この間「泉精器」のシェーバーIZF-V55Sを購入したばかりだったのですが、やはり私の濃いヒゲに耐えられなかったのか、早くも剃りづらくなってしまったため使用を断念し、別のシェーバーを購入することに。
たまたま現在3,000円のキャッシュバックキャンペーン中だったこともあって、昔愛用していたブラウンを久々に購入してみました。(なお、IZF-V55Sは正月に来たヒゲの濃くない弟にあげました)
ブラウン何でこんなに分かりづらいんだ!
私のシェーバー歴は「ブラウン→パナソニックのラムダッシュ→泉精器」と使ってきているので、最初に使っていたブラウンのシェーバー(10年以上前)自体久々だったこともあり、まずはどのような製品が売られているのかネットで下調べをしましたが、まぁ分かりづらい。
現行のブラウンのメンズシェーバーは「シリーズ9」が最もランクが上なのはすぐに分かったから、とりあえずシリーズ9を買うことだけは直ぐに決まったものの、
- 9297cc
- 9296cc
- 9295cc
- 9292cc
- 9291cc
- 9290cc
- 9280cc
- 9260s
- 9250cc
- 9242s
- 9240s
公式サイトで紹介されているシリーズ9だけでなんと11機種も存在します。
その公式サイトで
各機種の性能比較を5機種までまとめて比較することが可能なのですが、例えば上5機種(9297cc、9296cc、9295cc、9292cc、9291cc)を選んで比較してみると、なんと全部性能が一緒。
よくよく見るとボディの色とか取り扱い店舗だけが異なる?のかな?とにかく分かりにくいし、調べるのがいちいち面倒臭かった。
最もコスパに優れるシリーズ9を探す
私の希望としては、
- 現行のシリーズ9であること
- 最上位の剃り味の「ハイブリッド5カットシステム」搭載
- 自動アルコール洗浄システム(洗浄器)
とシリーズ9の目玉機能のこの3つが備わっていればどれでも良かったので、11機種の中から最も安い商品を探してみたところ9250ccがヒットしました。
最上位機種9297ccと9250ccの違い
最上位機種の9297ccにある機能で最下位機種の9250ccに無い機能は、
- 防水設計、丸ごと水洗い
- 残量表示が数字
この2つ。
防水設計はあれば嬉しいですが、自動アルコール洗浄システムで洗浄すれば水洗いする必要性が無いし、私のヒゲの濃さだと、夜風呂で剃っても翌朝には生えて来てしまうので、風呂剃りもしない、使い終えたら毎回洗浄器にポンで充電も自動で行われるから充電表示ランプは確認する必要性も無い。
と考えて剃り味に関わる機能が最上位機種と一緒で、洗浄器が付属するシリーズ9中最安の9250ccをチョイスしました。
ちなみに9250ccの下には9242s、9240sの2機種がありますが、どちらも自動アルコール洗浄システム(洗浄器)が付属しないのでやめました。
洗浄器には専用の洗浄液が必要でコストが掛かるのは以前使っていて知っていたものの、やっぱり毎回アルコール洗浄した方が刀の剃り味の持続性が違うんです。これはパナのラムダッシュでも一緒でした。
とここまではシリーズ9から自分が希望する機種を選んだ段階までの話でした。
ほんとブラウン分かりづらいわ。一体何なんだろこれ?
これでシリーズ7まで含めて考えたらと思うと面倒臭くてゾッとする。
って言うか、上記はあくまでも私が独自に調べた情報なので、誤りがあったら大変申し訳ありません。
ブラウンシリーズ9 9250ccの詳細
9250cc外観
届いた9250ccを触ってみての第一印象は「値段の割に安っぽい!」。
側面は握りやすいようにラバー加工が施されたグリップを採用していますが、黒い部分はプラスチッキーで本当に安っぽい。3,000円で買った泉精器のIZF-V55Sの方がまだ高級感があります。
もしかすると上位機種になればここら辺のボディの質感が上がるのかも知れませんので、ボディの質感にもこだわる方は購入前に家電量販店でチェックした方が宜しいかと思います。
洗浄器も同様に安っぽいです。
ただし、私はシェーバーに性能を求めても、そこまでうるさく質感までを求める気は無いのでこれで十分。それより剃り味第一で。
付属品
- シェーバー本体
- 自動アルコール洗浄システム(洗浄器)
- 洗浄液カートリッジ
- 電源コード
- クリーニングブラシ
- シェーバーケース
- マニュアル
特別変わった付属品はありませんが、私は柄がついて長いタイプのシェーバーブラシしか見たことが無かったので、この短いブラシにはちょっと驚きました。
あとは普通のシェーバーは網刃保護の透明なプラスチック製のカバーがつくのですが、写真の通りこのシェーバーにはそれがなく網刃が剥き出し。これも初めてだったので驚きました。
ケース自体は割とハードな素材でしっかりしているので、使用後(洗浄後)には必ずケースにしまって保管するようにしています。
自動アルコール洗浄システム
洗浄液カートリッジは洗浄器の後ろをパカっと上げて押し込む形で特に難しいことは何もありません。
カートリッジは約30回の自動クリーニングで交換する必要があります。
洗浄器にシェーバーを乗せれば自動充電、ボタンをポチッと押せば自動クリーニングが始まります。
この洗浄器無しのタイプもあって、その場合は自分で使用後にキレイキレイつけて水洗いした後に乾かして専用オイルをつける必要がありますが、こちらの洗浄器を使えば、洗浄から除菌、潤滑化(オイルの必要無し)、乾燥まで自動で行ってくれるし、やはり毎回専用の洗浄器を使って洗浄すると刃が長持ちするので洗浄器つきがおすすめです。
ただ、この洗浄器は水洗いできないため、中に洗浄後のヒゲのクズや埃が入ったりするのが難点。
それとショボい質感と上記してますが、本当に安っぽくてショボいです。光沢ありのブラックだから、こんな感じですぐに埃がついてしまう点も嫌い。
自動アルコール洗浄システムの音の大きさ
洗浄時の音の大きさや、音が鳴る洗浄中の間隔はこちらの動画と全く同じで、音自体はかなりうるさいものの、大きな音が鳴るのは洗浄中の10秒くらいで、しかもこの音が鳴る洗浄回数自体が3から5回くらい(汚れ具合で自動判別?)で終わるので、それほど気になりませんでした。
洗浄後は音が小さい乾燥に入り、合計3、40分くらいで自動クリーニング終了って形。
自動アルコール洗浄システムの性能
ちょっと汚くて申し訳ありませんが、2日剃っていなかったヒゲを9250ccで実際に剃ってみて洗浄器に入れ、どの程度綺麗に清掃してくれるのか試してみました。
使用後でヒゲの剃りクズがたまった状態。
自動アルコール洗浄システムで洗浄後。残念ながらヒゲが少し残ってしまいました。
刃の方にも少し。
現在は毎日使用しているので、ここまで洗い残しは出ませんが、それでも毎回洗浄後にパカっと開けて確認し、洗い残しがあったらブラシで手動で落としています。
9250ccの剃り味
現行品のシリーズ9はブラウン独自の「ハイブリッド5カットシステム」を搭載していて、毎分1万回の音波振動が肌を震わせ、寝たヒゲや様々な方向に生えた剃りにくいヒゲを効率的に捕らえ、1度でより多くのヒゲを剃りきるとの事。
刃は肌との摩擦が少ないチタン加工を施した極薄リフトアップ刃。
個人的な印象としては、剃り味はかなりシャープでバリバリ剃れます。ただし、深剃りはイマイチな感じ。
これは深剃りと共に肌への優しさもうたうシェーバーだからあえてなのかも。
もう少し奥までと思って肌を伸ばしたりしてなんとか剃ろうとするのですが、あと一歩剃れないって感覚。
ブラウン、ラムダッシュ、泉精器の剃り味比較
少し前まで使っていたパナソニックのラムダッシュ(5枚刃)、泉精器のIZF-V55Sと今回のブラウンの9250ccを冷静になって剃り味だけを考えると、
- ラムダッシュ5枚刃→9250cc→IZF-V55S
って感じだったかな。
深剃りに特化して考えた場合だとIZF-V55Sの方が9250ccより良かったかも。最初だけは。
個人的な感想に過ぎませんが、私の感覚だとラムダッシュが一番深剃り出来たと思います。
もっともIZF-V55Sはずば抜けて安価(3,000円くらい)ですから、上位機種で5枚刃もある他社2製品との比較で考えてみても、価格の割に非常に優秀なシェーバーなのは間違いない。
その他9250ccで気になった事
網刃と内刃セットが8,000円
このシェーバーは網刃と内刃が一緒のタイプなので、替刃を購入する際はセットになった1個を買えば済みますけど、その分アマゾンで約8,000円と非常に高額です。
約18か月(1年半)で交換してくれとのことなので、このコストも結構バカにならないのは事前に知っておいた方がいいかも。
アルコール洗浄液6個で3,000円
自動アルコール洗浄システムの中に入れるアルコール洗浄液ですが、こちらは半年分6個がアマゾンで3,000円。
月500円換算程度だから、これで手洗いよりも簡単で綺麗にしてくれると考えれば私は安いとは思いますが、この必要コストに対する考え方も個々で様々でしょうね。
「毎回使用後にキレイキレイつけて水洗いすりゃいいだけだから洗浄器自体が必要ない」って考え方もその通りだとも思うし。
ちなみに私はヤフーショッピングがポイント大還元を行なっていた先月12月に、Joshinで12個(1年分)をまとめ買いしちゃいました。6個セット×2個を6,240円で購入し、1,426ポイント還元されるから4,814円で買えた計算。
3,000円キャッシュバックの手間
キャッシュバックキャンペーン中だったこのシェーバーの申し込み方法は2通りで、
- オンラインから応募
- 応募用紙をダウンロードして申し込む
のどちらか。
オンラインで応募する場合は「マイレピ」というP&Gが運営するサイト(ブラウンはP&G傘下)に個人情報を登録する必要性がありました。
大企業のP&Gが運営するサイトだから、安心と言えば安心だけど、あちこちの企業が個人情報の漏洩やらかしてる現状を考えるとあまり登録したくないのも事実。
応募用紙の場合はバーコード原本とレシートのコピーが必要になってきて、この応募用紙をプリンターで印刷して必要事項を記入して封筒に入れて送る必要あり。
3,000円戻ってくることを考えればそれほど苦にはならないのかも知れませんが、手間が必要だし、面倒臭がりの私は期限が1/31日までなのにまだ応募してなかったりしてます。
ブラウンシリーズ9悪くはないけど…
今回購入してみた9250ccの本体価格は私が購入した時点で28,500円だったのが、現在は価格コム最安で25,500円で3,000円のキャッシュバックがあるから、ブラウンの最新の最上位機種同性能のシェーバーとして考えれば決して高い買い物だとは思いません。
ただ、剃り味は良くても深剃りはイマイチ(だからこそ肌に優しいんだろうけど)で、高額な替刃(ラムダッシュは5枚刃で2,000円くらい安い)のことも考えると、個人的にはラムダッシュの上位機種の方が良いんじゃないかなとは。
ヒゲが濃くなくて深剃りが必要なければ安いシェーバーでOKでしょうし、深剃りが必要ならラムダッシュ5枚刃の方がブラウンよりベターかも。
ただ、9250ccは剃り味と深剃りを両立しているので、肌が弱い人は逆にブラウンの方がベターかなとも。
兎にも角にもブラウンにはもっと製品の簡略化をお願いしたいところ。
早い話、「シリーズ9」だったら洗浄器が付属するか付属しないかの違いで大別して4種類くらいで良いじゃん。
キャッシュバックマジでめんどくせー
期限切れになりそうなので、今手続きしていますが(追記です)、オンラインからだとハンパなくクソ面倒臭いです。
上記していますが、まずはマイレピとか言うP&G運営のサイトに登録し、住所含めた個人情報まで登録、その後ウェブ上でアンケート入力させられるのですが、
- どこで購入したか?
- 購入金額は?
- このシェーバー前に使っていたシェーバーの型番・機種名は?
みたいないちいち調べないと思い出せないような質問まで書かされた挙句、ご入力ありがとうございました。1週間から10日後に応募登録メールが届きますとのことで、まだ続きがあるそう。
この後はレシートやバーコードの写真を撮って送ったりとかするっぽい。
って言うか「箱から切り取ったバーコード」って箱捨てちゃった気が…。
ブラウンのシリーズ9は深剃りできない
半年くらい使ってみての追記になりますが、あくまでも個人的な感想だけど深剃りに関してはやはり全然納得行かず…。洗浄液を大量に購入していなければ、ぶっちゃけもう買い替えたいくらい。
ヒゲが非常に濃い私の個人的な意見に過ぎませんが、深剃りを第一に考えるならパナソニックのラムダッシュの方をチョイスした方が良いと思いました。
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