマジックテープで貼り付けてある形。
私はこのまま飾るから外しませんが、木枠の台座は簡単に外れるから、台から外して写真部分だけ飾るのもありかも。
台座がちょっと安っぽい印象ですが、これを外すと写真部分は質感の良いアルミ?ステンレス?なので、質感重視なら外して棚に置いたりするのも良いと思います。
ミュージアムA4の重量は台座込みで276gと非常に軽量なので、壁掛けするのも容易。
なお、注意書きとして「角が鋭利の為、お子様のいるご家庭などでは注意が必要」との記載がありますので、お子さんがいるご家庭は気を付けたほうが良さげです。
写真のパネル部分のクオリティですが、これはさすが富士フイルム品質でこちらの予想通りのクオリティに仕上がっていました。
ほぼほぼ満足ですが、ちょっとした不満点は以下の「WALL DECOR(ウォールデコ)の注意点」の項目に記載しておきます。
キャンバス A4のクオリティ
WALL DECOR(ウォールデコ)のキャンバスになります。
こちらも同じA4サイズのはずなのですが、若干ミュージアムよりも小さいサイズでした。
説明書き通りで、近づくと油絵のような印象で表面はザラザラしていて面白いペーパーです。
このキャンバスはかなり人気が高いようで、ウォールデコのサイト上にも「人気」とマークが入っていました。
金属製の写真貼付面に木枠の台座のミュージアムに対し、キャンバスのほうは木枠に鋲を打ち付けて作られています。
裏面はこんな感じ。
キャンバスもクオリティは非常に高く、かなり満足しています。
離れると写真、近づくと油絵っぽく見える特殊なペーパーですが、私のこの写真だと「猫の目」や「絨毯」のディテールも潰れずにちゃんと表現されているので、被写体選ばずどんな写真でもOKの感想は持ちました。
キャンバスA4の重量は169g。
ウォールデコの飾り方
ウォールデコの公式サイトにも飾り方の記載がありますが、
普通に飾り棚にでも置いたり、
100円ショップでも売られているこの手のフックを買って家の壁紙に吊り下げてもOKで自由に飾ると良さげ。
その際このような水平器があると平行に飾れて便利です。
ちなみにこのダイソーのミニフックを使って壁掛けする場合は、300gまで耐えられるとの記載はあるものの、重いほうのミュージアムなら念の為2個使って壁掛けすると良さげ。
ミュージアムの木枠の厚みがあるため、フック部分をちょっと広げる必要はありましたが、こんな感じで簡単に壁掛け出来そうです。
WALL DECOR(ウォールデコ)の注意点
イメージと異なった明るさと色味
出来上がった写真の色味や発色に関しては非常に綺麗で文句はないものの、写真の明るさがだいぶ違って仕上がった点は気になりました。
ここにアップしている写真(画像)は補正をかけているから明るめに見えますが、こちらのイメージとしては更に明るい写真で、実際に注文時に使用したJPEGデータの写真も明るかったはずなのですが、届いた写真はかなり暗めの仕上がりに。
私が注文に使用したMacはRetinaディスプレイを搭載したiMac 5Kで、Retinaディスプレイは高解像度でハイコントラストのモニターということもあるのと、
モニターの明るさは常にこのくらいで明るめに設定していることも影響しているのかも知れませんが、いずれにしてもお願いしたイメージよりもかなり暗めで届いています。
私が利用しているモニターと、JPEGデータをアップロードしてそれを見てくれている富士フイルムの担当者のモニターは同じモニターや同じ明るさ等の設定のはずは無いので、どうしても明るさや色味に相違は出てしまって当然なんでしょう。
LED蛍光灯の反射で見えにくく
光沢があるペーパーのグロッシーはもちろん、光沢がないキャンバスでも室内のLED蛍光灯の反射で見えにくくなることがあります。
もちろん光が写り込まない場所に飾れば良いだけなのですが、キャンバスでもこのように光の加減でこのように見えなく(見えづらく)なるため、設置場所はあらかじめ検討したほうが良いかもです。
まとめ
このような本格的なプリント商品を作ってもらったのは初めての経験でしたが、非常に満足度の高い商品でとても気に入りました。
それなりに値段は高めですが、このクオリティなら納得ですし、また作ってもらいたいと心底思います。
が、なんとウォールデコも値上げだそう・・・。
しかも、8~94%とよく分からない値上げ幅で。
ウォールデコが8~94%のどれに当たるのかが記載されていないため、値上げ幅は不明ですが、もし94%とかだったら・・・。
値上げは2022年6月1日からとのことなので、この記事アップしている頃には値上げになっているみたい。
残念ですけど、アレもコレもことごとく値上げしてますから仕方がないのかも知れません。
それでも大きく値上げしない限りは私はまた作ってもらうつもりです。
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