エプソンのインクジェットプリンター複合機 カラリオPX-049Aを購入して使い始めました。
私とプリンターとの付き合いはかれこれ20年近くになるでしょうか。
初めて購入したのはエプソンのプリンターで、それ以降ずっとエプソンを使い続けてきましたが、純正インクのあまりのコスパの悪さに辟易し、Canonに浮気し、
最近までCanonの「MG6130」という複合機を使っていました。
あまりにも酷すぎたCanonのMG6130
インクのコスパの悪さに辟易してエプソンからCanonに変えたのに、MG6130は更に酷かった…。
半年くらい一度も使わず放置していただけなのに、何故かインクが激減。
年賀状印刷するのに久々に電源を入れると「インクを補充しろ」と言ってくる。
しかもMG6130は6色インクのプリンターだから、6色のいずれか1つでもインクが切れたら使えなくなってしまいます。
もちろん初期不良の可能性もあったのかも知れませんが、購入時に付属してきた最初の純正インクの時点でこんな感じでしたから、即詰め替えインクの使用を決断。
以降、純正インクを買うことは殆どありませんでした。
プリンターをエプソンのPX-049Aに変更した理由
そんなわけで、「MG6130が壊れたら次は他のメーカー」と決めていました。
もうCanonのプリンターは金輪際買わんと。で、最近壊れたため買い換えました。
故障箇所はシアンのみですが、ICチップが認識しなくなり、インク交換できなくなりました。
今のプリンターインクにはご丁寧にICチップが搭載されており、このICチップをプリンター認識しないと新しいインクタンクを入れたとしてもエラーメッセージが流れて印刷することが出来なくなります。
私が純正インクを殆ど使わず、詰め替えインクと互換インク(こっちは一度だけ)ばかりを使ってきたせいも当然あるのでしょうが、とにかくICチップが認識しなくなり、インクを替えても使えなくなり壊れてしまったため買い替えました。
エプソンに戻してみた理由は、エプソンがエコタンク搭載モデルのような商品を出してきて、インクで稼ぐ悪しきインク商法にメスを入れようと考え始めている?点を評価してみてです。
あとは単純に私がプリンターに求める機能「安価、複合機、Wi-Fi」でCanon以外で調べるとこの「PX-049A」がヒットしたから。
エプソンプリンターPX-049Aの詳細
PX-049Aの付属品
本体の他に
- 4色詰め替えインク
- 電源ケーブル
- ソフトウェアディスク
- 説明書各種
特にこれと言った特徴的な付属品は一切なく、いたって普通の付属品類。
PX-049Aの主な特徴
- スキャナー&コピー機能
- 小さめサイズでスッキリ置ける
- 4色顔料インクで普通紙くっきりプリント
- 無線LANで置き場所が自由に
- スマホ・タブレットからプリント
ちなみにWi-Fiは11ac非対応ですから、電波障害受けやすい場所に設置した場合はWi-Fi機能が使えなくない可能性もあるかも知れません。
チープな質感のPX-049A本体
同じ複合機のCanonのMG6130がガッチリしていたのもあって、PX-049Aのチープな質感が余計目につきました。
プラスチッキーで本当にショボい質感。ただしそのお陰でこれだけ軽量なのでしょう。
パカっと穴が空いたままの本体全面。
プリンターヘッド交換時に持ち上げた本体を支えるレバーは手動式で、レバーを引っ込める場合は自分で穴の中に戻してやる必要がありました。
給紙方法は昔ながらの背面のみ。
MG6130は本体内に用紙を収納出来たので、用紙を入れっぱなしでも埃がつきませんでしたが、これは用紙入れっぱなしはダメ(というか埃がつく)っぽい。
私は普段は使い終えたらプリンター本体ごと戸棚に収納しちゃうので問題ありませんが。
PX-049Aの軽量コンパクトな本体
MG6130と比較すると半分くらいの重量に感じ、サイズも幾分小さくなったから取り扱いは容易。
両機共に複合機でスキャナーとコピー機能までつきますが、MG6130が重かったせいもあってか驚異的な軽さに感じました。
PX-049Aは「無線LAN対応最新モデル」で、家の中ならどこからでも印刷可能ですから、置き場所を固定して使えるプリンターです。
そのため設置場所に置いたら特に動かす必要性もなく、重量は関係ないと言えばないものの、私は普段殆どプリンターを使用しないし、普段は戸棚に収納しておいて、使いたい時だけプリンターを取り出す使い方をしているので、重量が軽くて取り扱いが容易なのはとても便利。
PX-049Aはスキャナーとコピー機能つき
PX-049Aは複合機なので、スキャナーとコピー機能がつきます。
スキャナーとコピーはあって困る機能ではないし、あればやはり便利。
たまーに免許証のコピーが必要になったりもするし。
PX-049AはWi-Fi対応
Wi-Fi機能に関してもMG6130が対応していて使い勝手の良さを十分理解していたから必須機能でした。
うちはApple製品だらけだから、本当はAirPrint対応モデルが欲しかったけど、値段が高くなるからこれで我慢。
当然Wi-Fi対応なので、家のどこにプリンターを置いてもケーブルで繋ぐことなく印刷することが出来て本当に便利。
ただ、何故かWi-Fiの設定が上手くいかず、最初はエラーが出て繋げませんでした。
説明書通りに設定しているのに何故エラーが出たのかは不明。
再度やり直したら問題なく接続出来ましたが。
PX-049AはEpson iPrint対応
AirPrintには対応していないものの、エプソン独自の「Epson iPrint」アプリに対応しているため、このアプリを使用すればスマホやiPad等からでも印刷することが出来ます。
便利なWebサイトの印刷に関しては、当然ですがSafariからではプリント出来ませんので、Safariで見て気になったサイトのURLをコピーし、Epson iPrintの「Web」ボタンを押して出てくる専用ブラウザにURLをペーストして表示させて印刷する必要がありました。
この専用ブラウザはお気に入り登録も可能ですけど、AirPrintのようにダイレクトに印刷できず、一手間必要になるのはやはり面倒かも。
それでもスマホ閲覧中に「ちょっと印刷しておきたい」といった時には便利かも知れません。
印刷設定は印刷範囲や「フチあり・なし」なんかもちゃんと選べるし、使い勝手はまずまず。
その他、写真のメニューにある通り、写真印刷やスキャナー、コピー等々や、
インク残量の確認までEpson iPrintアプリを使用すればスマホで出来ちゃうようです。
あとはEpson Connectというクラウドサービスに登録すると、外出先から自宅のプリンターを利用できたりするみたい。
私はクラウドサービス自体セキュリティが怖くて使っていないので、このサービスは使いませんけど。
- Safariで印刷したいWebページを開く
- 共有ボタンをタップ
- 表示される画面の下段のアイコンからiPrintを選択
こんな形。
PX-049Aの印字速度と動作音
印字速度は電源オン時のアイドリング時間も含めて全く問題なし。
MG6130の方が遅かったくらい。
音のうるささも特に気になりません。インクジェットプリンターとして極々普通かと。
逆に言うと音が静かってこともありませんが。
PX-049Aの印字品質
通常印刷する分には全く不満はありませんが、インクが4色ですから写真を綺麗に印刷する用途には不向きかも知れません。
写真プリントの品質を6色インクのMG6130と比較できれば良かったのですが、MG6130は壊れているし、そもそも純正インクじゃないから正確な比較は出来ませんでした。
ちなみにMG6130はサードパーティ製の詰め替えインクでもWeb印刷等であれば十分綺麗でしたが、PX-049Aはまだ試せていません。
詰め替えインクを試す機会があればその際は追記しておきます。
PX-049Aのインクの減り
まだ購入から1か月程度でインクも満タンのままでどの程度インクが減っているのか不明な状態。
これもあとで追記しておきます。
エプソンPX-049Aのファーストインプレッション
そんなわけで久々のエプソンのプリンターPX-049Aですが、MG6130があまりにクソすぎたせいもあってか、今のところまあまあ好印象。
書いた通りで驚くほどチープな質感ですが、そのお陰で非常に軽量ですし、サイズもコンパクト。
プリント、コピー、スキャンが出来る複合機で、Wi-Fi接続やスマホからの印刷も可能で7,000円くらいの値段もまずまず安いのではないでしょうか。
あとは今プリンター内に入っている購入時に付属してきた純正インクの減り具合がどの程度かによって最終的な評価を付け加えたいと思います。
MG6130のように半年放置していざ使ってみたら「インク補充しろ」とか言ってきたら「やっぱエプソンもCanonも変わらねー」の評価になるし、逆にMG6130よりインクの減りが全然良さげなら「やっぱプリンターはエプソン」になるかと。
今現在プリンターを使用する機会があるとするなら、郵便局のクリックポストの伝票刷るのに使うくらい。あとは何かで免許証のコピーが必要になったら刷る程度かな。
そんなわけで最終的な評価は年賀状印刷の時期になると思います。MG6130同様に全く使っていないのに、インクを補充しないと年賀状がプリント出来ないなんてことがなければ良いのですが…。
ちなみにPX-049Aで使用する純正インクは、2017年8月現在4色セットがアマゾン価格調べで3,654円で単色は1色あたり約1,000円。
6色インクタンクのMG6130の場合は純正6色セットのBCI-326が同じくアマゾン価格調べで約5,000円程度ですから、比較すると多少割高かも。
まぁ、とにもかくにもインクの減り具合次第ですが。
PX-049Aのインクの減りは異常かも
この記事書いて10日後の追記になりますが、ちょっとWeb印刷する必要があったため、iPadアプリのEpson iPrintを開いたら、こいつこんなこと言ってきやがるんですが…。
記事書いた日に数枚刷っただけで、それ以降始めての印刷ですけど、何でブラックも他もこんなに減ってるのこれ?
ただ、このiPadのiPrintアプリからは何故か印刷も正常にできない、印刷範囲も変更できない、とまともに動作しませんでしたので、もしかするとこのインク残量のメモリも正常に表示されていない可能性は考えられるかも知れませんが…。
また気付いたことがあれば随時追記しようとは思いますけど、何だかスゲーがっかり。
念のためPCの方でもインク残量のステータスを確認してみたところ
やはりこんな感じでタブレットで確認したインク残量と一緒でした。
これはやっぱりダメかも知れんね。
9/16日時点のインク状態
備忘録も兼ねて、印刷したら追記していくことに。
というわけで、9/16日にクロネコヤマトの送り状を印刷(カラーでA2枚)したので追記しています。
インク残量のステータスは写真撮り忘れてしまいましたが、上の写真の状態と変わらずでした。ちょっと安心。
9/24日時点のインク状態
クリックポストで荷物を出荷するのに9/23日にまた1枚印刷しました。
ちなみにクリックポストの伝票の印字はA4の紙に刷る形にはなりますが、1枚当たり印刷範囲はA4の1/4のサイズで、写真で見えている通り、色は赤と黒のみを使う形。
何度も書いてきている通りで、今の時点でもA4でたった数枚しか印刷していないにも関わらず、ブラックは更に減り、マゼンタはクリックポストの赤で減ったのか、イエローとシアンよりちょっと減った格好。今後も印刷する度に追記していきます。
11/5日時点のインク状態
ヤマトの宅急便で1件荷物を送ることになったので、ヤマトの「送り状発行システムC2」を利用してA4で2枚カラー印刷しました。
前回と比較するとブラックとカラー全般のインク残量が若干ながら減ったような感じ。
購入以降に印刷した枚数が10枚程度でこのインクの減りのペースをどう考えるかですけど、全く使ってもいないのに、いつの間にかインクが減ってしまっていたCanonのMG6130に比べるとマシかなとは。
また刷る機会があったら今後も追記します。
年賀状を印刷してみて12/20日
年賀状を宛名印刷まで含めて28枚印刷(うち1枚は試し刷り)してのインク残量。
インク残量表示が今までと異なるのは、今まではPC、今回はiPadで確認しているからです。
年賀状をエプソン純正のiPadアプリ「スマホでカラリオ年賀2018」で印刷した際にiPadで確認できるステータスを写しました。
プリントしたのは下に写っている犬のシルエット柄で、赤のみのシンプルな年賀状。
そのため、前回からマゼンタと黒のインク残量がかなり減った格好。
それにしても年賀状28枚刷っただけでマゼンタがここまで減るとは…。
もちろん11/5日から今回年賀状を作成した12/20日までは1枚も印刷していません。
年賀状は家族があと30枚ほど印刷予定なので、それが済んだらまた追記します。
年賀状を追加印刷してみて1/6日
年賀状は結果的に追加で更に29枚印刷しました。
年賀状は上にも書いた通りで、赤のみのシンプルな柄のみを印刷したのと、宛名印刷で黒を使用したため、インクはブラックとマゼンタが大きく減った形。黒は何故か今回はあまり減りませんでしたが。
これでプリンターを使う一大イベントが終了。今後はまた月に1回印刷するかどうかって頻度になりますから、最初に付属してきたインクのみで1年くらい持ちそうかな?
これなら純正のインクを購入し、壊れるまでPX-049Aを継続使用しても良いかなと現状では考えています。
そんなわけで追記していくのは一旦これで終了します。あとはインク交換の時にでもまた。
コメント
購入の際の参考になりました!
ありがとうございました!
多少なりとも参考になれたのなら嬉しいです。
嬉しいお言葉有り難うございました!
頻繁に使っていますがインクの減りは問題なしですよ。
インクジェットの性質上クリーニングやつまり防止の機能が働くので使わなくてもインクが減るのはしかたないかと思います。
私の場合互換インクですのでなおさらインクの減りは問題なしですね(;^_^A
エプソンの方でしょうか?
私のは書いた通りですが、問題ないとのことで情報有難うございます。
もしかすると私の個体が故障していた可能性もあるのかもですね。